「ヒートマップやABテストの数字を確認するたびに管理画面を開き、レポートに書き写している」という方は多いのではないでしょうか。
Dejam MCPを使うと、ClaudeやChatGPTなどのAIツールに質問するだけで、Dejamのヒートマップ・ABテスト・LPのレポートをAIが読みに行き、答えを返します。確認した結果をもとに、ABテストの作成や記事LPの制作をAIへの指示で進めることもできます。
本記事では、Dejam MCPの接続手順から、結果の聞き方、作成の指示の出し方、料金と注意点までを解説します。
記事のポイント
- Dejam MCPは、Claude・ChatGPT・Cursor・Gemini CLIなどからDejamのデータを確認・操作できる機能
- 接続はAIツールに接続URLを登録し、Dejamにログインするだけ
- ヒートマップの要約、ABテストのパターン別CVRと勝率、LPの日別レポートを会話で取り出せる
- ABテストの作成や記事LPの制作もAIへの指示で進められる
- オールインワンプランにMCPクレジット500が含まれ、無料トライアルでも使える
目次
- Dejam MCPとは
- Dejam MCPでできること
- Dejam MCPの接続手順
- ヒートマップとABテストの結果を聞く
- ABテストと記事LPを作る
- Dejam MCPの料金
- Dejam MCPを使うときの注意点
- よくある質問
- まとめ
Dejam MCPとは
Dejam MCPとは、ClaudeやChatGPTなどのAIツールからDejamに接続し、ヒートマップやABテストの結果を確認したり、ABテストや記事LPを作ったりできる機能です。2026年10月に提供を開始しました。
MCP(Model Context Protocol)は、AIツールが外部のサービスのデータを読み書きするための共通の規格です(出典: Model Context Protocol 公式サイト)。MCPに対応したサービスであれば、AIツール側で接続先を登録するだけで、AIがそのサービスのデータを取りに行けるようになります。MCPの基本は「MCPとは?マーケティング業務での活用方法」で解説しています。
管理画面を開かずに済む
これまでヒートマップやABテストの結果を共有するには、管理画面を開き、期間と条件を指定し、数字をレポートや社内チャットに書き写す必要がありました。Dejam MCPなら、AIツールに「先週のABテストの結果を教えて」と聞くだけで、同じ数字が返ってきます。
分析の手間が減る分、何を変えるかを考える時間に回せます。
Dejam MCPでできること
Dejam MCPでできることは、大きく「確認」と「作成」の2つです。
| 区分 | できること |
|---|---|
| 確認 | ヒートマップの要約(スクロール到達率・クリックの多い要素・熟読の多い位置) |
| 確認 | ABテストのパターン別の訪問者数・CV数・CVRと、オリジナルより優れている確率 |
| 確認 | CMS(LP)の全体・PC・SP別、日別のレポート |
| 確認 | 公開中のページのURLから、そのページのABテストやヒートマップを探す |
| 確認 | タスク管理に紐づけたABテストを取り出す |
| 作成 | ABテストの作成 |
| 作成 | 記事LPの制作 |
| その他 | 機能の要望・質問・不具合をDejamの運営チームに送る |
ヒートマップは、CVしたユーザーだけ・初回訪問だけ・特定の流入チャネルだけ、といった管理画面と同じ絞り込みをかけたまま要約できます。GA4と連携しているプロジェクトでは、GA4の参照元やメディアでも絞り込めます。
Dejam MCPの接続手順
接続に必要な作業は、AIツール側での登録とDejamへのログインだけです。サーバーを用意したりプログラムを書いたりする必要はありません。
- Dejamの接続URLを確認する(Dejamをご利用中の方にご案内しています)
- 使っているAIツールのMCP(コネクタ)設定に、接続URLを登録する
- 表示されるDejamのログイン画面で、普段使っているアカウントでログインする
- AIツールに「Dejamで見られるプロジェクトを教えて」と聞き、一覧が返ってくれば接続完了
