leango
Web接客

Appseeは現在導入できません|代わりに使えるアプリ分析ツールと20ツールの提供状況【2026年版】

Appseeは現在導入できません|代わりに使えるアプリ分析ツールと20ツールの提供状況【2026年版】

この記事でわかること

本記事では、アプリ分析ツール「Appsee」が現在は新規に導入できないことと、代わりにアプリのセッション録画・タッチヒートマップ・行動分析・広告効果計測に使えるツールを目的別に紹介します。以前掲載した20ツールについても、提供終了・サービス転換・Web専用かどうかを2026年10月時点の公式情報で整理しており、アプリ分析ツールを選び直したい方に役立つ内容です。Appseeの当時の機能と料金も記録として残しています。

【お知らせ】Appseeは現在、新規に導入できません

Appsee の公式サイト(appsee.com)には2026年10月16日時点で接続できず、国内の販売代理店ページも「現在一時的に新規受付を停止しております」と表示しています。ServiceNow は2019年5月に、Appsee のアプリ分析プラットフォームと開発チームを取得すると発表しており、技術は ServiceNow の製品に組み込まれました。

以下の Appsee の機能・料金は、当時の記録として残しています。これからアプリ分析ツールを選ぶ場合は、次の「代わりに使えるツール」を参考にしてください。

結論:Appseeの代わりに使えるアプリ分析ツール

Appsee の代わりは、アプリで何を見たいかで選びます。Appsee の中心機能だった「操作の録画」と「タッチヒートマップ」が欲しいなら、Microsoft Clarity・Mixpanel・UXCam が候補です。

見たいこと代わりに使えるツール料金(公式サイトの表記)
ユーザーの操作の録画・タッチヒートマップ(Appseeの中心機能)Microsoft Clarity / Mixpanel / UXCamClarity は無料。Mixpanel は無料プランあり(月100万イベントまで)。UXCam は無料トライアルのあと見積もり
画面遷移・継続率などの行動分析Mixpanel / Firebase(Google アナリティクス) / CountlyFirebase の Google アナリティクスは無料。Countly は月額175ドル〜
広告からのインストール・成果の計測AppsFlyer / SingularAppsFlyer は無料の Zero プランあり。Singular は無料で開始できる
競合アプリ・市場の分析App Ape / Similarweb / Sensor Tower(旧 App Annie・data.ai)各社の公式サイトで個別に確認が必要

無料で始めるなら、録画とヒートマップは Microsoft Clarity、行動分析は Firebase の Google アナリティクスが出発点になります。どちらもアプリにSDK(計測用のプログラム)を組み込む必要があるため、アプリの改修とストア審査の時間を見込んでください。

以前この記事で紹介した20ツールのうち、Flurry Analytics は提供を終了し、Amazon Pinpoint(旧 Amazon Mobile Analytics)は2026年10月30日でサポートが終了します。また、MIERUCA・SiTest などの7ツールはWebサイト向けで、アプリの分析には使えません。各ツールの現状は「Appsee以外にアプリ分析ができるおすすめツール20選」の表にまとめました。いずれも2026年10月16日に各社の公式サイトで確認した内容です。

記事のポイント

  • Appseeは現在新規に導入できず、代わりのツールは「何を見たいか」で選ぶこと
  • 操作の録画・タッチヒートマップ・行動分析・広告計測・市場分析の目的別おすすめ
  • 以前紹介した20ツールの提供状況(提供終了・サポート終了・Web専用)
  • Appseeのタッチヒートマップや動画録画など5つの機能と料金(当時の記録)
  • データ保持期間と利用目的で選ぶ分析ツールの選定基準

目次

  • Appsee以外にアプリ分析ができるおすすめツール20選
  • ヒートマップツールを選ぶ際のポイント
  • Appseeとは?
  • Appseeの特徴5つ(当時の記録)
  • Appseeの料金(当時の記録)
  • Appseeをはじめとするヒートマップツールの利点
  • Appseeをはじめとするヒートマップツールの注意点
  • よくある質問
  • アプリ分析ツールAppseeについて知識を深めよう

Appsee以外にアプリ分析ができるおすすめツール20選

**アプリ解析ツールとは、自社開発のモバイルアプリの利用状況や動向を可視化するツールです。**現在のモバイルアプリ市場は、国内で帰結するものではありません。業種を問わず海外展開を行うことが主流になっています。

ここでは、以前この記事で紹介した20ツールを、2026年10月16日時点の提供状況とあわせて紹介します。**20ツールのうち、アプリの行動分析に使えるのは一部です。**Webサイト専用のツールや、提供を終えたツールも含まれているため、先に表で確認してください。

