【2026年版】ヒートマップとは?種類・見方・LP改善への活用法を徹底解説
「LPのCVRが伸び悩んでいるが、どこを改善すればよいかわからない」「ユーザーがページのどこを見ているのか、なぜ離脱しているのかを把握したい」とお悩みではないでしょうか。
そのような課題を解決するのがヒートマップです。ユーザーの行動データを色で可視化し、GA4などのアクセス解析ツールでは見えない「なぜ離脱したのか」「どこが注目されているのか」を直感的に把握できます。
本記事では、ヒートマップの基本知識から5種類の見方、4ステップの分析手順、そしてLP改善への具体的な活用法まで、初心者でもすぐに実践できるよう徹底解説します。
この記事でわかること
- ヒートマップとは何か・GA4との違い
- クリック・スクロール・アテンションなど5種のヒートマップの見方
- ヒートマップを使ったLP改善の4ステップ
- 離脱ポイント別の具体的な改善アクション
- DejamのヒートマップでLP改善を効率化する方法
目次
- ヒートマップとは?ユーザー行動を色で可視化する分析ツール
- ヒートマップが注目される理由
- GA4(Googleアナリティクス)との違い
- ヒートマップの種類と見方【5種類を徹底解説】
- クリックヒートマップ
- クリックイベントヒートマップ
- アテンションヒートマップ(熟読ヒートマップ)
- スクロールヒートマップ(滞在ヒートマップ)
- 離脱ヒートマップ
- ヒートマップを活用するメリット
- ヒートマップ分析の進め方【4ステップ】
- ステップ1: 分析目的とゴールを設定する
- ステップ2: データを収集する(必要サンプル数の目安)
- ステップ3: ヒートマップを読み解く(種類別チェックポイント)
- ステップ4: 改善仮説を立ててABテストで検証する
- LP改善にヒートマップを活用する具体的な方法
- CVRに影響するLP上の課題を特定する
- 離脱ポイント別の改善アクション例
- ヒートマップ×ABテストでPDCAを高速化する
- ヒートマップ導入の手順
- ステップ1: タグをLPに設置する
- ステップ2: データ収集期間を設ける
- ステップ3: 分析・改善施策の立案
- DejamのヒートマップでLP改善を加速する
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
ヒートマップとは?ユーザー行動を色で可視化する分析ツール
ヒートマップとは、WebサイトやLP(ランディングページ)にアクセスしたユーザーの行動——クリック位置・スクロール深度・視線の滞留——を、赤・黄・青の色の濃淡でリアルタイムに可視化するデータ分析ツールです。活発に動きがある箇所は赤(熱)で、反応が薄い箇所は青(冷)で表示されることから「ヒートマップ(heatmap)」と呼ばれます。
「どこをクリックしているか」「どこまでスクロールされているか」「どの文章をよく読んでいるか」が視覚的に一目でわかるため、改善箇所の特定が直感的に行えるのが最大の特徴です。
ヒートマップが注目される理由
LPやWebサイトの改善において、アクセス解析ツールだけでは「何が起きているか(CVR低下)」はわかっても、「なぜ起きているか」の原因を突き止めることは困難です。
たとえば「LPの離脱率が高い」という事実はGA4でも確認できます。しかし「どのコンテンツで離脱しているのか」「CTAボタンが正しくクリックされているか」「フォームのどの項目で諦めているか」といった詳細な行動データはGA4だけでは見えません。
ヒートマップはこの**「なぜ?」を明らかにするための定性的な分析ツール**として、LP改善・CVR向上の現場で欠かせない存在になっています。近年はLPOツールにヒートマップ機能が標準搭載されるケースも増え、マーケターが日常的に活用する分析手法として定着しています。
GA4(Googleアナリティクス)との違い
ヒートマップとGA4はどちらも「Webサイト改善」に使うツールですが、役割がまったく異なります。
| 項目 | GA4(Googleアナリティクス) | ヒートマップ |
