ミエルカヒートマップとは、サイトに訪問したユーザー行動を色の濃淡で表現するヒートマップツールの一つです。
例えば、どこがクリックされているか、どこでユーザーが離脱する可能性が高いかといったことなどのデータを視覚化することができるツールです。
このようなツールは市場に多く存在しますが、ミエルカヒートマップの特徴の一つとして、多機能性が挙げられます。
例えば、競合が検索広告に出稿している内容を分析したり、任意の画像をノーコードで表示できる機能などが付随しています。
この記事では、ミエルカヒートマップの機能や料金体系について解説し、効果的な使い方を紹介します。
記事のポイント
- ユーザーの離脱・クリック・熟読箇所を色で可視化する仕組み
- 料金は公式サイトで非公開のため、資料請求・問い合わせが必要なこと
- 集客とCVRを同時改善できる独自キーワード提案機能の特長
- クリック・熟読・離脱分析を使ったCVR改善の5ステップ
- 3社の導入成果事例と競合ツール・Dejamとの機能比較
目次
- ヒートマップ分析ツール「ミエルカヒートマップ」とは
- ミエルカヒートマップの料金体系
- ミエルカヒートマップの特長
- ミエルカヒートマップの主な使い方5つ
- ミエルカヒートマップの導入に成功した事例3つ
- ミエルカヒートマップと他ツールとの比較4つ
- ミエルカヒートマップとDejamの比較
- ミエルカヒートマップの特長を把握して活用しよう
ヒートマップ分析ツール「ミエルカヒートマップ」とは
**ミエルカヒートマップとは、サイトに訪問したユーザーがスクロールした箇所などを見える化するヒートマップツールです。**また、スクロールを終了した箇所やクリックした場所、しっかりと読んだ箇所なども色でわかるように可視化してくれます。
ミエルカヒートマップであれば一般的にはわからないユーザーの離脱箇所も可視化することができるため、ユーザーの離脱率の改善にも役立ちます。
ミエルカヒートマップの料金体系
ミエルカヒートマップの料金は、公式サイトでは金額が公開されておらず、料金表の資料請求または問い合わせが必要です。(2026年8月9日時点)
公式サイトの料金ページには料金表が画像・資料としてのみ用意されており、プラン名や月額料金の具体的な数値はページ上に記載されていません。導入を検討する際は、公式サイトから料金表を取り寄せて最新の条件を確認してください。
出典:プラン|株式会社Faber Company 参照:https://mieru-ca.com/heatmap/plan/
なお本記事の公開当初(2021年9月時点)は、無料プランを含む複数のプランが公式サイト上で金額とともに公開されていました。現在は公開方法が変わっているため、当時の金額は参考になりません。プラン構成・計測可能PV数・無料プランの有無を含め、必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
ミエルカヒートマップの特長
ミエルカヒートマップには「集客改善キーワード提案機能」という既に訪問しているユーザーだけでなく、訪問見込みがあるユーザーの集客につなげる機能があるという点が特長です。
集客改善キーワード提案機能ではGoogle Search Consoleによって訪問ユーザーの検索ワードを分析し、ページ改善のために注力するべきキーワードを分析して提案することにより、集客とコンバージョンの両方を同時に改善することが可能です。
ミエルカヒートマップの主な使い方5つ
自社サイトの集客率やコンバージョン率の改善を行うためにミエルカヒートマップの導入を検討しているという担当者の方もいるでしょう。それでは、ミエルカヒートマップを利用する場合、具体的にどのような使い方をすればよいのでしょうか。
ここではミエルカヒートマップの主な使い方について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
1:導入の際は無料プランで試す
ミエルカヒートマップには、期間の制限なく使える無料プランがあります。(2026年8月9日時点。公式サイトのFAQに「無料の範囲内で期限なくご利用いただけます」と記載)
計測可能PV数や登録できるサイト数などの上限は公式サイトで公開されていないため、まずは無料アカウントを作成して、自社の規模で足りるかを試してみると良いでしょう。
出典:プラン|株式会社Faber Company 参照:https://mieru-ca.com/heatmap/plan/
2:サイトレポート機能で集客力の低いページを把握する
**ミエルカヒートマップではサイトレポート機能によって成果力や誘導力などをグラフにすることができます。**ページごとに集客力や誘導力などが数値化されて見えるようになるため、ひと目で集客力が低いページを把握することが可能です。
3:クリック状況を参考にサイト内の構図を改善する
**ミエルカヒートマップのクリックヒートマップでは、Webサイト内での訪問ユーザーのクリック箇所を把握することができます。**よくクリックされている箇所が赤く表示されるため、コンバージョンの妨げになっているようなクリック箇所もわかります。
クリックヒートマップを参考にして、Webサイトの構図を改善しましょう。
4:直帰率は熟読エリアを考慮する