ツール種類アプリ分析に使えるか現状(2026年10月16日確認)
MIERUCA(ミエルカヒートマップ)Web向けヒートマップ使えない(Webサイト向け)提供中。無料から利用でき、有料プランの金額は非公開
User InsightWeb向け総合マーケティングツール使えない(Webサイト向け)提供中。AI検索対策・コンテンツ作成・サイト分析・Web接客の総合ツールに変わっている
CONTENT ANALYTICSWeb向け行動解析使えない(Webサイト向け)提供中(UNCOVER TRUTH)
SiTestWeb向けサイト分析・改善使えない(Webサイト向け)提供中
MouseflowWeb向けセッション録画・ヒートマップ使えない(Webサイト向け)提供中。無料プランあり
User HeatWeb向け無料ヒートマップ使えない(Webサイト向け)提供中。無料(1サイト月30万PVまで)
PtengineWeb向けサイト分析・改善使えない(Webサイト向け)提供中
AppsFlyerアプリの広告効果計測使える(計測が中心)提供中。無料の Zero プランあり
UPSIGHTアプリ分析・マーケティング確認できない公式サイトに接続できない
Singularアプリの広告効果計測使える(計測が中心)提供中
Localyticsアプリ分析・マーケティング確認できない公式サイトはマーケティング向けAIの案内に変わり、アプリ分析ツールの案内がない
Countlyアプリ・Webの行動分析使える提供中。月額175ドル〜、14日間の無料トライアル
Mixpanelアプリ・Webの行動分析使える提供中。無料プランあり。iOS・Androidの操作録画にも対応
Flurry Analyticsアプリ分析使えない提供終了(公式サイトで告知)
SimilarwebWeb・アプリの市場分析競合分析に使える提供中
App Apeアプリの市場分析競合分析に使える提供中(フラー株式会社)
Amazon Mobile Analytics(Amazon Pinpoint)アプリ分析・配信使えなくなる2026年10月30日でサポート終了(AWSが告知)
APP ANNIEアプリの市場分析競合分析に使えるdata.ai に名称変更後、2024年3月に Sensor Tower が買収
Google AnalyticsWeb・アプリの行動分析使える(アプリは Firebase 経由)提供中。無料
Mocking FishWeb向けテスト・分析確認できない公式サイトに接続できない

Appsee に近い「操作の録画・タッチヒートマップ」をアプリで使いたい場合、この20ツールの中では Mixpanel が該当します。ほかに、20ツールには含まれていない Microsoft Clarity(無料。Android・iOS向けSDKがあり、Flutter・React Native にも対応)と UXCam(アプリの操作録画とヒートマップ。無料トライアルのあと月間セッション数に応じた見積もり)も候補になります。

1:「MIERUCA」

**株式会社Faber Companyが提供する、Webサイト向けのヒートマップツールです。**アプリの分析には対応していません。

無料から使え、ページ分析からABテストなどの改善までを1つのツールで行えます。公式サイトでは導入企業累計1,300社を掲げています。有料プランの金額は公式サイトで公開されておらず、資料請求が必要です。以前の記事で紹介していた「無料で3機能」「ビジネスプランは月10万PV」といった条件は、現在の公式サイトでは確認できません。

