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お客様の声(テスティモニアル)の集め方と置き方|CVRを上げる7つのポイント

お客様の声(テスティモニアル)の集め方と置き方|CVRを上げる7つのポイント

この記事でわかること

お客様の声をLPでCVRにつなげる方法を、聞き方・集め方・選び方・置き方・見せ方の順に7つのポイントとして解説します。お客様の声を並べているのに成果が変わらないという方が、CTAの上下に分散して配置する理由と、ネガティブな声を混ぜたほうが信頼される根拠、そしてステマ規制に触れない運用までわかる内容です。

「お客様の声を並べているが、CVRは変わらない」——お客様の声が効かない原因は、置き場所と選び方にあります。数を増やしても効きません。

本記事では、お客様の声(テスティモニアル)の集め方から置き方まで7つのポイントを、公開されている数値とあわせて解説します。

記事のポイント

  • CTAの上下に分散配置してCVR64.5%向上した事例
  • ネガティブな声を混ぜたほうが信頼される(混在で信頼度68%高い)
  • 効く声を引き出す質問の設計
  • 動画のテスティモニアルで登録25%増の事例
  • ステマ規制に触れない運用

目次

  • お客様の声が効かない3つの原因
  • ①効く声を引き出す質問の設計
  • ②集めるタイミングと方法
  • ③どの声を載せるか選ぶ
  • ④ネガティブな声を混ぜる
  • ⑤どこに置くか
  • ⑥実在性を担保する見せ方
  • ⑦動画にするかどうか
  • ステマ規制との関係
  • Dejamでお客様の声を検証する
  • よくある質問
  • まとめ

お客様の声が効かない3つの原因

1つ目。置き場所がCTAから遠い。 読まれても行動に結びつきません。

2つ目。内容が「満足しています」で終わっている。 読み手が自分の状況に重ねられません。

3つ目。全部が絶賛で、作り物に見える。 信頼が逆に下がります。

お客様の声はソーシャルプルーフの実装であり、チャルディーニの説得の6原則のうち「社会的証明」に対応します。原則そのものは強力ですが、実装を誤ると働きません。

なお、レビュー表示の影響については、訪問者の63%がレビューがあると購入しやすくなると報告されています(出典: Econsultancy、【事例あり】テスティモニアル。その使い方と使う理由について - DLPO)。

①効く声を引き出す質問の設計

「満足していますか」と聞くと「満足しています」が返ってきます。 使えない声になる原因は質問にあります。

次の6つを聞きます。

聞くこと狙い
導入前に何に困っていたか読み手が自分の状況と照合できる
何を比較検討したか比較段階の読み手に刺さる
決め手は何だったか購入の決定要因が分かる
導入後、何がどう変わったか具体的な変化が伝わる
数字で言えることはあるか定量的な裏付けになる
導入前に不安だったことは何か同じ不安を持つ読み手の障壁が消える

最も重要なのは「導入前に何に困っていたか」です。 読み手は自分と同じ課題を持つ人の声しか自分事として受け取りません。

「導入前に不安だったこと」は、ネガティブな内容でも載せる価値があります。 「料金が高いと感じた」「社内で反対された」といった声は、同じ不安を持つ読み手に効きます。

②集めるタイミングと方法

タイミング向いている理由
初期の成果が出た直後変化が鮮明で数字も出せる
導入から3か月後定着した状態の評価が取れる
更新・継続の判断直後継続理由が言語化されている
サポート対応の完了直後体験が記憶に新しい

メール依頼での収集が効率的です。 公開事例では、あるECが1製品で280件のレビューを獲得したと報告されています(evo、出典: 同上)。

インタビュー形式と記述形式の使い分けも意識してください。

形式向いている場面
記述(フォーム回答)件数を稼ぐ。短い声を多数並べる
インタビュー深い内容。導入事例ページ用
動画実在性が最も高い。後述

③どの声を載せるか選ぶ

集めた声を全部載せてはいけません。 次の基準で選びます。

載せる載せない
導入前の課題が具体的に書かれている「満足しています」だけ
数字が入っている抽象的な賞賛のみ
ターゲットと同じ業種・規模主要ターゲットから外れた層
決め手が明記されている製品名の連呼
不安があったが解消した経緯がある最初から好意的だった声

ターゲットと同じ業種・規模の声を優先してください。 知名度の高い企業を優先したくなりますが、規模が違いすぎると「うちとは違う」と判断されます。 業種別にタブで出し分ける設計も有効です。

