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【2026年版】GA4とGoogle広告の連携方法|手順・できること・数値が合わない5つの理由

【2026年版】GA4とGoogle広告の連携方法|手順・できること・数値が合わない5つの理由

この記事でわかること

本記事では、GA4とGoogle広告の連携方法を、リンク設定からキーイベントのインポートまで手順で解説します。連携後にコンバージョン数が合わない理由と数値の使い分け、広告のCVRが低いときにLPの何を直すかまでわかる内容です。

「GA4とGoogle広告を連携したのに、コンバージョン数が一致しない」——これは設定ミスではありません。両者は測っている対象が違うため、そもそも一致しないのが正常です。

本記事では、GA4とGoogle広告の連携手順を解説したうえで、数値が合わない5つの理由と、どちらの数値をどの判断に使うかを整理します。さらに、広告のCVRが低いときにLPの何を直すかまでを扱います。

記事のポイント

  • GA4とGoogle広告を連携する手順
  • 連携するとできるようになること4つ
  • GA4のキーイベントをGoogle広告にインポートする方法
  • コンバージョン数が合わない5つの理由
  • どちらの数値をどの判断に使うか
  • 広告のCVRが低いとき、LPの何を直すか

目次

  • GA4とGoogle広告を連携するとできること
  • 連携の手順
  • キーイベントをGoogle広告にインポートする
  • コンバージョン数が合わない5つの理由
  • どちらの数値をどの判断に使うか
  • 広告のCVRが低いとき、LPの何を直すか
  • Dejamで広告とLPをつなげて見る
  • よくある質問
  • まとめ

GA4とGoogle広告を連携するとできること

連携によって得られるものは4つです。

できること内容
広告データがGA4に取り込まれるキャンペーン名・広告グループ・キーワード単位でGA4上の行動を分析できる
GA4のキーイベントを広告のCVとして使える広告側でCVタグを追加実装しなくてよい
GA4のオーディエンスを広告に共有できる「カートに入れたがCVしなかった人」などのリマーケティングリストを作れる
広告レポートがGA4で見られる「レポート」→「集客」→「Google 広告キャンペーン」

もっとも実務価値が高いのは1つ目です。連携しないと、GA4上ではGoogle広告からの流入が google / cpc としかまとまらず、キャンペーン別・キーワード別の分析ができません。

連携の手順

前提: 必要な権限

  • GA4プロパティの編集者以上
  • Google広告アカウントの管理者権限

両方の権限を1つのGoogleアカウントで持っている必要があります。 片方しか持っていない場合、連携作業は進みません。

手順

  1. GA4の「管理」を開く
  2. 「サービス間のリンク設定」→「Google 広告のリンク
  3. リンク」をクリック
  4. 「Google 広告アカウントを選択」から対象アカウントを選ぶ
  5. 設定を確認する
    • パーソナライズド広告を有効化: リマーケティングを使うならオン
    • 自動タグ設定: オンを推奨(後述)
  6. 「送信」で完了

自動タグ設定は必ずオンにする

Google広告の「自動タグ設定」がオフだと、GA4側でキャンペーン単位の分析ができません。

自動タグ設定をオンにすると、広告のリンク先URLに gclid パラメータが自動的に付与され、GA4がそれを読み取ってキャンペーン情報を紐づけます。

Google広告側でも確認してください。

  1. Google広告の「管理者設定」→「アカウント設定」
  2. 「自動タグ設定」がオンになっているか確認

手動でUTMパラメータを付けている場合は注意が必要です。 自動タグとUTMが両方あるとUTMが優先され、GA4のGoogle広告レポートにデータが入りません。UTMパラメータの扱いは「【2026年版】GA4の流入元・参照元の見方|(direct)/(none)が増える11の原因と減らす方法」で解説しています。

キーイベントをGoogle広告にインポートする

連携後、GA4のキーイベントをGoogle広告のコンバージョンとして使えます。広告側でCVタグを別途実装する必要がなくなるのが利点です。

  1. Google広告の「目標」→「コンバージョン」→「概要」
  2. コンバージョンアクションを作成」→「インポート
  3. 「Google アナリティクス 4 プロパティ」→「ウェブ」を選択
  4. インポートしたいキーイベントにチェックを入れる
  5. 「インポートして続行」

