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ClaudeでMCPを接続する方法|設定ファイルの書き方とトラブル対処を解説

ClaudeでMCPを接続する方法|設定ファイルの書き方とトラブル対処を解説

この記事でわかること

本記事では、ClaudeでMCPを接続する手順を、claude_desktop_config.jsonの場所と書き方・Connectorsでの確認方法・実行前の承認の仕組み・つながらないときのログ確認まで解説します。Claudeに自社のファイルやSaaSのデータを読ませたい方が、設定でつまずかずに接続できる内容です。

「ClaudeにMCPを繋ごうとしたが、設定ファイルを保存してもツールが出てこない」とつまずいていないでしょうか。

ClaudeのMCP接続は、設定ファイルにJSONを書いてアプリを再起動する、という手順が基本です。手順自体は短いのですが、ファイルの場所を間違える・パスを相対パスで書く・再起動していないという3つでつまずくケースが多くあります。

本記事では、ClaudeでMCPを接続する手順を、公式ドキュメントの記述に沿って解説します。

記事のポイント

  • 設定ファイル claude_desktop_config.json の正確な場所
  • mcpServers の書き方と各項目の意味
  • Connectors 画面で接続を確認する方法
  • 実行前の承認(approval)がどう働くか
  • つながらないときのログの見方

目次

  • ClaudeのMCP接続に必要なもの
  • 設定ファイルの場所
  • 設定ファイルの書き方
  • 接続を確認する
  • 承認(approval)の仕組み
  • リモートMCPサーバーに接続する場合
  • つながらないときの確認手順
  • セキュリティ上の注意
  • マーケティング業務での活用例
  • よくある質問
  • まとめ

ClaudeのMCP接続に必要なもの

公式ドキュメントが前提として挙げているのは次の2つです(出典: MCP 公式ドキュメント(ローカルサーバーへの接続))。

Claude Desktop

macOS と Windows 向けに提供されています。既にインストール済みの場合は、Claudeメニューから「Check for Updates…」で最新版になっているか確認してください。

Node.js

多くのMCPサーバーは Node.js 上で動きます。ターミナルで確認します。

node --version

インストールされていない場合は、LTS(長期サポート)版の導入が推奨されています。

設定ファイルの場所

Claude Desktop の設定ファイルは、OSごとに次の場所にあります。

OSパス
macOS~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json
Windows%APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json

手で探すよりアプリから開くほうが確実です。 手順は次のとおりです。

  1. システムのメニューバーにある Claudeメニュー(Claudeウィンドウ内の設定ではありません)から「Settings…」を選ぶ
  2. 左サイドバーの 「Developer」タブ を開く
  3. 「Edit Config」ボタン をクリックする

このボタンは、ファイルが無ければ新規作成し、あれば既存のファイルを開きます。

つまずきポイント: 「Claudeウィンドウ内の設定」と「Claudeメニューの Settings」は別物です。アカウント設定の画面をいくら探しても Developer タブは出てきません。

設定ファイルの書き方

ファイルシステムサーバーを例にすると、次の形になります。

macOS の場合:

{
  "mcpServers": {
    "filesystem": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@modelcontextprotocol/server-filesystem",
        "/Users/username/Desktop",
        "/Users/username/Downloads"
      ]
    }
  }
}

Windows の場合:

{
  "mcpServers": {
    "filesystem": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@modelcontextprotocol/server-filesystem",
        "C:\\Users\\username\\Desktop",
        "C:\\Users\\username\\Downloads"
      ]
    }
  }
}

username は自分のPCのユーザー名に置き換えます。

各項目の意味

項目意味
"filesystem"Claude Desktop 上に表示されるサーバーの名前(任意)
"command": "npx"Node.js の npx でサーバーを起動する
"-y"パッケージのインストールを自動で承諾する
"@modelcontextprotocol/server-filesystem"サーバーのパッケージ名
以降の引数サーバーがアクセスを許可されるディレクトリ

args の後半に並ぶパスが、そのままアクセス許可の範囲になります。 ここに書いたディレクトリの中身は、Claudeが読み書きできる対象になります。

環境変数を渡す場合

APIキーなどを渡す必要があるサーバーでは env を使います。

{
  "mcpServers": {
    "brave-search": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-brave-search"],
      "env": {
        "BRAVE_API_KEY": "..."
      }
    }
  }
}

接続を確認する

設定を保存したら、Claude Desktop を完全に終了して起動し直します。 新しい設定を読み込んでMCPサーバーを起動するために再起動が必要です。

再起動後、会話の入力欄の左下にある「Add files, connectors, and more」のインジケーターをクリックし、「Connectors」にマウスを乗せて 「Manage connectors」 をクリックします。ここで設定したサーバー名を選ぶと、そのサーバーが提供しているツールの一覧が確認できます。

一覧が出れば接続成功です。 出ない場合は後述の確認手順に進みます。

承認(approval)の仕組み

ファイルシステムの操作を実行する前に、Claudeは必ずユーザーの承認を求めます。承認しなければ実行されません。

つまり「勝手にファイルを消される」ことは起きない設計です。ただし裏を返せば、承認を流れ作業で押していると意味がなくなります。 何をしようとしているのかを毎回読んでから承認してください。

リモートMCPサーバーに接続する場合

SaaSが提供する公式のMCPサーバーは、多くがリモートMCPサーバーです。この場合は設定ファイルにコマンドを書くのではなく、提供元が指定するURLを登録してOAuth認証を通す形になります。