|---|---|---|
| 主な用途 | 流入・離脱率・CVRなどの定量把握 | ユーザー行動の定性把握 |
| わかること | 「何が起きているか」 | 「なぜ起きているか」 |
| 分析単位 | ページ単位・セッション単位 | 要素・ブロック単位 |
| 可視化形式 | グラフ・数値 | 色の濃淡マップ |
| 改善に使うステップ | 問題発見 | 原因特定・改善仮説立案 |
GA4とヒートマップは「競合」ではなく「補完」の関係にあります。GA4で「このLPのCVRが低い」と問題を発見し、ヒートマップで「CTAボタンが誰にも押されていない」という原因を特定し、改善施策に落とし込む——このサイクルを回すことで初めてCVR改善が実現します。
分析ツールの選び方と活用手順については「LPの改善に欠かせない分析方法とおすすめツール・使い方」も参考にしてください。
ヒートマップの種類と見方【5種類を徹底解説】
一般的にヒートマップは「クリック」「スクロール」「アテンション」の3種類と紹介されることが多いですが、より詳細な分析を行うためには5種類のヒートマップを理解して使い分けることが重要です。Dejamでは業界標準の3種類に加え、クリックイベント・離脱の計5種類を提供しています。
クリックヒートマップ
クリックヒートマップは、ページ上でユーザーがクリック(スマートフォンはタップ)した位置を可視化する最も基本的なヒートマップです。クリックが集中している箇所ほど赤く、ほとんどクリックされていない箇所は青く表示されます。
見るべきポイント
- CTAボタンのクリック率は、他のリンクと比べて十分に高いか
- リンクではない箇所(画像・テキスト)が大量にクリックされていないか(「クリックしたくなるのにリンクがない」問題)
- スマートフォンで誤タップが発生しやすいほど要素が密集していないか
- ヘッダーナビなど「LP外に離脱させる導線」が意図せずクリックされていないか
改善につながる気づきの例: CTAボタン横の商品画像が大量にクリックされているなら、ユーザーはその画像をリンクだと思っている可能性があります。画像全体をCTAに変更したり、画像にリンクを追加するだけでCVRが改善するケースがあります。
クリックイベントヒートマップ
クリックイベントヒートマップは、JavaScriptのイベント(ボタンクリック・フォーム送信・モーダル開閉など)の発火状況を可視化するヒートマップです。通常のクリックヒートマップが「画面上の座標」を追跡するのに対し、クリックイベントヒートマップは特定のHTML要素に紐づいたアクションを追跡します。
見るべきポイント
- フォームの送信ボタンが意図した通りに押されているか
- アコーディオンや動的コンテンツ(タブ・FAQ開閉など)の操作状況
- LP内のインタラクティブ要素がどれだけ活用されているか
クリックイベントヒートマップは、Reactなどで作られたSPA(シングルページアプリケーション)やJavaScriptを多用したLPの分析に特に有効です。DOM座標ではなく要素IDを追跡するため、ページが動的に変化しても正確に計測できます。
アテンションヒートマップ(熟読ヒートマップ)
アテンションヒートマップは、ページ上のどの部分がユーザーによって長く「読まれた」かを可視化します。マウスの停滞時間やスクロール速度の変化をもとに計算されるため、ユーザーが実際に熟読している(注目している)箇所が赤くなります。
見るべきポイント
- ユーザーが特に関心を持っているコンテンツブロックはどこか
- 重要な訴求文(キャッチコピー・ベネフィット・料金)が読まれているか
- 「一瞬で流し読みされているブロック」はどこか(削除・移動の候補)
- 社会的証明(口コミ・導入事例・実績数値)が十分に読まれているか
改善につながる気づきの例: 料金プランの説明欄が熱く(よく読まれている)のに、その直下のCTAが冷たい(スルーされている)場合、CTAのコピーや色が弱い可能性があります。「今すぐ申し込む」から「14日間無料で試す」に変更するだけでクリック率が改善したケースもあります。
