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Notion MCPとは?設定方法と外部AIツールから使う手順を解説

Notion MCPとは?設定方法と外部AIツールから使う手順を解説

この記事でわかること

本記事では、Notion MCPとは何かと設定方法を、公式リモートMCPサーバーの仕組み・OAuth認証の流れ・できること(検索/読取/作成/更新)・ワークスペースオーナーによる権限管理までを解説します。Notionに蓄積した情報をAIから使いたい方が、何ができて何に注意すべきかがわかる内容です。

「Notionに施策の記録やナレッジを溜めているが、AIに読ませるには結局コピペしている」という状態になっていないでしょうか。

Notion MCP を使うと、ClaudeやCursorなどのAIツールから Notion のコンテンツを直接検索・読み取り・作成できるようになります。Notion 側が公式にホストするリモートMCPサーバーを提供しているため、自分でサーバーを立てる必要はありません。

本記事では、Notion MCPとは何かと設定方法を、公式ドキュメントの記述に沿って解説します。

記事のポイント

  • Notion MCP は Notion がホストするリモートMCPサーバー
  • 対応クライアントは Claude Code / Cursor / Codex
  • 認証は OAuth。認可した範囲がそのままAIから見える
  • できることは検索・読取・作成・更新の4系統
  • ワークスペースオーナーが Settings → Connections で管理できる

目次

  • Notion MCPとは
  • ローカルサーバーを立てる必要がない理由
  • 接続の手順
  • Notion MCPでできること
  • 権限管理の注意点
  • マーケティング業務での活用例
  • 導入前に確認すべきこと
  • よくある質問
  • まとめ

Notion MCPとは

Notion MCP とは、Notion が提供する リモートMCPサーバー です。公式ドキュメントは「Notion MCP is a remote MCP server hosted by Notion」と明記しています(出典: Notion 公式ドキュメント(Notion MCP))。

MCP(Model Context Protocol)は、AIアプリケーションと外部システムをつなぐオープンな標準規格です。Notion MCP はその規格に沿って、Notion のデータをAIツールに提供する窓口の役割を担います。内部では Notion API を使っています。

MCPそのものの仕組みは「MCPとは?マーケティング業務での活用方法と2026年最新仕様」で解説しています。

ローカルサーバーを立てる必要がない理由

MCPサーバーには、自分のPC上で動くローカルサーバーと、提供元のクラウドで動くリモートサーバーがあります。

種別トランスポート導入作業
ローカルMCPサーバーstdio(標準入出力)設定ファイルにコマンドを記述。Node.js等が必要
リモートMCPサーバーStreamable HTTPURLの登録とOAuth認証のみ

Notion MCP は後者です。そのため、設定ファイルに npx のコマンドを書いたり Node.js を用意したりする必要がありません。

なお、コミュニティや第三者が公開している Notion 向けのローカルMCPサーバーも存在します。設定手順を調べるときに「claude_desktop_config.jsoncommand を書く」形の解説が出てきた場合、それは公式のリモートサーバーではなく別の実装の手順です。どちらの話なのかを見分けてください。

接続の手順

公式が対応クライアントとして挙げているのは Claude Code、Cursor、Codex です。

ステップ1: MCPクライアント側で Notion MCP を追加する

各クライアントのMCP接続の設定画面から、Notion のリモートMCPサーバーを追加します。具体的な追加方法はクライアントごとに異なります。

  • Claude Code / Claude Desktop — Connectors の管理画面、またはMCP設定
  • Cursor — MCP設定
  • Codex — MCP設定

Claude 側の一般的なMCP設定手順は「ClaudeでMCPを接続する方法」で解説しています。

ステップ2: OAuth で接続を認可する

公式ドキュメントは「After you authorize a connection with OAuth, the MCP client can use Notion MCP tools」と記述しています。OAuth の認可が完了すると、クライアントが Notion MCP のツールを使えるようになります。

ここで自分の Notion アカウントで認可します。

ステップ3: ツールが使えるか確認する

接続後、AIツール側で「使えるツールを一覧にして」と聞くと、Notion MCP が提供するツールが認識されているか確認できます。

一覧に出てこない場合は接続が成立していません。 クライアント側のMCP設定と、OAuth の認可が完了しているかを確認してください。

Notion MCPでできること

公式ドキュメントが挙げている操作は次のとおりです。

できること内容
検索Notion および連携ソース(connected sources)内のコンテンツを検索する
読み取りNotion のコンテンツを読む
作成Notion のコンテンツを作成する / ページ・データベースを作成する
更新Notion のコンテンツを更新する

注目すべきは「連携ソース内の検索」です。 Notion に連携している外部ソースも検索対象に含まれるため、Notion を情報のハブにしている組織では検索の射程が広くなります。

また、読み取り専用ではありません。 作成・更新ができるため、「議事録を要約して新しいページに保存して」といった依頼が成立します。同時に、AIが誤って既存ページを書き換えるリスクもあるということです。

