「LP制作におすすめのWordPressテーマ」を探していると、テーマの機能比較ばかりが出てきます。ですが、選ぶ前に確認すべきことがあります。
WordPressのテーマは、サイト全体に効きます。 すでにコーポレートサイトやオウンドメディアを同じWordPressで運用しているなら、LPのためだけにテーマを入れ替えることはできません。
この制約を先に確認しないと、比較表を眺めた末に「そもそも導入できない」と分かることになります。
本記事では選ぶ前の判断から整理し、テーマ内蔵のABテスト機能で足りるかまで解説します。
記事のポイント
- テーマはサイト全体に効くという制約と、その回避策
- LP制作向けテーマの主な選択肢
- テーマ内蔵のABテスト機能の守備範囲
- テーマを乗り換えるときに起きる計測の断絶
- 選定チェックリスト
目次
- 選ぶ前に確認すること
- 既存サイトがある場合の選択肢
- LP制作向けテーマの主な選択肢
- テーマ内蔵のABテスト機能はどこまでできるか
- テーマ乗り換えで起きる計測の断絶
- 選定チェックリスト
- よくある質問
- まとめ
選ぶ前に確認すること
WordPressは1サイトにつき1テーマです。 ここが他のLP制作手段と決定的に違います。
| 状況 | LP専用テーマを使えるか |
|---|---|
| これから新規にサイトを立てる | ✅ 使える |
| LP専用のドメイン・WordPressを別に用意できる | ✅ 使える |
| 既存のコーポレートサイトと同じWordPressで作りたい | ❌ 使えない |
| 既存のオウンドメディアと同居させたい | ❌ 使えない |
3つ目と4つ目に当てはまる場合、テーマ比較をしても意味がありません。 別の方法を選ぶことになります。
「LP制作におすすめのテーマ10選」といった記事の多くは、この前提を書かずに比較表を並べています。
既存サイトがある場合の選択肢
既存サイトのテーマを変えられない場合、方法は3つあります。
| 方法 | 内容 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 固定ページで作る | 既存テーマのまま、1カラム設定でLPを作る | 手間をかけずに始めたい |
| LP作成プラグイン | Elementor などのビルダーを追加 | デザインの自由度が欲しい |
| LP専用のWordPressを別に立てる | サブドメイン等で別サイトを構築 | LPを継続的に量産する |
| WordPress以外でLPを作る | LP専用ツールを使う | テーマ・プラグインの制約を外したい |
固定ページで作る具体的な手順は「【2026年版】WordPressで記事LPを作る方法|3つの手順と広告運用で詰まる5つのポイント」で解説しています。
「LP専用のWordPressを別に立てる」を選ぶ場合、サーバー・ドメイン・保守が二重になります。 LPを何本も作る予定がなければ、割に合わないことがあります。
LP制作向けテーマの主な選択肢
これから新規に立てる場合、または専用サイトを用意できる場合の選択肢です。
| テーマ | 位置づけ |
|---|---|
| LIQUID LP(LIQUID PRESS) | LP特化。WordPress公式サポートテーマ(公式の審査項目を通過) |
| Colorful | LP専用のロングセラー。ブロックを組み合わせて作る |
| OOPS!(TCD) | ABテスト可能なCTAを搭載。CV重視の設計 |
| THE THOR | SEO・デザイン重視の汎用テーマ。LPテンプレートを標準搭載 |
| DROP(TCD) | デザイン性重視。プラン・レビュー・FAQのブロックを標準装備 |
| Xeory Extension(バズ部) | 無料。シンプルな構成 |
価格や機能の詳細は、必ず公式サイトで確認してください。 テーマは改定が入るため、まとめ記事の情報は古くなります。
汎用テーマでもLPは作れる
SWELL Lightning SANGO JIN などの汎用テーマでも、固定ページを1カラムにすればLPは作れます。
すでにこれらを使っているなら、テーマを変える前に固定ページで試してください。 それで足りるケースは多くあります。
テーマ内蔵のABテスト機能はどこまでできるか
一部のテーマにはABテスト機能が付いています。 「ABテストなら専用ツールが必要」と単純化するのは正確ではありません。