④ネガティブな声を混ぜる

絶賛だけを並べると信頼が下がります。

250万件のレビューを分析した調査では、ポジティブとネガティブが混在しているほうが信頼度が68%高いと報告されています(出典: Reevoo、同上)。

ただし混ぜ方には限度があります。 別の調査では、ネガティブなレビューが2〜3件あると63%の人が購入を断念すると報告されています(出典: Lightspeed Research、同上)。

実務上の落とし所は次の形です。

やることやらないこと
「導入前に不安だったこと」として懸念を載せ、解消した経緯を添える未解決の不満をそのまま載せる
「向いていないケース」を明記する欠点だけを列挙する
評価の星を実測値で出す(5.0でなく4.6)満点に偽装する

「向いていないケース」を明記するのは、信頼と同時に見込み客の質も上げます。 合わない層が自分で離脱するため、商談化率が上がります。

⑤どこに置くか

最も効果が大きいポイントです。

公開事例では、お客様の声をCTAボタンの上下に分散配置した結果、CVRが64.5%向上したと報告されています(マイケル・アガード氏の実験、出典: 同上)。別の事例ではWikiJobがCVR34%向上を記録しています。

配置置く声
ファーストビュー直下実績数値・導入社数・認証(信頼の土台)
課題提示セクションの直後同じ課題を持っていた人の声
料金セクションの直後費用に納得した経緯の声
CTAの直前・直後決め手・不安が解消した声
FAQの近く導入前の不安に関する声

「お客様の声」セクションを1か所にまとめる設計はやめてください。 読み手が判断に迷う場所ごとに、その判断に対応する声を置きます。

読まれているかの確認が前提です。 熟読ヒートマップで該当セクションが読まれていなければ、声の内容を直しても効きません。

⑥実在性を担保する見せ方

要素効果
顔写真実在性が最も上がる
氏名・役職・会社名匿名より信頼される
会社のロゴ一覧で並べると規模感が伝わる
手書きのアンケート画像加工していない印象
取得日情報の鮮度が伝わる

顔写真の効果は、目立つ位置に置かれた情報が信頼性の判断に使われるという知見(プロミネンス・インタープリテーション理論、B.J.フォッグ)で説明されています(出典: 同上)。

掲載許諾は必ず文書で取ってください。 氏名・役職・顔写真の掲載範囲、掲載期間、取り下げの条件を明記します。「匿名(A社・製造業・従業員300名)」でも、業種と規模が書かれていれば読み手は照合できます。

⑦動画にするかどうか

公開事例では、動画のテスティモニアルに変更して無料トライアル登録が25%増加したと報告されています(出典: Unbounce、同上)。

テキスト動画
実在性高い
制作コスト低い高い
読み手の負荷低い(流し読みできる)高い(再生が必要)
表示速度への影響なしあり

動画を置くなら表示速度を必ず測ってください。 自動再生や重い埋め込みでLCPが悪化すると、声の効果以前に離脱します。確認方法は「LP表示速度の改善方法」を参照してください。

実務上は「テキスト+顔写真」を基本にし、主要事例だけ動画にするのが費用対効果に見合います。

ステマ規制との関係

2023年10月施行のステルスマーケティング規制により、事業者が表示の内容を決定している口コミは「広告」として明示が必要です。

正当な運用問題になる運用
実際に寄せられた声を、許諾を得て掲載する架空のレビュー・サクラの投稿
謝礼を渡した場合は関係性を明示する謝礼を渡して第三者の自発的な声に見せる
誤字の修正・文字数の調整をする内容を書き換えて別の意味にする
実測の評価値を出す低評価を削除して平均を操作する

文言の編集は「読みやすさの範囲」にとどめてください。 意味を変える編集は、事業者が内容を決定したことになります。

詳細は「ステマ規制とアフィリエイトのPR表記|正しい書き方とNG例をわかりやすく解説」を確認してください。「No.1」「満足度◯%」といった表示を添える場合は「No.1表示・打消し表示の実務」も参照してください。

Dejamでお客様の声を検証する

ヒートマップ

熟読ヒートマップで、お客様の声のセクションが読まれているかが分かります。 読まれていなければ、内容より先に配置を直します。クリックヒートマップでは、事例カードが押されているかも取れます。