権限管理の注意点

公式ドキュメントは、ワークスペースオーナーが Settings → Connections でアクセスを管理できると記述しています。

MCP経由で取得できるデータは、通常そのサービス上のアカウント権限に紐づきます。認可したアカウントが見られるページは、すべてAIに渡る前提で考えてください。

具体的に注意すべき点は次の3つです。

1. 個人アカウントで認可すると、その人の閲覧範囲全体が対象になる

人事情報や未公開の事業計画が同じワークスペースにある場合、それも読める状態になります。AI連携用に閲覧範囲を絞ったアカウントを用意する運用が安全です。

2. 作成・更新ができる点を前提に承認を確認する

AIツール側の承認(approval)の仕組みが働いているかを確認してください。承認画面を流れ作業で押していると、意図しない更新が通ります。

3. ワークスペースオーナーの管理下に置く

個々のメンバーが勝手に接続できる状態にしておくと、誰がどの範囲をAIに渡しているかが把握できなくなります。Settings → Connections で組織として管理するのが前提です。

マーケティング業務での活用例

施策の振り返りを横断で読ませる

ABテストの結果や改善施策の記録を Notion に溜めている場合、「過去半年の施策記録を読んで、CVRが改善した施策の共通点を3つ挙げて」と依頼できます。1ページずつ開いて転記する工程がなくなります。

この用途では、記録の粒度が揃っているかが効きます。 施策名だけで結果の数値が入っていないページが混ざっていると、AIの分析も曖昧になります。

定例レポートをNotionに書き出す

作成・更新ができるため、「今月の数値をまとめて、レポート用のデータベースに新しいページとして追加して」という流れが1回の依頼で完結します。

ただし数字の根拠は必ず確認してください。 AIが要約する過程で丸めや期間の取り違えが起きます。どのデータをどう集計したかを出力させ、元データと突き合わせる運用にしてください。

施策の企画から実行までをつなぐ

Notion で企画を溜め、AIで整理したあと、実際に画面を変えて検証する工程が残ります。

Dejamのプロジェクト管理機能は、タスク・スケジュール・企画書フォーマットを一元管理し、改善の企画から実行まで同じツール内で完結させる設計です。Notion を全社のナレッジ基盤として使いつつ、CVR改善の実行はDejamで回す、という分担も成立します。

導入前に確認すべきこと

確認項目理由
使っているAIツールが対応クライアントか公式が挙げているのは Claude Code / Cursor / Codex
認可するアカウントの閲覧範囲その範囲すべてがAIに渡る
作成・更新を許すか読み取り専用ではない
ワークスペースオーナーの管理方針Settings → Connections で組織として管理する
AIツール側のデータ利用ポリシーMCPは経路の規格であり、渡した先の扱いは規定しない

セキュリティ全般の考え方は「MCP導入のセキュリティリスクと対策」で解説しています。

よくある質問

Q. Notion MCP を使うのに開発は必要ですか?

A. 不要です。Notion が公式にホストするリモートMCPサーバーのため、クライアント側でMCPサーバーを追加してOAuthで認可するだけで使えます。Node.js の準備や設定ファイルへのコマンド記述は要りません。

Q. Notion MCP はどのAIツールから使えますか?

A. 公式ドキュメントが対応クライアントとして挙げているのは Claude Code、Cursor、Codex です。各クライアントのMCP設定から追加します。

Q. Notion MCP は読み取り専用ですか?

A. 読み取り専用ではありません。検索・読み取りに加えて、コンテンツの作成・更新、ページとデータベースの作成ができます。そのため、AIが意図せず既存ページを更新するリスクを踏まえた承認運用が必要です。

Q. 会社のNotionを勝手に接続されないようにできますか?

A. ワークスペースオーナーが Settings → Connections でアクセスを管理できます。組織として管理方針を決めてから展開してください。

Q. Notion MCP に料金はかかりますか?

A. 公式ドキュメントにプラン制限の記載はありません。接続先のAIツール側で有料プランが必要になる場合があるため、両方の条件を確認してください。

まとめ

Notion MCP とは、Notion が公式にホストするリモートMCPサーバーです。要点は次の3つです。

  • 導入はURL登録とOAuth認可のみ。ローカルサーバーを立てる必要はない
  • 対応クライアントは Claude Code / Cursor / Codex
  • 読み取り専用ではない。検索・読取・作成・更新ができるため、権限と承認の設計が要る

最大の注意点は、認可したアカウントの閲覧範囲がそのままAIに渡ることです。閲覧範囲を絞ったアカウントを用意し、ワークスペースオーナーの管理下で展開してください。

MCPの基礎は「MCPとは?マーケティング業務での活用方法と2026年最新仕様」で解説しています。

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この記事の監修者

平井 翔吏

平井 翔吏

株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー

CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。

株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。

株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。

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