**ミエルカヒートマップでは、訪問ユーザーが熟読している箇所を把握することも可能です。**また、熟読箇所をチェックすることにより、コンテンツに対する読者の反応や、コンテンツ内で特に読者の興味がある箇所などが可視化できます。
ヒートマップの結果を基に熟読エリアを考慮した構成変更や読みやすさの改善などを行うことにより、直帰率の改善を行うことができるようになります。
5:「ヒートマップまとめて確認」機能で情報を総合的に把握する
ミエルカヒートマップの「ヒートマップ、まとめて確認」機能は、「熟読箇所(アテンションヒートマップ)」「離脱箇所(スクロールヒートマップ)」「クリック箇所(クリックヒートマップ)の3機能を一覧比較できる機能です。
「ヒートマップ、まとめて確認」機能を利用し、「急に離脱率が上がっている箇所があるが、その場所にリンクがあるため多くのユーザーがリンクから別ページに移動している」など3つの機能を利用して情報を総合的に把握できるようになります。
ミエルカヒートマップの導入に成功した事例3つ
**ミエルカヒートマップは全世界の約1,500社で利用されており、多くの企業が自社サイトのUIやUXの改善に活かしています。**それでは具体的にどのような成功事例があるのでしょうか。
ここではミエルカヒートマップの導入に成功した事例を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
1:株式会社利他フーズの場合
ミエルカヒートマップではサイトデザインの変更履歴も簡単に比較することができるため、株式会社利他フーズではミエルカヒートマップをECサイトのデザイン改善に役立てています。
株式会社利他フーズではデータを基に商品購入ボタンの配置を最適化したり、商品購入ボタンの文言を変更したりしたことで、注文数を約143%増にすることに成功しました。
2:株式会社キャンバスの場合
株式会社キャンバスではランディングページの広告運用にミエルカヒートマップを導入しました。これまではGoogleアナリティクスを利用していましたが、データの根拠がないため仮説を立てるのみとなっていました。
しかしミエルカヒートマップを導入することにより、データを基にランディングページの改善が行えるようになり、CV約250%増、CPA約50%削減に成功しました。<
3:後藤ブランド株式会社の場合
後藤ブランド株式会社では、ランディングページの分析力を上げてより成果を出すためにミエルカヒートマップを導入しました。
ミエルカヒートマップによってページ内でのユーザーの行動が詳しく分析できるようになったため、不動産のランディングページでCVRを約150%改善することに成功しました。
ミエルカヒートマップと他ツールとの比較4つ
**ミエルカヒートマップの他にもさまざまなヒートマップツールがありますが、これらのツールとミエルカヒートマップにはどのような違いがあるのでしょうか。**ここでは最後にミエルカヒートマップと他ツールとの比較を紹介していきます。
1:Mouseflow
**Mouseflowは4種類のヒートマップが利用できるデンマーク生まれのヒートマップツールです。**ミエルカヒートマップには搭載されていない「マウスフローヒートマップ」が利用できるため、ユーザーの行動をリプレイすることができます。
ただし日本製の見える化ツールマップと違い、管理画面の日本語対応がなされていません。為替レートにより料金が変動しますのでご注意ください。
出典:価格|株式会社APOLLO11 公式サイト:https://mouseflow-jp.com/price/
2:User Heat
**User HeatはURL数の制限なく300,000PVまで測定することができるヒートマップツールです。**ミエルカヒートマップにはない「マウスフローヒートマップ」や「マウスムーブヒートマップ」を含めた5種類のヒートマップが利用できます。
また、User Heatは無料ヒートマップツールとなっているため、費用もかかりません。
出典:無料で使えるヒートマップとは?|株式会社ユーザーローカル 公式サイト:https://userheat.com/whatheatmap
3:Dejam
Dejamは株式会社LeanGoが提供する国産のCVR改善ツールです。
ヒートマップ機能としては、操作性の高さが最大の特徴です。例えば、2つのURLを比較したり、2つのページを同時スクロールすることも可能です。
また、Dejamはヒートマップツールというよりは統合的なLPOツールと言えるでしょう。なぜなら、競合調査やABテスト、CTA等のデザイン改善案の自動提案機能などが搭載されているためです。
料金はオプティマイズプランが月額3万円〜で、PV数に応じた従量課金です。
公式サイト:https://leango.co.jp/dejam/function/heatmap/
4:Ptengine
**Ptengineは国内の有名企業をはじめとした多くの企業で導入されているヒートマップツールです。**Googleアナリティクスと連携できるため、ミエルカヒートマップと違いアクセス解析ツールとして活用することもできます。
3,000PVまでなら無料で利用でき、それ以上は有料プランまたは従量課金制のプランが選べます。料金はPV数に応じて変動するため、最新の金額は公式サイトの料金ページをご確認ください。
出典:料金|株式会社Ptmind 公式サイト:https://www.ptengine.jp/plan/
5:SiTest