例えば Squad beyond は https://mcp.mysquadbeyond.com/mcp を接続先として公開しており、Claude Code(Proプラン以上)から接続できます。詳しくは「Squad beyond MCPとは?できることと接続手順・料金の考え方」で解説しています。

ローカルサーバー(stdio)とリモートサーバー(Streamable HTTP)で手順が違うことが混乱の原因になりやすいので、接続先がどちらなのかを提供元のドキュメントで先に確認してください。

つながらないときの確認手順

公式のトラブルシューティングに沿って順に確認します。

1. サーバーが一覧に出ない場合

  1. Claude Desktop を完全に再起動する
  2. claude_desktop_config.jsonJSONの構文を確認する(カンマ・波括弧の閉じ忘れ)
  3. 設定したファイルパスが有効かつ絶対パスであることを確認する(相対パスは不可)
  4. ログを確認する(下記)
  5. コマンドを手動で実行してエラーを見る
npx -y @modelcontextprotocol/server-filesystem /Users/username/Desktop /Users/username/Downloads

この手動実行が一番確実な切り分けです。 ここでエラーが出るなら、Claude側ではなくサーバー側の問題です。

2. ログを見る

MCPに関するログは次の場所に出力されます。

OSパス
macOS~/Library/Logs/Claude
Windows%APPDATA%\Claude\logs
  • mcp.log — MCP接続全般と接続失敗の記録
  • mcp-server-SERVERNAME.log — 該当サーバーの stderr 出力

stdio のサーバーは stderr をログ全般に使うことがあるため、このファイルはエラーだけとは限りません。

tail -n 20 -f ~/Library/Logs/Claude/mcp*.log

3. Windows で ${APPDATA} のエラーが出る場合

ログに ${APPDATA} を含むパスのエラーが出る場合は、env に展開済みの値を明示的に追加します。

"env": {
  "APPDATA": "C:\\Users\\user\\AppData\\Roaming\\",
  "BRAVE_API_KEY": "..."
}

また、npm がグローバルにインストールされていないと npx が失敗し続けます。%APPDATA%\npm が存在するかで確認できます。無い場合は次を実行します。

npm install -g npm

4. ツール呼び出しが無言で失敗する場合

  1. Claudeのログでエラーを確認する
  2. サーバーがエラーなくビルド・起動できるか確認する
  3. Claude Desktop を再起動する

セキュリティ上の注意

公式ドキュメントは明確に警告しています。MCPサーバーは自分のユーザーアカウントの権限で動くため、自分が手作業でできるファイル操作はすべて実行できます。

したがって、

  • アクセスを許可するディレクトリは必要最小限にする。ホームディレクトリ全体を渡さない
  • 出所の分からないMCPサーバーを設定ファイルに書かない。設定に書かれた起動コマンドは、そのまま実行される

公式のセキュリティ文書は、悪意ある起動コマンドが設定に埋め込まれる攻撃パターンを具体例つきで挙げています。詳細は「MCP導入のセキュリティリスクと対策」で解説しています。

マーケティング業務での活用例

手元の資料を横断して読ませる

ファイルシステムサーバーで資料フォルダを渡すと、「この四半期のレポートを全部読んで、CVRが改善した施策の共通点を挙げて」といった依頼ができます。1ファイルずつ添付する手間がなくなります。

SaaSのデータを分析させる

利用中のツールが公式のリモートMCPサーバーを提供していれば、管理画面を開かずに横断の集計を依頼できます。取得できるデータは通常、そのサービス上のアカウント権限に紐づく点に注意してください。

分析結果を改善に落とす

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よくある質問

Q. Claudeの設定ファイルはどこにありますか?

A. macOS は ~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json、Windows は %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json です。Claudeメニュー → Settings → Developer タブ → 「Edit Config」から開くのが確実です。

Q. 設定を保存したのにツールが出てきません。

A. まず Claude Desktop を完全に終了して再起動してください。それでも出ない場合は、JSONの構文エラー、パスが相対パスになっている、コマンド自体が失敗している、のいずれかです。ターミナルで同じコマンドを手動実行するとエラー内容が分かります。

Q. Claude が勝手にファイルを操作することはありますか?

A. ありません。ファイルシステムの操作は実行前に必ず承認を求める設計です。ただし承認画面を確認せずに押し続けると保護が効かないため、内容を読んでから承認してください。

Q. Claude Code でも同じ設定ですか?

A. Claude Code は別のクライアントで、設定方法が異なります。またリモートMCPサーバーの場合は設定ファイルではなくURL登録とOAuth認証の形になります。接続先がローカルかリモートかを提供元のドキュメントで確認してください。

まとめ

ClaudeでMCPを接続する手順は次の4ステップです。

  1. Claudeメニュー → Settings → Developer タブ → 「Edit Config」で設定ファイルを開く
  2. mcpServers にサーバー名・commandargs を書く。パスは絶対パスで、許可範囲は最小限に
  3. Claude Desktop を完全に再起動する
  4. 「Manage connectors」でツール一覧が出るか確認する

つながらないときは、コマンドをターミナルで手動実行するのが最短の切り分けです。ログは ~/Library/Logs/Claude(macOS)に出ています。

MCPの基礎は「MCPとは?マーケティング業務での活用方法と2026年最新仕様」で解説しています。

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この記事の監修者

平井 翔吏

平井 翔吏

株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー

CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。

株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。

株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。

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