出典:ミエルカヒートマップ|株式会社Faber Company 参照:https://mieru-ca.com/heatmap/

2:「User Insight」

**User Insightは、株式会社ユーザーローカルが提供するWebサイト向けのツールです。**現在は、生成AIを使ったコンテンツ作成・サイト分析・Web接客・AI検索対策までを扱う総合デジタルマーケティングツールになっています。

スマートフォンでWebサイトを見たユーザーの分析はできますが、アプリの中の操作を分析するツールではありません。料金は公式サイトで見積もりを依頼する形です。

3:「CONTENT ANALYTICS」

**CONTENT ANALYTICSは、UNCOVER TRUTHが提供する、Webサイトの閲覧行動から顧客の興味関心を捉える解析ツールです。**ページ単位ではなくコンテンツごとの分析に強みがあります(Webサイト向け)。

分析する範囲をページからコンテンツに絞ることで、どの要素がユーザーに有益であるかが判断でき、コンバージョンアップにつなげることができます。

コンテンツごとのコンバージョンまでの確率を把握できるので、目的やターゲットに合わせたコンテンツ作成や配信が可能です。

4:「SiTest」

ウェブサイトの解析から改善までを一元化できる、ランディングページ最適化ツールがSiTestです。

ヒートマップなどの解析に加え、Webサイトの改善に役立つA/Bテスト機能やポップアップ機能など、幅広いニーズに対応するツールです(Webサイト向け)。

国産ツールで、日本語でサポートを受けられます。無料プラン(月3,000PV・1ドメイン)があり、有料プランは個別見積もりです。

5:「Mouseflow」

デンマークで開発されたMouseflowは、世界中で利用されている実績と、低価格ながらハイスペックな分析ツールであることが特徴です。

ユーザーの利用動向などを把握するためのセッションリプレイ、ページ単位で分析するヒートマップ、コンバージョンに至るまでの導線を分析するファネルなど、多岐にわたり利用できます。

無料プラン(月500セッション)があり、有料プランは月額25ドルからです(月払い)。Webサイト向けのツールで、アプリの分析には対応していません。

6:「User Heat」

User Heatは、株式会社ユーザーローカルが手掛ける無料ヒートマップ解析ツールです。

利用できるヒートマップは5種類あり、熟読エリア、クリックエリア、終了エリア、マウスムーブ、離脱エリアとなっています。ユーザーの動きを色の濃さで表現するので、Web解析の知識を必要としません。

無料ながら、1サイトあたり月間30万PVまで分析できるのも魅力の1つです(超えると計測が止まり、自動で課金されることはありません)。Webサイト向けのツールです。

出典:5種類のヒートマップを無料で利用可能|株式会社ユーザーローカル 参照:https://userheat.com/whatheatmap

7:「Ptengine」

Ptengineは、1つのタグをサイトに設置することで、サイトの最適化と分析が行えるサイト運営プラットフォームです。

サイトパフォーマンスを向上させるデータ収集、インサイト取得、施策実行、効果検証を経験不要ですばやく実施できることが特徴です。

Webサイト向けのツールで、無料プラン(月3,000PV)から始められます。

8:「AppsFlyer」

**ユーザーが、自社の製品やサービスをコンバージョンした過程を分析するツールがAppsFlyerです。**たとえば、ユーザーが自社アプリをインストールした場合に起因となったネットワークや広告タイプをレポートします。

対象としているユーザーにどのような広告を打てばポジティブな行動を起こしやすいか、という点が把握できるでしょう。無料の Zero プランがあり、有料プランは計測の規模に応じて料金が変わります。

9:「UPSIGHT」

Upsightは、アプリの分析とマーケティングのプラットフォームとして紹介していたツールです。

2026年10月16日時点で公式サイト(upsight.com)に接続できず、現在の提供状況を確認できませんでした。これから導入する候補からは外してください。

10:「singular」

**Singularは、アプリを中心とした広告の効果計測(アトリビューション)と分析のプラットフォームです。**無料で利用を始められます。

マーケティングに関連する、すべてのデータを基に、ターゲットとする市場拡大をサポートしてくれます。マーケティングデータとアトリビューションデータを結合させ、国際的に活躍している同業他社との差別化が可能です。

11:「Localytics」

Localyticsは、モバイルアプリのマーケティングと分析を行うソフトウェアとして紹介していたツールです。

2026年10月16日時点の公式サイトは、CRMマーケティング向けのAIの案内に変わっており、モバイルアプリ分析ツールとしての案内は見当たりません。アプリ分析ツールとして導入を検討する場合は、提供元に直接確認してください。

12:「Countly」

**Countlyは、アプリやWebでのカスタマージャーニーを分析するプラットフォームです。**料金は月額175ドルから(Flexプラン)で、14日間の無料トライアルがあります。

ユーザーが、企業の製品やサービスに触れるタイミングは同じではありません。ユーザー行動もその時々で変わるため、状況ごとに詳細なデータが必要になります。

Countlyではユーザー分析のほかに、顧客の定着率やロイヤリティを測定できる機能もあるので、長期的なマーケティングが可能です。

13:「Mixpanel」

Mixpanelは、ユーザー行動を重視した細かいセグメント分析ができることが特徴です。

詳細なユーザー情報を把握するTrends、棒グラフで見やすいFunnel、継続率を調べるRetentionなど、ユーザー行動に特化した解析ツールといえます。iOS・Androidアプリの操作録画(Session Replay)やヒートマップにも対応しており、**Appsee に近い使い方ができます。**無料プラン(月100万イベントまで)から始められます。