**SiTestはUI/UX改善にも役立つヒートマップツールです。**ミエルカヒートマップにはある「アテンションヒートマップ」はありませんが、「マウスフローヒートマップ」が搭載されているため、パソコンを使ってアクセスするユーザーが多いサイトなら活用できるでしょう。
30,000PVまでなら無料トライアルが利用でき、詳しい費用については要問い合わせとなっています。
出典:プラン|株式会社グラッドキューブ 公式サイト:https://sitest.jp/plan/
ミエルカヒートマップとDejamの比較
ミエルカヒートマップはSEOキーワード提案機能など集客改善に強みを持つ国産ヒートマップツールで、ABテスト・ポップアップ・AI自動解析も備えています。Dejamはそこにパーソナライズ配信やLP制作を加え、分析から施策実行までを1ツールでカバーします。
| 機能・項目 | ミエルカヒートマップ | Dejam |
|---|---|---|
| ヒートマップ種類 | アテンション・スクロール・クリック | 5種類(クリック・スクロール・アテンション・コンフェッティ・マウスムーブ) |
| 集客改善キーワード提案 | ✅(独自機能) | ❌ |
| 複数サイト一括管理 | ✅ | ✅ |
| 無料プラン | ✅(期限なし。PV上限は公式サイトに記載なし) | ❌(無料トライアルあり) |
| ABテスト | ✅(ノーコード実装・設計支援あり) | ✅(3種類) |
| ポップアップ表示 | ✅(3種類・離脱防止/キャンペーン配信) | ✅ |
| AI機能 | ✅(自動解析・改善テキスト案の自動提案) | ✅ |
| 自動解析 | ✅(ヒートマップ自動解析機能) | ✅(ゴールデンルート) |
| LP制作機能 | 公式サイトに記載なし | ✅(バイブコーディング) |
| パーソナライズ配信 | 公式サイトに記載なし | ✅ |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(資料請求・要問い合わせ) | 月額3万円〜 |
| 日本語サポート | ✅ | ✅ |
| セキュリティ | — | ISMS認証取得 |
※比較表の内容は2026年8月1日時点(料金の行は2026年8月9日に再確認)で各社公式サイトを確認して作成しています。最新の仕様・料金は各社公式サイトをご確認ください。
出典:ミエルカヒートマップ 機能一覧|株式会社Faber Company 公式サイト:https://mieru-ca.com/heatmap/feature/
ミエルカヒートマップ向きのケース
- SEOキーワード提案機能と組み合わせて集客とコンバージョンを同時改善したい
- まず無料プランで試してからヒートマップ活用を始めたい
- ABテストの設計を専任コンサルタントに相談しながら進めたい
Dejam向きのケース
- コンフェッティ・マウスムーブを含む5種類のヒートマップで詳細に行動を分析したい
- ユーザーの属性や流入元に応じてコンテンツを出し分けたい(パーソナライズ配信)
- LP制作から分析・改善の全工程を一括管理したい
組み合わせて使うなら
ミエルカヒートマップで検索流入ユーザーの行動とキーワードを分析しつつ、Dejamでそこから見えた課題に対してパーソナライズ配信やLP改善を実行する体制が効果的です。「集客・キーワード分析はミエルカ、出し分けとLP改善はDejam」という役割分担でPDCAを加速できます。
よくある質問
Q. ミエルカヒートマップはどんな用途に向いていますか?
A. コンテンツがどこまで読まれているかを把握し、記事やLPの構成を見直す用途に向いています。導入事例でも、読まれていない箇所の特定と改善が中心です。
Q. ヒートマップで見た改善点は、そのまま反映してよいですか?
A. 反映する前に検証することをおすすめします。ヒートマップが示すのは「読まれていない」という事実で、その原因が見出しなのか、その手前の内容なのかまでは分かりません。変更後に本当に良くなったかはABテストで確認してください。
Q. 複数ページを計測する場合、どこから見るべきですか?
A. コンバージョンに近いページからです。流入が多いページより、申込・問い合わせの直前にあるページのほうが、同じ改善幅でも成果への影響が大きくなります。
ミエルカヒートマップの特長を把握して活用しよう
ミエルカヒートマップを活用することで、訪問ユーザーの離脱箇所、クリック箇所、熟読箇所を見える化し、集客やコンバージョンの改善につなげることができます。
ぜひ本記事で紹介したミエルカヒートマップの使い方のポイントを参考に、ミエルカヒートマップを活用してみてはいかがでしょうか。
デザイン参考探しから改善まで ─ CVR改善ツール「Dejam」
参考になるデザインを探して何十ものサイトを見て回るのは時間がかかります。LeanGoが提供するCVR改善ツール「Dejam」には、約100万件のWebサイト・LPを収録したデザインデータベースがあり、業種や画面ごとに構造化されているため目的のデザインをすぐに見つけられます。
参考を探すだけでなく、ヒートマップ(クリック・クリックイベント・熟読・滞在・離脱の5種類)で自社サイトの離脱箇所を可視化し、ABテスト・ポップアップ・フォーム・LP制作までを1つのツールで完結できます。オプティマイズプランは月額3万円〜(PV数に応じた従量課金)です。


