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CPAを下げる方法7選|高くなる原因の切り分け方とLP側の改善アイデア

CPAを下げる方法7選|高くなる原因の切り分け方とLP側の改善アイデア

この記事でわかること

本記事では、CPAを下げる方法を、CPAをCPCとCVRに分解して原因が広告側かLP側かを切り分ける手順から解説し、CVR起点で効く7つの改善策と実行の優先順位、さらに「CPAは下がったのに売上が減る」失敗パターンまで整理します。CPAが目標を超えて困っている方が、まずどこを見て何から手をつけるべきかがわかる内容です。

「CPAが目標を超えているが、入札を下げると配信量も落ちてしまう」とお悩みではないでしょうか。

CPAは「広告費 ÷ コンバージョン数」で決まります。つまり下げる手段は費用を減らすか、コンバージョン数を増やすかの2つしかありません。そして多くの現場で見落とされるのが後者、同じ広告費のままコンバージョン数を増やすという選択肢です。

本記事では、CPAが高くなる原因を広告側とLP側に切り分ける手順と、CVR起点で効く7つの改善策を解説します。

記事のポイント

  • CPAは「CPC ÷ CVR」に分解できる。どちらが悪いかで打ち手が変わる
  • 原因が広告側かLP側かを切り分ける3つの確認
  • 入札調整より先に見るべきCVRの改善余地
  • CPAを下げる7つの方法と実行の優先順位
  • 「CPAが下がったのに売上が減る」失敗パターン

目次

  • CPAの計算式を分解する
  • CPAが高くなる5つの原因
  • 原因が広告側かLP側かを切り分ける
  • CPAを下げる7つの方法
  • 実行の優先順位
  • CPAだけを見ると失敗する
  • CVR起点でCPAを下げる
  • よくある質問
  • まとめ

CPAの計算式を分解する

CPA(Cost Per Acquisition/顧客獲得単価)は次の式で表されます。

CPA = 広告費 ÷ コンバージョン数

この式は、もう一段分解できます。

CPA = CPC ÷ CVR
  • CPC = クリック単価(広告費 ÷ クリック数)
  • CVR = コンバージョン率(コンバージョン数 ÷ クリック数)

この分解が重要です。 CPAが高いとき、原因はCPCが高いかCVRが低いかのどちらかであり、打ち手がまったく違います。

具体例で見る

ケースCPCCVRCPA
A100円2.0%5,000円
B200円2.0%10,000円
C100円1.0%10,000円

BとCはどちらもCPA 10,000円ですが、BはCPCの問題、CはCVRの問題です。Bにキーワードの絞り込みが効いても、Cには効きません。

CPAだけを見ていると、この区別がつきません。 まずCPCとCVRを分けて見てください。

CVRの改善は効率がよい

CPCは競合の入札状況に左右されるため、自社だけの努力で下げられる幅には限りがあります。一方、CVRは自社のLP次第です。

CVRが1.0%から1.5%になれば、それだけでCPAは3分の2になります。広告費を1円も増やさずにCPAが33%改善するということです。CPCを同じ幅だけ改善するのは、競合がいる中では簡単ではありません。

CPAが高くなる5つの原因

1. キーワード・ターゲティングが広すぎる

購買意欲の低い層にも配信されていると、クリックは増えてもコンバージョンにつながりません。「クリックは多いのにCVが少ない」場合はここを疑います。

2. 広告とLPの訴求がずれている

広告で「初月無料」を訴求しているのに、LPのファーストビューに料金の話が無い、というケースです。ユーザーは期待していた情報が見つからず離脱します。

広告文とLPのファーストビューを並べて見比べるだけで見つかることが多い問題です。

3. LPのファーストビューで離脱している

LPに来たユーザーの大半は、ファーストビューを見て数秒で読み進めるかどうかを判断します。ここで離脱していると、その先の内容がいくら良くてもCVRは上がりません。

4. フォームで離脱している

コンバージョンの直前にあるフォームは、離脱が最も集中する箇所です。入力項目が多い、エラー表示が分かりにくい、といった理由で、購入意欲のあるユーザーまで取りこぼします。

5. 競合の増加でCPCが上がっている

自社の運用に問題がなくても、競合が増えればCPCは上がります。この場合、CPCを下げるのではなくCVRを上げてCPAを吸収するのが現実的な打ち手になります。

原因が広告側かLP側かを切り分ける

次の3つを順番に確認してください。

確認1: CPCとCVRのどちらが悪化したか

期間を比較して、CPCが上がったのかCVRが下がったのかを見ます。

悪化した指標主な原因打ち手の方向
CPCが上昇競合増加・品質スコア低下・ターゲティング変更広告側(キーワード・入札・広告文)
CVRが低下LPの内容・フォーム・遷移先の変更LP側
両方配信面の変化(新しい配置への拡張など)両方

確認2: 媒体・キャンペーン別に分散を見る

全体のCPAだけ見ていると、特定のキャンペーンだけが悪化しているケースを見落とします。 キャンペーン別・広告グループ別に並べて、悪化幅の大きいものから当たってください。

複数媒体を運用している場合、媒体ごとに管理画面を開いて転記する作業が発生します。Dejamの広告ダッシュボードはGoogle広告・Meta広告など複数媒体の広告データを一元管理し、クリックからCVまで横断で分析できるため、この切り分けを1画面で行えます。