インポート後、入札で使うかどうかを設定します。「主要コンバージョン」に設定すると自動入札の最適化対象になり、「セカンダリ」にすると計測のみになります。

すべてを主要コンバージョンにしないでください。 資料ダウンロードと商談化を両方とも主要にすると、入札が獲得しやすいほう(資料ダウンロード)に寄ります。入札の目的になるものだけを主要にします。

キーイベントの設定方法は「【2026年版】GA4のキーイベント(旧コンバージョン)設定方法|計測されないときの対処法も解説」で解説しています。

コンバージョン数が合わない5つの理由

連携後、必ずと言っていいほど発生する問題です。どちらかが間違っているのではなく、測っている対象が違います。

理由1: アトリビューションモデルの違い

GA4はデータドリブンアトリビューションが既定で、複数の接点に貢献度を配分します。Google広告は自媒体のクリックを優先して計上します。

複数媒体を併用している場合、この差は大きくなります。

理由2: 計上日の基準が違う

計上日
Google広告クリックした日に遡って計上
GA4CVが発生した日に計上

クリックから成約まで1週間かかる商材の場合、同じCVが違う日に計上されます。 月末をまたぐと月次の数字がずれる原因になります。

理由3: ビュースルーコンバージョン

Google広告のディスプレイ・動画では、広告を見ただけ(クリックしていない)でCVした分も計上されることがあります。GA4は原則これをカウントしません。

理由4: Cookie規制・トラッキング防止機能の影響

ブラウザのトラッキング防止機能により、計測できないセッションが発生します。GA4側とGoogle広告側で影響の受け方が違うため、差が生じます。

この欠落そのものを減らす対策(拡張コンバージョン・CAPI・サーバーサイドGTM)の全体像と着手順は「【2026年版】Cookieless時代の広告計測とは?対策の全体像と着手する順番を解説」にまとめています。

理由5: タグの実装差

発火条件やタイミングが、Google広告のコンバージョンタグとGA4のイベントで異なる場合があります。たとえば「ボタンクリック時」と「サンクスページ到達時」では、入力エラーで送信できなかった分の扱いが変わります。

どちらの数値をどの判断に使うか

片方の数値だけを見て意思決定しないでください。 用途で使い分けます。

判断したいこと使う数値理由
媒体内の入札・予算配分Google広告の数値自動入札はその数値で動くため
媒体をまたいだ予算配分GA4の数値横断で同じ基準で比較できる
LPの良し悪しGA4のランディングページ別CVRLP単位で分解できるのはGA4だけ
実際の売上との突合自社の受注データどちらの計測ツールも実売とは一致しない

LPの評価にGoogle広告の数値を使わないことが重要です。Google広告はキャンペーン・広告グループ単位でしか見られず、複数の広告グループが同じLPに送客していると、LP単位の評価ができません。

広告のCVRが低いとき、LPの何を直すか

ここが本題です。広告のCVRが低いと、まず入札や広告文の調整が検討されますが、LPが原因のケースは少なくありません。

まず切り分ける

GA4の探索レポートで「ランディング ページ × Google 広告のキャンペーン × セッションのキーイベント率」の表を作ります。

見つかる状態原因直す対象
特定のキャンペーンだけCVRが低いキーワード・ターゲティングとLPの内容がずれている広告側
同じLPに送っている全キャンペーンでCVRが低いLPに問題があるLP側
スマートフォンだけCVRが低いLPのスマホ表示LP側

LP側が原因のときに直す箇所

  1. 広告文とファーストビューが一致しているか — 広告で「初期費用無料」と訴求しているのに、LPの最初の画面にその文言がなければ離脱します。もっとも多く、もっとも直しやすい原因です
  2. 検索キーワードとLPの訴求が合っているか — 「比較」で流入しているのに比較情報がない、など
  3. CVボタンがファーストビュー内にあるか
  4. スマートフォンでの表示速度と可読性