OOPS! の場合
TCDの OOPS! は、ABテスト可能なCTAを搭載しています。
- 記事下CTA・フッターCTAの2種類
- インプレッション数・クリック数・クリック率・コンバージョン・コンバージョン率を計測
クリック率だけでなく、CVRまで測れます。 想定より高機能です。
テーマ内蔵で足りるケース
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| CTAの文言・色を比べたいだけ | テーマ内蔵で足りる |
| そのテーマで作ったページだけをテストしたい | 足りる |
| 追加費用をかけたくない | 足りる |
テーマ内蔵では足りないケース
| 状況 | 理由 |
|---|---|
| ページ全体の構成を比べたい | CTA単位のテストでは対応できない |
| 別のLPへ振り分けて比較したい | リダイレクトテストが必要 |
| テーマの外にあるページもテストしたい | そのテーマのページに限定される |
| どこで離脱しているかを見てから仮説を立てたい | 行動データが別途必要 |
| 統計的に有意な差かを判断したい | 判定機能の有無を確認する必要がある |
「CTAだけ試したい」ならテーマ内蔵で十分です。 ページ構成そのものを検証する段階になったら、別の手段を検討することになります。
ABテストの進め方は「【2026年版】ABテストとは?基本の仕組み・やり方・成果を出すポイントを初心者向けに解説」で解説しています。
テーマ乗り換えで起きる計測の断絶
テーマを変えると、計測が止まることがあります。 見落とされやすい点です。
1. テーマに直接書いたタグが消える
GA4やヒートマップのタグをテーマファイル(header.php)に直接書いていた場合、テーマを変えると消えます。
「テーマを変えたら計測が止まっていた」というのは実際に起きます。乗り換え前に、どこにタグを書いたかを確認してください。
GTM経由で入れておけば、この問題は起きません。 タグの設置方法は「【2026年版】WordPressにヒートマップを導入する方法|プラグイン型とタグ型の違いと選び方」で解説しています。
2. 過去データと比較できなくなる
デザインが変われば、ヒートマップの過去データとは比較できません。 ページの高さも要素の位置も変わるためです。
乗り換え前のデータを手元に保存しておいてください。 「テーマを変えたらCVRが下がった」と気づいても、比較対象がなければ原因を特定できません。
3. URL構造が変わる可能性
テーマによってはパーマリンクや固定ページの扱いが変わります。URLが変われば、それまでの評価が引き継がれません。
変わる場合は301リダイレクトが必要です。
選定チェックリスト
機能比較の前に、この順で確認してください。
| # | 確認事項 | 該当したら |
|---|---|---|
| 1 | 既存サイトと同じWordPressか | LP専用テーマは使えない。固定ページかプラグインへ |
| 2 | LPを何本作る予定か | 1〜2本なら固定ページで十分なことが多い |
| 3 | 現在どこに計測タグを書いているか | テーマ直書きなら、乗り換え前にGTMへ移す |
| 4 | ABテストで何を比べたいか | CTAだけならテーマ内蔵で足りる |
| 5 | 表示速度は許容範囲か | プラグインを増やすほど重くなる |
| 6 | 更新が継続しているテーマか | 最終更新日を確認する |
1で「使えない」と分かれば、比較表を見る必要はありません。
DejamでWordPressの制約を外す
LP・記事LP制作
WordPressとは独立してLPを作れます。 テーマの制約・プラグインの互換性・表示速度の劣化といった問題を回避できます。独自ドメインは300件まで無料なので、LPごとにドメインを分けても追加費用はかかりません。
既存のコーポレートサイトはWordPressのまま、LPだけ別で運用するという構成が取れます。
ABテスト
デザイン変更テスト・リダイレクトテスト・ポップアップテストの3種類に対応しています。CTA単位ではなく、ページ全体の構成や、別LPへの振り分けを検証できます。
ヒートマップ
タグ1本・GTM経由でも設置できるため、テーマを問わず使えます。テーマを乗り換えてもタグが消えません。データ保存期間は無制限なので、乗り換え前後の比較もできます。