ヒートマップ機能の詳細を見る →

ABテスト

デザイン変更テストで、声の配置・件数・載せる人物をノーコードで差し替えて検証できます。 本記事の「CTAの上下に分散する」設計も、既存の1か所集約パターンと比較できます。

ABテスト機能の詳細を見る →

自動解析

どのコンテンツがCVRに貢献しているかをAIが解析します。お客様の声のセクションが実際に貢献しているかを、推測ではなく数値で確認できます。

LPO機能の詳細を見る →

よくある質問

Q. お客様の声は何件載せるべきですか?

A. 件数より配置と内容です。 1か所に10件まとめるより、読み手が迷う場所ごとに2〜3件ずつ分散させてください。公開事例ではCTAの上下への分散配置でCVRが64.5%向上しています。

Q. ネガティブな声も載せたほうがいいですか?

A. 「導入前に不安だったが解消した」形なら載せる価値があります。 混在しているほうが信頼度が68%高いという調査があります。ただし未解決の不満を載せるのは別です。ネガティブが2〜3件あると63%が購入を断念するという調査もあります。

Q. 匿名でも効果はありますか?

A. 業種と規模が書かれていれば効果があります。 「A社・製造業・従業員300名」のように読み手が自分と照合できる情報があることが条件です。顔写真があるとさらに実在性が上がります。

Q. 動画のテスティモニアルは必要ですか?

A. 主要事例だけで十分です。 動画で無料トライアル登録25%増の事例はありますが、制作コストと表示速度への影響があります。「テキスト+顔写真」を基本にしてください。

Q. お客様の声に謝礼を渡してもいいですか?

A. 渡してもよいですが、関係性の明示が必要です。 謝礼を渡したうえで第三者の自発的な声に見せると、ステルスマーケティング規制に触れます。

まとめ

お客様の声(テスティモニアル)について、要点を整理します。

  • 効かない原因は置き場所・内容・全部が絶賛の3つ
  • 最重要の質問は「導入前に何に困っていたか
  • 「導入前に不安だったこと」はネガティブでも載せる価値がある
  • ターゲットと同じ業種・規模の声を優先する。知名度より照合可能性
  • ポジティブとネガティブの混在で信頼度68%高い(250万件の分析)
  • ただしネガティブ2〜3件で63%が購入を断念する
  • 「向いていないケース」の明記は商談化率を上げる
  • 配置は1か所集約をやめ、判断ポイントごとに分散する(CTA上下で64.5%向上)
  • 顔写真・氏名・役職で実在性を担保する。掲載許諾は文書で取る
  • 動画は主要事例のみ。表示速度への影響を測る
  • 文言の編集は読みやすさの範囲まで。 意味を変えるとステマ規制の対象

CVR改善ならDejam!お客様の声が貢献しているかを数値で確認する

Dejamは、LP制作・ヒートマップ分析・ABテスト・AI自動解析をオールインワンで提供するCVR改善特化ツールです。「お客様の声を並べたが効いているか分からない」という段階から、貢献度を数値で確認して配置を決めるまでを総合支援します。

Dejamが選ばれる理由

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  • ユーザー課金なし: 何名で使っても追加費用は発生しない
  • ISMS認証取得: ISO/IEC 27001:2022 & JIS Q 27001:2023認証取得済み
  • 毎週アップデート: 市場トレンドとユーザーリクエストに応じて機能を毎週拡充
  • 権威ある実績: 代表がダイレクトアジェンダで2連覇。LPO顕彰制度「LPO AWARD」主催者

Dejamの主要機能

  • LP/記事LP制作: ノーコード・コードの切り替えに対応。AIで生成したコードを直接取り込み可能
  • ヒートマップ: 5種類(クリック/クリックイベント/熟読/滞在/離脱)。データ保存期間無制限
  • ABテスト: デザイン変更テスト・リダイレクトテスト・ポップアップテストの3種類。AIが自然言語でテストコードを自動生成
  • 自動解析: どのコンテンツがCVRに貢献しているかAIが自動解析。ゴールデンルート機能でページ遷移の最適パスも特定
  • プロジェクト管理: 改善施策の進捗をチームで共有できる

お客様の声は「読まれているか」と「貢献しているか」が別問題です。 熟読ヒートマップと自動解析を併用すると、読まれているのに貢献していないセクションを特定できます。

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この記事の監修者

平井 翔吏

平井 翔吏

株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー

CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。

株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。

株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。

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