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【2026年版】定量データと定性データの使い分け|CVR改善で回す3ステップ

【2026年版】定量データと定性データの使い分け|CVR改善で回す3ステップ

この記事でわかること

定量データと定性データの違いと使い分けを、CVR改善を回すサイクルとして解説します。アクセス解析の数字は見ているが改善案が出てこないという方が、どこで落ちているかを定量で絞り・なぜ落ちるかを定性で取り・ABテストで確かめるという3ステップの回し方と、順番を逆にすると何が起きるのかまでわかる内容です。

「アクセス解析の数字は毎週見ているが、改善案が出てこない」——定量データは問題の場所を教えてくれますが、打ち手は教えてくれません。 打ち手を作るには定性データが要ります。

本記事では、定量と定性の使い分けをCVR改善の3ステップとして整理し、順番を逆にすると何が起きるかを解説します。

記事のポイント

  • 定量と定性で分かることが違う
  • 回す順番は定量で絞る → 定性で理由を取る → ABテストで確かめる
  • 順番を逆にすると調査コストが跳ね上がる
  • ヒートマップは定量と定性の中間にある
  • 「定性は主観だから使えない」という誤解

目次

  • 定量データと定性データの違い
  • ヒートマップは中間にある
  • ①定量で「どこか」を絞る
  • ②定性で「なぜか」を取る
  • ③ABテストで確かめる
  • 順番を逆にするとどうなるか
  • よくある誤解
  • Dejamで3ステップを回す
  • よくある質問
  • まとめ

定量データと定性データの違い

定量データ定性データ
何が分かるかどこで・どれだけなぜ・何と比べて
代表的な手段GA4・ヒートマップ・ABテストインタビュー・ユーザビリティテスト・自由回答
対象全ユーザー数人〜数十人
得意問題箇所の特定・効果の検証原因の推定・言葉の獲得
苦手理由が分からない一般化できない
出てくるもの数値仮説とコピー

「定量か定性か」の議論に意味はありません。 両方が必要で、使う順番だけが問題です。

ヒートマップは中間にある

ヒートマップは定量データですが、定性に近い情報を返します。

GA4ヒートマップインタビュー
粒度ページ単位画面内の位置単位個人の文脈
分かることどのページで落ちたか画面のどこで止まったかなぜ止まったか

GA4だけでは「LPで離脱した」までしか分かりません。 ファーストビューで離脱したのか、料金を見てから離脱したのかが区別できません。

ヒートマップはこの間を埋めます。 熟読・滞在・離脱のデータで、画面内のどこで止まっているかが分かります。詳しくは「ヒートマップとは?種類・見方・LP改善への活用法」「GA4とヒートマップの併用方法」を参照してください。

この「位置まで絞れている」状態が、定性調査のコストを大きく下げます。 次節で説明します。

①定量で「どこか」を絞る

最初にやることは、問題箇所の特定です。

使うもの絞れるもの
GA4のランディングページレポートどのページのCVRが低いか
GA4のファネルデータ探索どのステップで落ちているか
離脱ヒートマップページ内のどこで離脱しているか
熟読ヒートマップどこが読まれていないか
クリックヒートマップ何が押されていて、何が押されていないか

この段階で「料金セクションの手前で離脱している」まで絞れれば十分です。 理由はまだ分かりません。

絞り込みが甘いまま次に進まないでください。 「LPのCVRが低い」という粒度で定性調査を始めると、聞くべきことが決まりません。

②定性で「なぜか」を取る

絞り込んだ箇所について、理由を取りに行きます。

手段コスト到達までの時間
社内の営業・サポートに聞くほぼゼロ即日
ライブチャット・問い合わせ履歴ほぼゼロ即日
ページ内調査(該当ページでアンケート)低い数日
出口調査(離脱時に1問)数日
ユーザビリティテスト(5人)1〜2週間
顧客インタビュー1〜2週間