スクロールヒートマップ(滞在ヒートマップ)
スクロールヒートマップは、ページのどの位置まで何%のユーザーがスクロールしたかを可視化します。ページの上部(ファーストビュー)は100%のユーザーが見ますが、下に行くほどスクロール到達率が下がります。この「スクロール到達率の折れ線グラフ」を色で表現したものがスクロールヒートマップです。
見るべきポイント
- ファーストビューの直下でスクロール率が急落していないか(「最初のスクロールの壁」)
- CTAが設置されている位置のスクロール到達率は50%以上か
- LPの下部(30%以下の到達率エリア)に重要な情報を置いていないか
- スクロール率が急減するポイントで「離脱させている要因」がないか
改善につながる気づきの例: CTAがLP下部(スクロール到達率15%)に1カ所だけ設置されていた場合、85%のユーザーがCTAを見ずに離脱していることになります。ファーストビューとLP中盤にもCTAを追加することで大幅なCVR改善につながります。
離脱ヒートマップ
離脱ヒートマップは、ユーザーがページから離脱した位置(ブラウザを閉じた・別ページに移動した瞬間)を可視化します。スクロールヒートマップが「読まれた到達点」を示すのに対し、離脱ヒートマップは**「ユーザーが諦めた位置」**を直接示します。
見るべきポイント
- 離脱が集中しているコンテンツブロックはどこか
- ページの途中でまとまって離脱しているポイントがないか
- フォームのどのステップで離脱が発生しているか
- 価格提示の直後に離脱が増えていないか(価格への不満・疑問が生まれているサイン)
5種類を組み合わせる効果: 「スクロール到達率は高いのに離脱が多い(コンテンツに失望している)」「クリックイベントは正しく発火しているのにCVが取れない(フォーム後の問題)」など、複合的な課題発見に威力を発揮します。
ヒートマップを活用するメリット
定性的なユーザー行動が把握できる
数値では見えないユーザーの「体験」を可視化できることがヒートマップ最大のメリットです。「CTAが目立っていない」「重要な情報が読まれていない」「ユーザーがリンクだと誤解している要素がある」といった課題は、ヒートマップなしには発見が困難です。
LP上の問題箇所を直感的に特定できる
色分けによる可視化のため、Webマーケティングの専門知識がなくても「ここが問題」とチーム全員が共通認識を持てます。デザイナー・コピーライター・エンジニアが同じ画面を見ながら改善議論ができるため、組織横断のLPO推進が加速します。
少ないリソースでCVR改善のPDCAを回せる
ヒートマップで「改善すべきポイント」を絞ってからABテストを実施することで、テスト施策のヒット率が大幅に上がります。「なんとなく気になるから変えてみる」ではなく、データに基づいた仮説検証ができるため、限られたリソースで最大の成果を出せます。
海外のCRO(コンバージョン率最適化)の研究機関であるCXL Instituteの調査によれば、ヒートマップを活用して立てたABテストの仮説は、ヒートマップなしで行った施策と比べてテスト成功率が約40%高いという結果も出ています(出典: CXL Institute CRO Research)。
非エンジニアでも施策を主導できる
ヒートマップは視覚的でわかりやすいため、エンジニアがいなくてもマーケターやLPディレクターが自ら課題を特定し、改善提案を主導できます。「この箇所のCTAを目立たせてほしい」「このセクションはユーザーが全く読んでいないので削除したい」という要望を、ヒートマップ画面を共有するだけで開発チームに正確に伝えられます。
ヒートマップ分析の進め方【4ステップ】
ステップ1: 分析目的とゴールを設定する
「なんとなくヒートマップを取ってみた」状態では、改善に活かせるインサイトは得られません。まず以下を明確にしてから分析を開始しましょう。
設定すべき項目
- ゴール: CVR向上 / フォーム離脱率改善 / スクロール到達率改善 / クリック率改善 など
- 分析対象ページ: CVが取れていないLP / 直帰率が高いページ / 新しくリリースしたページ
