この動画でわかること
レンタルオフィス「H¹O(野村不動産)」のUI/UXとCVR改善ポイントを、CVR改善ツールDejamを提供するLeanGo代表が解説。ファーストビューの導線、物件一覧・詳細の回遊性、見学予約フォーム(EFO)の改善余地を事例ベースで紹介します。
レンタルオフィスのUI/UX改善|レビューの概要
この動画では、野村不動産が運営するレンタルオフィス「H¹O(エイチワンオー)」のサイトを題材に、UI/UX と CVR(コンバージョン率)改善の観点からレビューしている。洗練されたビジュアルと動画・アニメーションを多用したブランディング型サイトを、「おしゃれ=CVRが高い、ではない」という視点で検証しているのが特徴。
結論として、H¹Oはブランド体験としての完成度は高い一方、物件詳細ページの回遊性、ギャラリーUIのクリック誘導、見学予約フォームのEFOに明確な改善余地がある。
・ファーストビューの導線と明示的CTA
・物件一覧・詳細の情報量と回遊性
・ギャラリーUIのクリック誘導
・見学予約フォームのEFO最適化
この動画の重要ポイント5つ
・おしゃれ重視のサイトだが、CV観点では情報不足な箇所がある
・物件詳細ページは「ページ内ナビ不在」で回遊性に課題がある
・ギャラリーUIはクリックを抑制するリスクがあり改善余地がある
・見学予約フォームはEFO観点で最適化できるポイントが明確
・URLパラメータ活用でCVRを上げられる実装改善が可能
ファーストビューのUI/UX評価|良い点と改善点
動画で空間イメージを直感的に伝え、物件の世界観を強く印象付ける構成で、ブランド体験としては完成度が高い。レンタルオフィスは「空間商材」のため、内装ビジュアルを最優先で見せる設計は理にかなっている。
一方で、クリック可能箇所が直感的に分かりにくく、情報への導線がやや曖昧で、「続きを読む」など明示的なCTAが不足している。視覚的な演出よりも「押せます」「次に進めます」を明確にした方がCV視点では強い。
物件一覧ページのUI/UX評価|情報量とCV導線
一覧ページは内装画像・エリア名・最低限の情報というミニマム設計で、ブランディング的には正解。一方でクリック率の視点では、料金目安・駅徒歩・空室状況などが少し見えた方が検討ユーザーには親切で、「デザイン優先かクリック優先か」のトレードオフが見える構造になっている。
物件詳細ページのUI/UX課題|回遊性の改善余地
最も改善余地が大きいのが物件詳細ページで、「このページで何が見れるのか一瞬で分からない」点が課題。パンくずが中途半端な位置にあり、見出し構造が直感的でなく、スクロール後の現在地把握が難しい。
フローティングメニューの設置、ページ内アンカーの固定表示、パンくずの位置再設計が改善案として提示されている。構造が明確になればSEOにも効き、回遊率の向上にもつながる。どこで離脱しているかはヒートマップで可視化すると改善点を特定しやすい。
ギャラリーUIの評価|ユーザー行動を阻害する可能性
ギャラリーは横スクロール+選択ハイライト形式だが、今どれを選んでいるか分かりにくく、黒系デザインでクリック欲求が下がる可能性がある。画像は「触らせるUI」が重要で、クリック率が下がるデータがあれば設計そのものを見直すべきで、装飾がコンバージョンを妨げる典型例になり得ると指摘される。
見学予約フォームの改善提案|EFO最適化
フォーム改善はかなり具体的に語られている。テキスト入力より心理負荷の低い選択式項目を上に置くと、最初の1問突破で離脱率が下がる。さらに渋谷ページから来てもフォームで物件名が自動選択されないため、URLパラメータ付与やJavaScriptでの自動選択で「1問入力完了状態」を作れる。送信ボタンも小さく、視認性を上げる余地がある。
こうした小さく強力な改善はEFO(入力フォーム最適化)の基本で、入力負荷を下げるだけでコンバージョン率を底上げできる。
資料請求フォームの設計|CRM視点は評価が高い
資料請求側には「最新キャンペーン情報の受け取り」チェックがあり、今すぐ契約しない層・長期検討層へのCRM施策として優れた設計。レンタルオフィスは検討期間が長い商材のため、ナーチャリング前提の設計は理にかなっている。こうしたフォーム改善やCRM導線の効果はABテストで検証すると確実だ。
よくある質問(FAQ)
Q. おしゃれなサイトなのにCVRが伸びないのはなぜですか?
A. デザイン優先でクリックできる箇所や導線が曖昧になりやすいためです。ブランディングとCVは別軸で、明示的なCTAと回遊設計の両立が必要です。
Q. 物件詳細ページの回遊性を上げるには?
A. フローティングメニューやページ内アンカーの固定表示、パンくずの位置再設計で現在地と次の行動を分かりやすくすることです。SEOにも効きます。
Q. 見学予約フォームで改善すべき点は?
A. 選択式項目を上に置き、流入元の物件名をパラメータで自動選択し、送信ボタンの視認性を上げることです。EFOの基本で離脱率を下げられます。
まとめ|レンタルオフィスのUI/UXから学ぶCVR改善
H¹Oのサイトはブランド体験として完成度が高い一方、「ブランディングとCVは別軸」という視点に立つと、物件詳細の回遊設計、ギャラリーのクリック誘導、見学予約フォームのEFOに伸びしろがある。デザイン優先になりすぎず、回遊とフォーム最適化を整えることがCVRを左右する。
こうした仮説検証はABテストやヒートマップを備えたCVR改善ツールで効率化でき、レンタルオフィスのUI/UX改善・LPOで成果を出しやすくなる。
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