コストの低い順に試してください。 営業に「料金について最も多い質問は何ですか」と聞くだけで答えが出ることがあります。

位置まで絞れていると、聞くことが1つに決まります。 「料金セクションで止まる理由」だけを聞けばよいので、5人のユーザビリティテストで十分な答えが出ます。手順は「ユーザビリティテストのやり方」、質問の設計は「ユーザーインタビューの設計と質問の作り方」を参照してください。

**ユーザーを集めずに始めるならヒューリスティック評価**も選択肢です。

③ABテストで確かめる

定性で得た仮説は、数人の声にすぎません。 全体に効くかは定量で確かめます。

定性で得たもの検証の形
「プラン名が自社に該当するか分からない」プラン名に対象企業の一行を足す vs 現状
「導入の手間が不安だった」導入ステップの図を足す vs 現状
「他社と何が違うか分からなかった」比較表を足す vs 現状

ここで初めて「改善した」と言えます。 定性調査の結論をそのまま実装して終わりにすると、効果が分からないまま工数を使ったことになります。

検証の設計は「ABテストのアイデア52選」、判定の考え方は「AAテストでABテストの有意性を見極める」を参照してください。

順番を逆にするとどうなるか

定性から始めると、コストが跳ね上がります。

順番何が起きるか
定量 → 定性 → 検証聞くことが1つに決まる。5人で答えが出る
定性 → 定量何を聞けばいいか決まらない。 観察が散らばり結論が出ない
定量 → 検証(定性を飛ばす)打ち手が思いつきになる。テストの勝率が下がる
定性 → 検証(定量を飛ばす)そもそも問題でない箇所を直す可能性がある

「定量を飛ばして定性から」は、コンサルティングでよく起きます。 サイト全体のユーザビリティテストを実施し、大量の指摘リストが出るものの、どれがCVRに効くかが分からないという結果になります。

「定性を飛ばして検証から」も頻発します。 ABテストのアイデアが枯渇するのは、たいていこの状態です。打ち手のネタは定性から出ます。

よくある誤解

「定性は主観だから使えない」

定性調査が返すのは意見ではなく、仮説とコピーです。

  • 「使いにくいと言われた」→ 使わない
  • 「5人中4人が料金表で15秒以上止まった」→ これは観察された事実
  • 「『またツールが増えるのが嫌だった』と言われた」→ これは獲得した言葉

事実と解釈を分けて記録すれば、主観は混入しません。

「定量データがあれば定性は不要」

定量データは打ち手を出しません。 「料金セクションで50%が離脱している」という数値からは、料金が高いのか、プランが分からないのか、比較できないのかが判別できません。

「サンプル数が少ないと意味がない」

定性調査に統計的代表性は求めません。 求めるのは仮説の質です。検証は定量で行います。ユーザビリティテストが5人で足りるのはこのためです。

「顧客の言う通りに直せばいい」

顧客は解決策の専門家ではありません。 「もっと安くしてほしい」は要望であって原因ではありません。聞くべきは「何に困ったか」であって「どう直すべきか」ではありません。

Dejamで3ステップを回す

ヒートマップ(①定量で絞る)

熟読・滞在・離脱の3種類で、画面内のどこで止まっているかが5%刻みで分かります。 ここまで絞れていると、定性調査で聞くことが1つに決まります。

ヒートマップ機能の詳細を見る →

ポップアップテスト(②定性を取る)

ページ内調査・出口調査をポップアップで実装できます。 絞り込んだページで1問だけ聞く形なら、実施コストが最も低くなります。

Web接客・ポップアップ機能の詳細を見る →

ABテスト(③検証する)