- 使用するヒートマップの種類: ゴールに合わせて優先する種類を決める
| 改善したい課題 | 優先すべきヒートマップ |
|---|---|
| CTAが押されない | クリックヒートマップ |
| LP全体の離脱率が高い | スクロール + 離脱ヒートマップ |
| 特定コンテンツの効果を知りたい | アテンションヒートマップ |
| フォームで離脱している | 離脱 + クリックイベントヒートマップ |
| JSインタラクションの確認 | クリックイベントヒートマップ |
ステップ2: データを収集する(必要サンプル数の目安)
ヒートマップは統計的に意味のある量のデータが集まってから分析します。一般的な目安は以下の通りです。
| ヒートマップの種類 | 推奨セッション数 |
|---|---|
| クリックヒートマップ | 500セッション以上 |
| クリックイベントヒートマップ | 300セッション以上 |
| アテンションヒートマップ | 500セッション以上 |
| スクロールヒートマップ | 1,000セッション以上 |
| 離脱ヒートマップ | 500セッション以上 |
トラフィックが少ない場合(月間PVが数百程度)は、収集期間を1〜2ヵ月に延ばしてデータを蓄積しましょう。データが少ない状態で判断すると、たまたまの行動パターンを「ユーザー全体の傾向」と誤認するリスクがあります。
注意点: キャンペーン実施中・季節変動が大きい時期・大幅なデザイン変更直後のデータは、通常とユーザー行動が異なる場合があります。通常期のデータで分析することを推奨します。
ステップ3: ヒートマップを読み解く(種類別チェックポイント)
収集したデータを分析する際は、以下のチェックリストを参考にしてください。
クリックヒートマップのチェックポイント
- CTAボタンのクリック率は十分か(他の要素と比較して)
- リンクではない箇所が大量にクリックされていないか(「クリックできると思われている非リンク要素」)
- スマートフォンで誤タップが発生しやすい要素はないか(ボタン間隔が狭いなど)
スクロールヒートマップのチェックポイント
- ファーストビューの直下でスクロール率が急落していないか
- CTAの設置場所はスクロール率50%以上の位置にあるか
- LP全体の読了率(ページ末尾到達率)は10%以上あるか
アテンションヒートマップのチェックポイント
- 重要な訴求文(キャッチコピー・ベネフィット)は熟読されているか
- 社会的証明(口コミ・実績・導入事例)が読まれているか
- 冷たいブロック(全く読まれていないコンテンツ)はカット・移動の候補か
離脱ヒートマップのチェックポイント
- 特定のセクションに離脱が集中していないか
- フォーム入力ページで離脱が多くないか(EFOの改善余地がないか)
ステップ4: 改善仮説を立ててABテストで検証する
ヒートマップで課題を特定したら、「仮説→ABテスト→検証」のサイクルを回します。ヒートマップはあくまで「症状」を見つけるツールであり、改善の効果検証にはABテストが不可欠です。
仮説の立て方の例
| ヒートマップで発見した課題 | 改善仮説 | ABテストの内容 |
|---|---|---|
| CTAボタンへのクリック率が低い | ボタン色が背景に溶け込んでいる | CTAを青→オレンジに変更 |
| FVのスクロール率が40%で急落 | ファーストビューの訴求が弱い | キャッチコピーを変更 |
| 料金セクション後に離脱が増加 | 価格への不安が解消されていない | 料金直下にFAQ・保証を追加 |
| フォームの2項目目で離脱 | 入力負荷が高い | 項目数を削減(任意項目をなくす) |
CVR改善のPDCAフローについては「今すぐできる6つのCVR改善施策とLPOを実行する4つのステップ」で詳しく解説しています。
LP改善にヒートマップを活用する具体的な方法
CVRに影響するLP上の課題を特定する
LPのCVRを下げる主な要因と、ヒートマップでの確認方法を整理します。