14:「Flurry Analytics」

Flurry Analyticsは、無料で利用できるモバイルアプリ分析プラットフォームとして紹介していたツールです。

**現在は提供を終了しています。**公式サイトで、Flurry Mobile Analytics(SDKと分析画面)の提供終了が告知されています。無料のアプリ分析ツールを探している場合は、Firebase の Google アナリティクスや Microsoft Clarity が候補になります。

15:「Similarweb」

競合他社のホームページアクセス状況が知りたいときに活躍するのが、イスラエルで開発されたSimilarwebです。

無料版では競合サイトやアクセス概要などが利用可能で、世界や国内での自社ホームページの順位を把握できます。

Similarweb独自の方法で算出した推計値なので、多少の誤差をふまえたデータとして参考にするといいでしょう。Webサイトだけでなく、Android・iOSアプリのランキングも提供しています。

16:「App Ape 」

**App Apeは、フラー株式会社が提供する国産のアプリ市場分析サービスです。**競合アプリの利用状況(DAUなど)の分析や、新規参入する際の市場分析に使えます。オーダーメイドの分析レポートも提供しています。

17:「Amazon Mobile Analytics」

Amazon Mobile Analyticsは、ユーザーのアプリ利用に関する情報収集や行動の可視化を行う解析ツールです。

Amazonが提供しているクラウドサービス、AWSを駆使して顧客のアプリケーション使用状況やデバイス、属性などの情報を集めます。その後 Amazon Pinpoint に統合されましたが、**AWS は2026年10月30日をもって Amazon Pinpoint のサポートを終了すると告知しています。**終了後はコンソールや、セグメント・キャンペーン・分析などの機能にアクセスできなくなるため、新しく導入する候補にはなりません。

18:「APP ANNIE」

APP ANNIEは、世界中のアプリマーケットの市場データを収集して分析する、アプリ市場分析ツールです。

App Annie はその後 data.ai に名称を変更し、2024年3月に Sensor Tower が data.ai を買収しました。現在、アプリ市場のデータを使いたい場合は Sensor Tower の窓口で確認することになります。

19:「Google Analytics」

Google Analyticsは、業種問わずあらゆるビジネスのデータを分析できるWebサイト解析ツールです。

アプリを分析する場合は、Firebase の SDK を組み込んで Google アナリティクスで計測します。最大500種類のイベントのレポートを無料・上限なしで利用できます。

Google Search Consoleと混同しがちですが、分析する対象は異なります。Google Analyticsがユーザー行動を分析するのに対し、Google Search Consoleは検索ワードを分析するツールになります。

20:「Mocking Fish」

Mocking Fishは、A/Bテストやヒートマップを備えたWebサイト向けの分析ツールとして紹介していたツールです。

2026年10月16日時点で公式サイト(mockingfish.com)に接続できず、現在の提供状況を確認できませんでした。Webサイト向けのツールのため、アプリの分析にも使えません。

ヒートマップツールを選ぶ際のポイント

LP改善やSEO強化など、ユーザー行動を分析してコンバージョンにつなげるためには、ヒートマップツールの活用は効果的です。

しかし、ヒートマップ機能を持つ解析ツールは1つだけでありません。それぞれ異なるサービスやバリーションがあります。ここでは、ヒートマップツールを選ぶポイントを2つに絞って紹介していきます。

データの保持期間やデータ量を確認する

データの保持期間や分析できるデータ量などは、ヒートマップツールごとに異なります。

Webサイトの規模が大きければ多くのページ分析が可能なツール、取得した解析データを保管するのであれば保持期間が長いツールを導入するといいでしょう。

ヒートマップツールは、保持期間やデータ量が増えると利用料金も増える傾向にあるので、入念な事前確認をすることが肝要です。

利用目的に合ったツールを選ぶ

自社の目的にあったヒートマップツールを選びましょう。

ヒートマップの種類によって解析できるデータは異なります。特に、Webサイト向けのツールと、アプリにSDKを組み込むツールでは、計測できる範囲がまったく違います。アプリの操作を見たいなら、Mixpanel・Microsoft Clarity・UXCam のようにアプリ向けSDKを持つツールを選んでください。

利用目的に合致するヒートマップツールを導入しましょう。

Appseeとは?