定性で得た仮説をノーコードで検証できます。文言の差し替えなら開発を待たずに出せるため、サイクルの回転数が上がります。

ABテスト機能の詳細を見る →

自動解析

どのコンテンツがCVRに貢献しているかをAIが解析します。①の絞り込みで「どのセクションから見るか」の優先順位づけに使えます。

LPO機能の詳細を見る →

よくある質問

Q. 定量データと定性データはどちらを先に取るべきですか?

A. 定量が先です。 問題箇所を絞ってから定性を取ると、聞くことが1つに決まり5人で答えが出ます。定性から始めると観察が散らばって結論が出ません。

Q. ヒートマップは定量ですか定性ですか?

A. 定量データですが、定性に近い情報を返します。 GA4がページ単位なのに対し、ヒートマップは画面内の位置単位で分かるため、定性調査のコストを大きく下げます。

Q. 定性調査は主観的で信用できないのでは?

A. 記録の仕方の問題です。 「使いにくいと言われた」は使えませんが、「5人中4人が料金表で15秒以上止まった」は観察された事実です。事実と解釈を分けて記録してください。

Q. 定性調査は何人に聞けばいいですか?

A. 統計的代表性は求めません。 ユーザビリティテストなら5人で約85%の問題が見つかります。求めるのは仮説の質で、検証は定量(ABテスト)で行います。

Q. 顧客の要望通りに直せばいいですか?

A. 要望と原因は違います。 「もっと安くしてほしい」は要望であって原因ではありません。聞くべきは「何に困ったか」であって「どう直すべきか」ではありません。

まとめ

定量データと定性データの使い分けについて、要点を整理します。

  • 定量は「どこで・どれだけ」、定性は「なぜ・何と比べて
  • ヒートマップは両者の中間。 GA4のページ単位と個人の文脈の間を埋める
  • 回す順番は「定量で絞る → 定性で理由を取る → ABテストで確かめる
  • 位置まで絞れていると、定性調査で聞くことが1つに決まる
  • 定性はコストの低い順に。まず社内の営業・サポート
  • 定性から始めると聞くことが決まらず、観察が散らばる
  • 定性を飛ばすとABテストのネタが枯渇する
  • 「定性は主観」は記録の仕方の問題。事実と解釈を分ける
  • 定性に統計的代表性は求めない。検証は定量で行う
  • 顧客は解決策の専門家ではない。 「何に困ったか」を聞く

CVR改善ならDejam!絞り込みから検証まで1つのツールで回す

Dejamは、LP制作・ヒートマップ分析・ABテスト・AI自動解析をオールインワンで提供するCVR改善特化ツールです。「数字は見ているが改善案が出ない」という段階から、サイクルを回して積み上げるまでを総合支援します。

Dejamが選ばれる理由

  • ワンプロダクトで完結: LP制作・ヒートマップ分析・ABテストをすべて単一ツールで実施
  • 月額3万円〜利用可能: オプティマイズプラン月額3万円〜 / CMSプラン月額5万円〜 / オールインワン月額12万円〜
  • ユーザー課金なし: 何名で使っても追加費用は発生しない
  • ISMS認証取得: ISO/IEC 27001:2022 & JIS Q 27001:2023認証取得済み
  • 毎週アップデート: 市場トレンドとユーザーリクエストに応じて機能を毎週拡充
  • 権威ある実績: 代表がダイレクトアジェンダで2連覇。LPO顕彰制度「LPO AWARD」主催者

Dejamの主要機能

  • LP/記事LP制作: ノーコード・コードの切り替えに対応。AIで生成したコードを直接取り込み可能
  • ヒートマップ: 5種類(クリック/クリックイベント/熟読/滞在/離脱)。データ保存期間無制限
  • ABテスト: デザイン変更テスト・リダイレクトテスト・ポップアップテストの3種類。AIが自然言語でテストコードを自動生成
  • 自動解析: どのコンテンツがCVRに貢献しているかAIが自動解析。ゴールデンルート機能でページ遷移の最適パスも特定
  • プロジェクト管理: 改善施策の進捗をチームで共有できる

絞り込み(ヒートマップ)・定性の取得(ポップアップ調査)・検証(ABテスト)が同じツールにあると、3ステップの往復が速くなります。 ツールが分かれていると、この往復のたびに人と手順が変わります。

Dejamの詳しい機能を見る → 無料トライアルを申し込む →

この記事の監修者

平井 翔吏

平井 翔吏

株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー

CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。

株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。

株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。

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