| CVR低下の要因 | 確認するヒートマップ | 見るべき指標 |
|---|---|---|
| ファーストビューの離脱 | スクロール / 離脱 | スクロール率がFV直下で急落 |
| CTAが押されない | クリック | CTAのクリック率が他要素より低い |
| 重要情報が読まれていない | アテンション | 訴求文の熱量が低い(青い) |
| フォーム離脱 | 離脱 / クリックイベント | フォーム内の離脱位置が特定できる |
| ナビゲーション逸脱 | クリック | ヘッダーメニューへのクリックが多い |
| 価格提示後の離脱 | 離脱 | 料金セクション直後の離脱集中 |
離脱ポイント別の改善アクション例
ファーストビューで大量に離脱している場合
キャッチコピーがターゲットに刺さっていないか、ページの読み込み速度が遅い可能性があります。まず Core Web Vitals(LCP・CLS)を確認し、技術的な問題がなければコピーの見直しを行いましょう。
- 改善案: キャッチコピーを「何ができるか」より「どんな変化が起きるか」に変更
- 改善案: ファーストビューにベネフィット(箇条書き3点)を追加
- 改善案: ヒーロー画像をサービスの使用シーンを映した画像に差し替え
CTAボタンが押されていない場合
ボタンの色・サイズ・テキストが弱い可能性、またはボタンの位置がスクロール到達率の低い箇所にある可能性があります。
- 改善案: CTAボタンの色をページの補色(目立つ色)に変更
- 改善案: ボタンテキストを「申し込む」から「14日間無料で試す」に変更(具体的ベネフィットを入れる)
- 改善案: ファーストビューとLP中盤にCTAを追加設置
フォーム入力で離脱している場合
必須項目が多すぎる、入力エラーの表示が不親切、会社名・電話番号など「入力に迷う項目」が多い可能性があります。
- 改善案: EFO(エントリーフォーム最適化)の実施——任意項目を削除、電話番号を任意化
- 改善案: リアルタイムバリデーション(入力中に即座にエラーを表示)の実装
- 改善案: 進捗バーの追加(「あと1問で完了」と伝えることで完了率が上がる)
フォーム最適化の詳細については「EFOとは?EFを改善してCVRを高めよう|手順やツールも紹介」を参照してください。
ヒートマップ×ABテストでPDCAを高速化する
ヒートマップで課題を特定し、ABテストで改善効果を検証する「仮説検証ループ」を高速で回すことが、LP改善で成果を出す鍵です。
高速化のポイント
- ABテストの仮説にヒートマップのデータを必ず添付する: 「なんとなく変えてみた」をなくし、データに基づいた優先度付けを行う
- 1回のABテストで変更する箇所を1カ所だけにする: 複数箇所を同時に変えると何が効いたかわからなくなる
- ABテスト終了後にヒートマップを再取得する: 変更後にユーザー行動がどう変わったかを確認することで、次の仮説の精度が上がる
LPOの全体的なアプローチについては「LPOの改善フローからポイントまで、Webマーケターが全てお話しします。」や「LPOとは?概念から実践までのフローを大手サイト改修担当が語ります」も合わせてご覧ください。
ヒートマップ導入の手順
ステップ1: タグをLPに設置する
ほとんどのヒートマップツールは、計測用のJavaScriptタグをLPのHTMLに1行追加するだけで導入できます。Dejamの場合も同様にタグを設置するだけで、LPへのアクセスが始まった瞬間からヒートマップデータの収集がスタートします。
GTM(Googleタグマネージャー)経由での設置も可能なため、エンジニアの手を借りずにマーケターが直接設定できます。また、複数のLPに一括でタグを設置する場合はGTMの「全ページ」トリガーを活用すると効率的です。
設置確認のポイント
- 計測タグが
<head>内または<body>直後に入っているか - LP公開後にヒートマップツールの管理画面でデータが取得できているか確認する
- ページの表示速度に影響が出ていないか(
async属性の付与を推奨)
ステップ2: データ収集期間を設ける