Appseeは、2012年にイスラエルのテルアビブで設立されたアプリ分析ツールの提供会社です。

Appseeはアプリの最適化を目的としており、アプリ公開前の確認からアプリのUX改善まで、アプリに関するニーズに対応していました。

2019年5月、ServiceNow が Appsee のアプリ分析プラットフォームと開発チームを取得すると発表しました。現在、Appsee の公式サイトには接続できず、国内の販売代理店ページも新規受付を停止しています(2026年10月16日確認)。

出典:ServiceNow to Acquire Appsee’s In-App Mobile Analytics Platform and R&D Talent|ServiceNow 参照:https://www.servicenow.com/company/media/press-room/servicenow-to-acquire-appsee-in-app-mobile-analytics-platform-and-rd-talent.html

Appseeの特徴5つ

さまざまな企業のアプリ解析に対応するAppseeですが、世界で利用されているのには理由があります。

**モバイルアプリのUX改善に特化したサービスや、だれでも容易に分析が行えるUI設計が特徴でした。**ここでは、提供当時のAppseeの特徴を5つ紹介します。

1:他ツールと簡単に統合できる

Appseeは、Google AnalyticsやAdobe Markething Cloudなど、他社の解析ツールと統合できます。

UX改善は一元的なデータだけでは心もとないでしょう。Appseeでは、自社アプリを1社の解析データだけでなく、複数のデータを統合して解析できるので、正確な対応が可能です。 統合するやり方も煩わしいものではなく、SDKと1行のコードを導入するだけで完了します。

2:タッチヒートマップ機能がある

**それぞれのページにおいて、ユーザーがタッチした箇所の頻度や操作を可視化することが可能です。**アプリ内のボタンの配置や画像がユーザーにとって理解しにくいと、アプリのユーザビリティにわるい影響を与えかねません。

タップ、スワイプ、ピンチの操作を可視化することに加え、各ページの流入、流出データやアプリ操作の不具合なども把握できます。

3:アプリ利用の分析が行える

**Appseeのアプリ利用分析は、リアルタイムでユーザーの行動を指標化する機能です。**アプリ内のユーザーの行動把握や滞在時間、アプリ画面上で行う優先的なアクションなど、詳細なデータのビジュアル化を行います。

また、ユーザーが混乱しやすかったり離脱率の高い箇所など、ネガティブなデータもリアルタイムで抽出してくれるので、改善の目安が立てやすくなるでしょう。

4:無料利用枠がある

**試しに利用してみたい場合に、無料トライアル期間を設けています。**アプリ利用分析やタッチヒートマップ、コンバージョンファネルやクラッシュレポートなど、有料版と同じ機能を無料で利用できます。

無料トライアルは最長2週間でした。現在は国内の販売代理店ページが新規受付を停止しており、トライアルも申し込めません。

5:ユーザーの行動を自動で記録できる

**ユーザーのアプリ内での行動を、動画で分析することができます。**ユーザーがスムーズにアプリを操作できているか、企業の意図した動きをしているかなどを理解することで、ユーザビリティの向上につながるでしょう。

サンプルとしてユーザーの一部を計測する仕様になっており、すべてのユーザーが対象ではありません。また、録画の範囲を自由に設定できるので、ユーザー属性を絞ることも可能です。

Appseeの料金

**Appseeは、初期費用が無料で月額95,000円から利用できる料金体系でした(当時の記録)。**アプリ解析数やセッション数、ビデオ記録数など利用する規模によって変動する料金体系です。

Appseeには2つのプランが用意されていました。1つ目は多岐にわたる解析ツールをすべて使えるプレミアムプランです。2つ目はプレミアムプランに、専任アカウントマネージャーなどのバックアップサービスが付随したエンタープライズプランです。

※上記は国内の販売代理店ページに掲載されていた料金の記録です。同ページは2026年10月16日時点で「新規受付を停止」と表示しており、現在この料金で導入することはできません。

Appseeをはじめとするヒートマップツールの利点

ヒートマップツールの優れている点は、経験やスキルが必要とされるWeb解析を容易に行うことができることです。

ユーザーの行動や傾向をサーモグラフィー状に可視化してくれるので、経験が浅い方でもWebページの改善に活用できるでしょう。

パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなどの端末も解析できる点も、ヒートマップツールの利点といえます。