AIツールごとの登録画面の場所は、次の記事で解説しています。
- Claude: 「ClaudeでMCPを接続する方法」
- ChatGPT: 「ChatGPTでMCPを使う方法」
- Gemini CLI: 「Gemini CLIでMCPを設定する方法」
見られるのはログインしたアカウントの権限の範囲
AIツールから見られるのは、ログインしたDejamのアカウントが編集権限を持つプロジェクトのデータです。**AIに渡る範囲は、Dejam上の権限設定でそのまま管理できます。**代理店がクライアントごとにプロジェクトを分けている場合も、権限のないプロジェクトのデータは返りません。
ヒートマップとABテストの結果を聞く
接続できたら、まずは結果の確認から試すのがおすすめです。質問は日本語の話し言葉で構いません。
ヒートマップを要約させる
公開中のページのURLを渡すと、AIがそのページのヒートマップを探して要約します。
https://example.com/lp/ のスマホのヒートマップを、直近7日間で要約して。CVしたユーザーとしなかったユーザーで、熟読している位置の違いも教えて。
返ってくるのは、PV・セッション・訪問者数、スクロール到達率、クリックの多い要素、熟読の多い位置などです。ページのキャプチャ画像も一緒に渡るため、AIが「ファーストビュー直下の比較表で離脱が増えている」のように、画面上の位置と結びつけて説明できます。
ABテストの勝ち負けを確認する
https://example.com/lp/ で配信中のABテストの結果を教えて。オリジナルより優れている確率と、有意差が出ているかも。
パターンごとの訪問者数・CV数・CVRに加えて、ベイズ推定による「オリジナルより優れている確率」とカイ二乗検定のp値が返ります。数値は管理画面のサマリーレポートや結果メールと同じ集計です。
ABテストの進め方と結果の読み方は「ABテストとは?基本の仕組み・やり方」も参考にしてください。
LPの日別の推移を見る
公開中のLPの一覧を出して、そのうちCVRが一番低いLPの直近30日の日別レポートを見せて。
CMS(LP)の一覧から対象を選び、全体・PC・SP別と日別の訪問者数・CV数・CVRを取り出せます。週次の定例資料の下書きを作らせる用途にも使えます。
聞き方のコツ
- ページはURLで指定する: 名前で指定するより取り違えが起きにくい
- 期間とデバイスを明示する: 指定しないと「直近7日・スマホ」などの初期値で集計される
- CVを名前で指定する: 「購入完了のCVだけで」と言えば、AIが名前からCVを特定する
ABテストと記事LPを作る
結果を確認したら、そのまま次の施策をAIに指示できます。
ABテストを作らせる
さっきのLPのファーストビューの見出しを「〇〇」に変えたパターンでABテストを作って。配信比率は50:50で。
ヒートマップで見つけた課題から仮説を立て、その場でテストの作成まで進められます。DejamのABテストの種類と設定項目は「ABテスト機能」で確認できます。
記事LPを作らせる
この商品の記事LPを作って。ターゲットは30代の働く女性、悩みは〇〇。構成は「悩みへの共感 → 原因 → 解決策 → 商品紹介 → 口コミ → CTA」で。
記事LPの構成や書き方は「記事LPとは?通常LPとの違い・作り方・構成」でも解説しています。作成したLPは、DejamのLP制作機能でそのまま編集・公開できます。
**AIが作ったものは、公開前に必ず人が確認してください。**表現が薬機法や景品表示法に触れていないか、数字や事実が正しいかは、AIに任せきりにしない部分です。
Dejam MCPの料金
Dejam MCPは、オールインワンプラン(月額5万円〜)に含まれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プランに含まれる量 | MCPクレジット500 |
| 追加 | 1万単位で月額1万円(税別) |
| 無料トライアル | 利用できる |
AIツール側の料金は別です。ClaudeやChatGPTでMCPを使えるプランは、各AIツールの公式情報を確認してください。料金の詳細は料金プランのページにまとめています。
Dejam MCPを使うときの注意点
AIの要約は元の数字で確かめる