タグ設置後は、前述の推奨セッション数が溜まるまで収集期間を設けます。
データ収集の注意点
- 季節変動を避ける: 年末年始・GW・お盆などの特殊期間は通常と行動が異なる場合があります
- キャンペーン期間中は別管理: キャンペーン流入ユーザーと通常流入ユーザーの行動は大きく異なることがあります
- 大幅なデザイン変更直後は再収集: 変更前のデータは参照に留め、変更後に改めて収集を始めましょう
ステップ3: 分析・改善施策の立案
データが十分に溜まったら、前述の4ステップの分析フローに沿って課題特定→仮説立案→ABテスト実施を進めます。最初の1本のLPで分析・改善のフローを体験することで、次からは効率的に運用できるようになります。
継続的なPDCAのコツ: ヒートマップは「一度だけ見るもの」ではありません。月に1回程度、主要LPのヒートマップを定期確認する習慣をつけることで、季節変動やトレンド変化によるユーザー行動の変化にも迅速に対応できます。
DejamのヒートマップでLP改善を加速する
LP改善にヒートマップを活用する際、Dejamの以下の機能を組み合わせることで成果を最大化できます。
ヒートマップ
Dejamのヒートマップは業界標準の3種類(クリック・スクロール・アテンション)に加え、クリックイベント・離脱の計5種類を提供しています。データ保存期間は無制限で、長期的なトレンド変化も追跡可能です。さらに「CVR貢献コンテンツ自動解析」機能により、どのセクションがコンバージョンに最も貢献しているかをAIが自動的に特定するため、「どこを改善すべきか」の優先順位付けが大幅に効率化されます。
ABテスト
ヒートマップで改善仮説を立てたら、DejamのABテスト機能ですぐに検証できます。デザイン変更テスト・リダイレクトテスト・ポップアップテストの3種類に対応。AIが自然言語でテストコードを自動生成するため、エンジニア不要でABテストを実施できます。ヒートマップ→ABテストという仮説検証サイクルを1つのツール内で完結できることがDejamの最大の強みです。
CROサジェスト
ヒートマップとABテストのデータが蓄積されると、DejamのCROサジェスト機能が「次に試すべき改善施策」をAIが自動提案します。「このLPのスクロール率がFVで低下しているため、ファーストビューのコピー変更を推奨」といった具体的なアクションが提示されるため、次の施策の優先度決定が大幅に効率化されます。LPO経験が少ないチームでも、AIのサジェストに従うだけでPDCAを回せるようになります。
よくある質問(FAQ)
Q. ヒートマップとGA4(Googleアナリティクス)の違いは何ですか?
A. GA4はPVやCV数・直帰率などの定量データを数値で把握するためのツールで、「何が起きているか」を示します。一方ヒートマップは、クリック位置・スクロール深度・熟読箇所などをビジュアルで示す定性分析ツールで、「なぜ起きているか」の原因特定に使います。GA4で「このLPのCVRが低い」と課題を発見し、ヒートマップで「CTAが誰にも押されていない」という原因を特定する——この2つをセットで活用することで初めてLP改善が実現します。
Q. ヒートマップは無料で使えますか?
A. Microsoft Clarityなど一部のツールは無料で提供されています。ただし無料ツールは機能が限定されていることが多く(データ保存期間が短い・ヒートマップの種類が少ないなど)、LP改善の本格的な分析には機能が不足するケースがあります。Dejamは月額3万円〜(オプティマイズプラン)で5種類のヒートマップ・無期限データ保存・ABテスト連携が利用でき、導入コストと機能のバランスに優れています。
Q. ヒートマップの分析に必要なサンプル数は?
A. クリックヒートマップは500セッション以上、スクロールヒートマップは1,000セッション以上が推奨されています。トラフィックが少ないLP(月間数百PV程度)の場合は、1〜2ヵ月かけてデータを蓄積してから分析を行いましょう。データが少ない状態で施策を実施すると、偶発的なノイズを「ユーザー行動の傾向」と誤読するリスクがあります。