Appseeをはじめとするヒートマップツールの注意点

**ヒートマップツールの注意点としては、解析できる範囲がピンポイントであることです。**ヒートマップの仕様上、Webサイト全体を同時に解析することはできず、1ページずつでしか行えません。

自社のWebサイトの記事数が膨大である場合には、それだけ時間を費やしてしまいます。Webサイトの規模に合わせた解析ツールを選ぶことが肝要です。

よくある質問

Q. ヒートマップツールを選ぶときのポイントは何ですか?

A. 本記事で挙げた選定ポイントに加え、Webサイトとアプリのどちらを分析したいのかを最初に決めてください。両者は計測の仕組みが異なるため、Web向けのツールでアプリを分析することはできません。

Q. アプリ分析ツールの注意点は何ですか?

A. 計測用のSDKを組み込む必要があるため、導入にアプリの改修とストア審査が伴います。Webのタグ設置のように即日で始められるわけではない点を見込んでおいてください。

Q. ヒートマップで分かることと分からないことは何ですか?

A. 分かるのは、どこがクリックされ、どこまで読まれ、どこで離脱したかという行動の事実です。なぜそうなったかという理由は分かりません。理由の仮説を立て、変更して検証するところまでがセットになります。

Q. Appseeは今も使えますか?

A. 新規には導入できません。Appsee の公式サイトには接続できず、国内の販売代理店ページも新規受付を停止しています(2026年10月16日確認)。ServiceNow が2019年に Appsee の技術と開発チームを取得し、ServiceNow の製品に組み込んでいます。

Q. Appseeの代わりになるツールはどれですか?

A. Appsee の中心機能だった操作の録画とタッチヒートマップなら、Microsoft Clarity(無料)、Mixpanel(無料プランあり)、UXCam が候補です。画面遷移や継続率の分析が中心なら、Firebase の Google アナリティクスや Countly も使えます。

Q. 無料で使えるアプリ分析ツールはありますか?

A. Microsoft Clarity と Firebase の Google アナリティクスは無料で使えます。Mixpanel にも月100万イベントまでの無料プランがあります。以前は無料の定番だった Flurry Analytics は提供を終了しています。

Q. Webサイト向けのヒートマップツールでアプリを分析できますか?

A. できません。MIERUCA・SiTest・Ptengine・User Heat などはWebページにタグを入れて計測する仕組みで、アプリの画面は計測できません。アプリを分析するには、アプリ向けのSDKを持つツールを選んでください。

アプリ分析ツールAppseeについて知識を深めよう

国内のスマートフォン用アプリ市場の拡大から、ジャンルを問わず膨大な数のアプリが世に出ています。同業他社による競争率は上がり、ユーザーの満足度が低いアプリは淘汰されていきます。

**Appseeは、アプリのユーザビリティ向上に貢献するアプリ分析ツールでしたが、現在は新規に導入できません。**操作の録画やタッチヒートマップを使いたい場合は、Microsoft Clarity・Mixpanel・UXCam から、無料プランや無料トライアルで試してみてください。

デザイン参考探しから改善まで ─ CVR改善ツール「Dejam」

参考になるデザインを探して何十ものサイトを見て回るのは時間がかかります。LeanGoが提供するCVR改善ツール「Dejam」には、約100万件のWebサイト・LPを収録したデザインデータベースがあり、業種や画面ごとに構造化されているため目的のデザインをすぐに見つけられます。

参考を探すだけでなく、ヒートマップ(クリック・クリックイベント・熟読・滞在・離脱の5種類)で自社サイトの離脱箇所を可視化し、ABテスト・ポップアップ・フォーム・LP制作までを1つのツールで完結できます。オプティマイズプランは月額3万円〜(PV数に応じた従量課金)です。なお、Dejam はWebサイト・LP向けのツールで、アプリの分析には対応していません。

タグ: app

この記事の監修者

平井 翔吏

平井 翔吏

株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー

CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。

株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。

株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。

関連記事

この記事に関連するDejamの機能

あわせて読みたいお役立ち資料

CVR改善にお悩みの方へ

サイトのコンバージョン改善を進めるなら、ABテスト・ヒートマップ・LP制作機能が揃ったCVR改善ツール Dejam をぜひご活用ください。データに基づいたPDCAで、成果につながる改善を実現できます。

「ツールの運用リソースが足りない」「改善の方向性から一緒に考えてほしい」という場合は、専門家が伴走する CVR改善コンサルティング もご利用いただけます。

Dejamで無料トライアル
WEB接客機能を見る

CVR改善ツールならDejam

自信があるから、
無料でお試し。正直、悩むより導入した方が早い。

ヒートマップの読みやすさも、ABテストの作りやすさも、機能一覧を並べただけでは分かりません。自社のサイトに入れて、実際のユーザーの動きを見て、はじめて判断できることばかりです。

  • 契約前に実際の画面を触れる
  • ご相談だけでもOK
  • 相談の時点で費用はゼロ

どれを試したいですか?

サービスの導入相談も可能です

お問い合わせ前に、気になる点はありますか?

無料トライアルを申し込む