AIは数字を丸めたり、期間を取り違えたりすることがあります。**重要な判断に使う数字は、AIに根拠(期間・対象・CV)を必ず出させてください。**ABテストの結果には、管理画面のレポートのURLも一緒に返るため、元の画面で確認できます。
集計の前提を知っておく
- ABテストの集計に、ポストバックのCVは含まれません(管理画面と同じ)
- フォームのLPは、管理画面ではフォームの回答数をCVとしていますが、MCPのレポートは計測CVで集計します
作成の権限は社内で決めておく
ABテストや記事LPの作成をAIに任せると、施策のスピードは上がります。一方で、誰がどこまでAIに作らせてよいかは、事前に決めておくと安全です。MCP導入時の確認項目は「MCP導入のセキュリティリスクと対策」にまとめています。
できないことは要望として送れる
Dejam MCPでできないことをAIに頼んだ場合、AIが要望としてDejamの運営チームに送ることを提案します。送る内容は事前に表示され、同意したときだけ送信されます。
Dejamで分析から改善の実行までをさらに速くする
Dejam MCPと組み合わせると効果が大きい機能を紹介します。
ヒートマップ
クリック・クリックイベント・熟読・滞在・離脱の5種類で、どこで離脱し、どこが読まれているかを可視化します。MCPで要約を取り出せるため、ページ数が多いサイトでも課題のあるページを素早く見つけられます。
ABテスト
デザイン変更・リダイレクト・ポップアップの3種類のテストに対応しています。MCPで結果の確認からテストの作成までを会話の中で回せます。
LP・記事LP制作
ノーコードとコードを切り替えてLPを制作できます。AIに作らせた記事LPを、そのまま編集して公開できます。
よくある質問
Q. Dejam MCPはどのAIツールから使えますか?
A. Claude・ChatGPT・Cursor・Gemini CLIなど、MCPに対応したAIツールから使えます。AIツール側でMCPを使えるプランは、各ツールの公式情報を確認してください。
Q. 接続URLはどこで確認できますか?
A. Dejamをご利用中の方にご案内しています。無料トライアル中の方も利用できますので、お問い合わせからご確認ください。
Q. 公開APIはありますか?
A. 公開APIは提供していません。AIツールからの連携はMCPで行います。
Q. AIツールにDejamのデータを渡しても大丈夫ですか?
A. AIツールから見られるのは、ログインしたアカウントが編集権限を持つプロジェクトのデータだけです。AIツール側のデータの取り扱い(学習への利用など)は、各AIツールの規約と設定を確認してください。
Q. AI相談機能とは何が違いますか?
A. AI相談は、Dejamの管理画面の中でAIに相談する機能です。Dejam MCPは、普段使っているClaudeやChatGPTなどのAIツールから、Dejamのデータを確認・操作する機能です。
まとめ
Dejam MCPの要点は次の3つです。
- 接続はURLの登録とログインだけ。サーバーの用意やプログラムは不要
- ヒートマップ・ABテスト・LPの結果を会話で確認できる。数字は管理画面と同じ集計
- ABテストの作成や記事LPの制作までAIに指示できる。公開前の確認は人が行う
まずは「先週のABテストの結果は?」と聞くところから試してみてください。機能の概要は「MCP連携」のページにまとめています。
CVR改善ならDejam!AIへの質問から改善の実行まで
Dejamは、LP制作・ヒートマップ分析・ABテスト・AI自動解析をオールインワンで提供するCVR改善特化ツールです。MCP連携により、普段使っているAIツールの会話の中で、分析から改善の実行までを進められます。
Dejamが選ばれる理由
- 分析から実行までワンプロダクト: LP制作・ヒートマップ分析・ABテストを単一ツールで完結
- MCP連携: Claude・ChatGPT・Cursor・Gemini CLIなどからデータの確認と作成ができる
- 月額5万円〜利用可能: PV数に応じた従量課金
- ユーザー課金なし: 何名で使っても追加費用は発生しない
- ISMS認証取得: ISO/IEC 27001:2022 認証取得済み