CPAの観点からの切り分けは「CPAを下げる方法7選|高くなる原因の切り分け方とLP側の改善アイデア」でも解説しています。入札を触る前にLPを直したほうが効果が出るケースは多くあります。

Dejamで広告とLPをつなげて見る

GA4とGoogle広告の連携で分かるのは、キャンペーン別のCVRまでです。「そのキャンペーンから来た人がLPの中で何をしたか」は分かりません。

ヒートマップ

流入元・キャンペーン別にヒートマップを比較できます。「このキャンペーンから来た人だけがファーストビューで離脱している」と分かれば、広告文とLPのずれが特定できます。

ヒートマップ機能の詳細を見る →

広告ダッシュボード

Google広告だけでなく、Meta広告・Yahoo!広告なども含めた媒体横断のデータとLPのCVRを1画面で確認できます。媒体ごとに管理画面を開いて転記する作業がなくなります。

広告ダッシュボード機能の詳細を見る →

ABテスト

キャンペーンごとにLPを出し分ける施策を検証できます。リダイレクトテストを使えば、特定のキャンペーンだけ別のLPに振り分けて比較できます。

ABテスト機能の詳細を見る →

よくある質問

Q. GA4とGoogle広告の連携に必要な権限は何ですか?

A. GA4プロパティの編集者以上と、Google広告アカウントの管理者権限です。両方を1つのGoogleアカウントで持っている必要があります。

Q. 連携するとGA4のコンバージョン数とGoogle広告の数値は一致しますか?

A. 一致しません。アトリビューションモデル・計上日の基準・ビュースルーコンバージョンの扱い・Cookie規制の影響・タグの実装差、の5つの理由で必ず差が出ます。これは正常な状態です。

Q. どちらの数値を信じればいいですか?

A. 用途で使い分けます。媒体内の入札判断はGoogle広告の数値、媒体をまたいだ予算配分はGA4、LPの評価はGA4のランディングページ別CVRです。LPの評価にGoogle広告の数値を使わないでください。

Q. 自動タグ設定はオンにすべきですか?

A. オンを推奨します。オフだとGA4側でキャンペーン単位の分析ができません。ただし手動でUTMパラメータを付けている場合はUTMが優先され、Google広告レポートにデータが入らないため、どちらか一方に統一してください。

Q. GA4のキーイベントをすべて主要コンバージョンにすべきですか?

A. いいえ。資料ダウンロードと商談化を両方主要にすると、自動入札が獲得しやすいほう(資料ダウンロード)に寄ります。入札の目的にするものだけを主要コンバージョンにしてください。

Q. 広告のCVRが低いとき、まず何を疑うべきですか?

A. GA4でランディングページ × キャンペーン別にCVRを分解してください。特定キャンペーンだけ低いなら広告側(キーワード・ターゲティング)、同じLPの全キャンペーンで低いならLP側が原因です。

まとめ

GA4とGoogle広告の連携について、要点を整理します。

  • 連携の最大の価値は、GA4上でキャンペーン別・キーワード別の行動分析ができること
  • 連携には両方の権限を1アカウントで持つ必要がある
  • 自動タグ設定はオンにする。 ただし手動UTMと併用しない(UTMが優先されて広告レポートが空になる)
  • GA4のキーイベントをインポートすれば、広告側のCVタグ実装が不要になる
  • すべてを主要コンバージョンにしない。 入札が獲得しやすいCVに寄る
  • コンバージョン数は必ずズレる。 アトリビューション・計上日・ビュースルー・Cookie規制・実装差の5つが理由
  • 用途で使い分ける。LPの評価はGA4のランディングページ別CVRを使う
  • 広告のCVRが低いときは、まず「広告側かLP側か」を分解して切り分ける

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  • 毎週アップデート: 市場トレンドとユーザーリクエストに応じて機能を毎週拡充
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GA4とGoogle広告の連携ではキャンペーン別のCVRまでしか分かりませんが、Dejamならそのキャンペーンから来た人がLPのどこで離脱したかまで確認できます。

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この記事の監修者

平井 翔吏

平井 翔吏

株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー

CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。

株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。

株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。

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