Q. クリックヒートマップとアテンションヒートマップはどう使い分けるべきですか?
A. クリックヒートマップは「行動(クリック)」を追跡するためのもので、CTAが押されているか・誤クリックがないかを確認する際に使います。アテンションヒートマップは「興味・関心」を追跡するもので、重要な訴求文が読まれているか・どのコンテンツに価値を感じているかを確認する際に使います。「よく読まれているのにクリックが少ない」コンテンツはユーザーの関心は高いが行動につながっていないサインなので、そこにCTAを追加するという改善が有効です。
Q. ヒートマップだけでLP改善はできますか?
A. ヒートマップは「課題の発見と原因特定」に優れていますが、「改善策の効果検証」にはABテストが必要です。ヒートマップで「CTAが押されていない」と特定した後、どの改善案(色変更・コピー変更・配置変更など)が実際にCVRを上げるかはABテストで統計的に検証しなければわかりません。ヒートマップとABテストをセットで活用することが、LP改善で成果を出す最短ルートです。
まとめ
ヒートマップは、LPやWebサイトに訪れたユーザーの行動を色の濃淡で可視化し、「なぜCVRが低いのか」の原因を直感的に特定できる分析ツールです。GA4など定量ツールの「補完役」として、LP改善・CVR向上の現場で欠かせない存在となっています。
本記事のポイントをまとめます。
- ヒートマップはGA4の定量分析を補完する定性分析ツール——「なぜ?」を明らかにする
- 種類は「クリック・クリックイベント・アテンション・スクロール・離脱」の5種類
- 分析は「目的設定→データ収集(500〜1,000セッション)→読み解き→ABテスト」の4ステップ
- LP改善への活用は「課題特定→仮説立案→ABテスト→再計測」のループが基本
- 導入はタグ1行を設置するだけで開始できる
ヒートマップをLP改善のPDCAに組み込むことで、「なんとなくデザインを変える」から「データに基づいて確実に改善する」へとシフトできます。まずは1本のLPにタグを設置し、500セッション分のデータを収集することから始めてみましょう。
LPOツールの比較については「おすすめLPOのツール8選をプロのマーケターが徹底比較」も参照ください。
CVR改善ならDejam!ヒートマップ×ABテストで成果を最大化
Dejamは、LP制作・ヒートマップ分析・ABテスト・AI自動解析をオールインワンで提供するCVR改善特化ツールです。「ヒートマップで課題を見つける」という段階から、「ABテストで改善策を検証し、本格的なPDCAを回して成果を最大化する」まで一気通貫で支援します。
Dejamが選ばれる理由
- 国内唯一のワンプロダクト: LP制作・ヒートマップ分析・ABテストをすべて単一ツールで完結
- 月額3万円〜利用可能: オプティマイズプラン月額3万円〜 / CMSプラン月額5万円〜 / オールインワン月額12万円〜
- ユーザー数実質無制限: 300名まで追加費用なし
- ISMS認証取得: ISO/IEC 27001:2022 & JIS Q 27001:2023認証取得済み
- 毎週アップデート: 市場トレンドとユーザーリクエストに応じて機能を毎週拡充
- 権威ある実績: 代表がダイレクトアジェンダで2連覇。国内唯一のLPO顕彰制度「LPO AWARD」主催者
Dejamの主要機能
- LP/記事LP制作: ノーコード・コードの切り替えに対応。AIで生成したコードを直接取り込み可能
- ヒートマップ: 5種類(クリック/クリックイベント/熟読/滞在/離脱)。データ保存期間無制限
- ABテスト: デザイン変更テスト・リダイレクトテスト・ポップアップテストの3種類。AIが自然言語でテストコードを自動生成
- 自動解析: どのコンテンツがCVRに貢献しているかAIが自動解析。ゴールデンルート機能でページ遷移の最適パスも特定
- 独自ドメイン300件まで無料: LP専用ドメインを大量運用しても追加費用なし
ヒートマップ単体では「課題発見」にとどまりますが、DejamではABテスト・AI自動解析と組み合わせることで、「課題発見→仮説検証→改善→再計測」の全サイクルをノーコードで完結できます。
この記事の監修者
平井 翔吏
株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー
CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。
株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。
株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。
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CVR改善にお悩みの方へ
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