よくある質問
Q. 既存サイトにLP専用テーマを追加できますか?
A. できません。 WordPressは1サイトにつき1テーマです。既存のコーポレートサイトやオウンドメディアと同じWordPressで運用している場合、固定ページで作るか、LP作成プラグインを使うか、別サイトを立てることになります。
Q. 汎用テーマ(SWELL・Lightningなど)でもLPは作れますか?
A. 作れます。 固定ページを1カラム設定にすればLPになります。すでに汎用テーマを使っているなら、テーマを変える前にまず固定ページで試してください。 それで足りるケースは多くあります。
Q. テーマにABテスト機能があれば専用ツールは不要ですか?
A. 何を比べたいかによります。 CTAの文言や色を比べるだけならテーマ内蔵で足ります。ページ全体の構成を比べたい、別のLPへ振り分けたい、テーマ外のページもテストしたい場合は対応できません。
Q. テーマを変えると計測はどうなりますか?
A. テーマファイルに直接書いたタグは消えます。 「テーマを変えたら計測が止まっていた」は実際に起きます。GTM経由で入れておけば影響を受けません。また、デザインが変わるとヒートマップの過去データとは比較できなくなります。
Q. 無料テーマでも大丈夫ですか?
A. 用途によります。無料テーマでもLPは作れますが、更新が継続しているかを必ず確認してください。 更新が止まったテーマは、WordPress本体のバージョンアップで動かなくなることがあります。
Q. LP専用のWordPressを別に立てるべきですか?
A. LPを何本作るかで決まります。 サーバー・ドメイン・保守が二重になるため、1〜2本なら割に合わないことがあります。継続的に量産するなら検討の価値があります。
まとめ
LP制作向けWordPressテーマの選び方について、要点を整理します。
- WordPressは1サイトにつき1テーマ。 テーマはサイト全体に効く
- 既存のコーポレートサイトと同居させる場合、LP専用テーマは使えない
- その場合は「固定ページ」「LP作成プラグイン」「別サイト」「WordPress以外」の4択
- 汎用テーマでも固定ページを1カラムにすればLPは作れる。 まずそれで試す
- LP特化テーマには LIQUID LP・Colorful・OOPS!・THE THOR・DROP・Xeory Extension などがある
- 価格・機能は改定されるため、必ず公式サイトで確認する
- 一部のテーマにはABテスト機能がある。 OOPS! はCTA単位でCVRまで測れる
- CTAだけならテーマ内蔵で足りる。 ページ構成の検証には対応できない
- テーマ乗り換えでタグが消える。 GTM経由なら影響を受けない
- デザインが変わるとヒートマップの過去データとは比較できない。乗り換え前に保存する
- 機能比較の前に「既存サイトと同じWordPressか」を確認する
CVR改善ならDejam!テーマの制約に縛られずにLPを運用する
Dejamは、LP制作・ヒートマップ分析・ABテスト・AI自動解析をオールインワンで提供するCVR改善特化ツールです。「既存サイトがあってLP専用テーマを使えない」という段階から、本格的なPDCAを回して成果を最大化するまでを総合支援します。
Dejamが選ばれる理由
- ワンプロダクトで完結: LP制作・ヒートマップ分析・ABテストをすべて単一ツールで実施
- 月額3万円〜利用可能: オプティマイズプラン月額3万円〜 / CMSプラン月額5万円〜 / オールインワン月額12万円〜
- ユーザー課金なし: 何名で使っても追加費用は発生しない
- ISMS認証取得: ISO/IEC 27001:2022 & JIS Q 27001:2023認証取得済み
- 毎週アップデート: 市場トレンドとユーザーリクエストに応じて機能を毎週拡充
- 権威ある実績: 代表がダイレクトアジェンダで2連覇。LPO顕彰制度「LPO AWARD」主催者
Dejamの主要機能
- LP/記事LP制作: WordPressのテーマ・プラグインの制約を受けない
- 独自ドメイン300件まで無料: LPごとにドメインを分けても追加費用なし
- ABテスト: デザイン変更・リダイレクト・ポップアップの3種類。CTA単位に限定されない
- ヒートマップ: タグ1本・GTM経由でも設置可能。データ保存期間無制限
- 自動解析: どのコンテンツがCVRに貢献しているかAIが自動解析
既存のコーポレートサイトはWordPressのまま、LPだけ別で運用するという構成が取れます。テーマを乗り換えても計測は途切れません。