確認3: LP上のどこで離脱しているか

CVRが低いと分かっても、「LPのどこが悪いか」は数値データからは分かりません。

ここで必要なのがヒートマップです。クリック・熟読・滞在・離脱を可視化すると、「ファーストビューで7割が離脱している」「料金表の手前で止まっている」といった位置が特定できます。

ヒートマップ機能の詳細を見る →

CPAを下げる7つの方法

方法1: ファーストビューを訴求に合わせる

広告文とLPのファーストビューの訴求を一致させます。最も費用がかからず、効果が出やすい打ち手です。

流入元の広告ごとにLPを出し分けられるなら、さらに効きます。同じ商品でも「価格で選ぶ人」と「機能で選ぶ人」では見せるべき順番が違います。

方法2: フォームの入力項目を減らす

コンバージョンの直前で離脱しているなら、ここが最優先です。必須項目を1つ減らすだけでCVRが動くことがあります。

どの項目で手が止まっているかは、項目単位の離脱を計測すると分かります。Dejamのフォーム最適化機能(EFO)は入力項目ごとの離脱を計測できます。

方法3: 離脱直前にポップアップを出す

離脱しようとしているユーザーに、もう一度訴求を出す打ち手です。クーポンや資料ダウンロードなど、コンバージョンのハードルを下げた選択肢を提示します。

Web接客・ポップアップ機能の詳細を見る →

方法4: ABテストで検証しながら進める

「良くなったはず」で終わらせず、実際に数字で確認します。改善したつもりで悪化しているケースは珍しくありません。

デザイン変更・リダイレクト・ポップアップの3種類のテストを回せると、検証できる仮説の幅が広がります。

ABテスト機能の詳細を見る →

方法5: 検索クエリを見てキーワードを絞る

CPCが問題なら、実際の検索クエリを確認して、購買意欲の低いクエリを除外します。「クリックは多いのにCVが0のクエリ」から順に処理してください。

方法6: コンバージョン計測を正しくする

見落とされやすい原因です。計測漏れがあると、実際より悪いCPAが表示されます。

特に、電話や来店といったオンライン外のコンバージョンが計測されていないケースでは、実際の獲得はもっと多いことがあります。この場合はオフラインコンバージョンの取り込みが必要です。詳しくは「オフラインコンバージョンとは」で解説しています。

方法7: 配信先を絞る

ディスプレイやアプリ面に配信が広がっている場合、成果の出ていない配信先を除外します。自動化された配信では意図しない面に広がることがあるため、定期的な確認が要ります。

実行の優先順位

上から順に着手してください。

優先度打ち手理由
1計測の確認(方法6)数字が間違っていたら全ての判断が狂う
2ファーストビューの訴求合わせ(方法1)費用がかからず効果が出やすい
3フォームの改善(方法2)コンバージョン直前の離脱は取り返しが大きい
4検索クエリの整理(方法5)無駄なクリックを止める
5ABテストでの検証(方法4)2〜3を数字で確認する
6ポップアップ(方法3)離脱の受け皿を作る
7配信先の整理(方法7)効果は限定的だが定期的に必要

1番目を飛ばさないでください。 計測がずれている状態で改善施策を回すと、効いた施策を「効かなかった」と判断してしまいます。

CPAだけを見ると失敗する

CPAを下げること自体が目的になると、次の失敗が起きます。

失敗1: 配信量が落ちて売上が減る

入札を絞ればCPAは下がりますが、コンバージョン数も減ります。CPAは改善しているのに売上は落ちているという状態です。

CPAは効率の指標であり、規模の指標ではありません。コンバージョン数と合わせて見てください。

失敗2: 質の低いコンバージョンが増える

ハードルの低いコンバージョンポイント(資料請求など)に寄せるとCPAは下がりますが、その先の商談化率や受注率が落ちることがあります。

CPAだけでなく、コンバージョン後の歩留まりまで見る必要があります。ここが見えていないと、広告側では「改善した」と見えているのに事業の売上が伸びない状態になります。

失敗3: LTVを無視する

新規獲得のCPAが高くても、リピートするなら投資として成立します。逆にCPAが低くても1回で終わる顧客なら赤字になりえます。

判断は CPA 単体ではなく LTV との比較で行ってください。

CVR起点でCPAを下げる

改めて CPA = CPC ÷ CVR の式に戻ります。

CPCは競合の入札に左右されますが、CVRは自社のLP次第です。 広告の運用が一定水準に達している現場では、CPAを下げる余地はLP側に残っていることが多くあります。

Dejamは、この「LP側でCPAを下げる」工程を1つのツールで完結させるCVR改善ツールです。

広告ダッシュボード

Google広告・Meta広告など複数媒体のデータを一元管理し、クリックからCVまで横断で分析できます。CPAが悪化した原因が広告側かLP側かの切り分けを1画面で行えます。

広告ダッシュボードの詳細を見る →

ヒートマップ

クリック・熟読・滞在・離脱の5種類で、LP上のどこで離脱しているかを可視化します。タグ1行を貼るだけで最短当日から分析を始められます。

ヒートマップ機能の詳細を見る →

ABテスト

デザイン変更・リダイレクト・ポップアップの3種類で仮説を検証します。広告を止めずにLP側で改善を試せます。

ABテスト機能の詳細を見る →

フォーム最適化(EFO)

入力項目ごとの離脱を計測し、どの項目で手が止まっているかを特定します。コンバージョン直前の取りこぼしを減らします。

フォーム最適化機能の詳細を見る →

LPOチェッカー

URLを入力するだけでCVR・ページスピードの改善案を自動取得できます。初期分析を5分で終えられます。

LPOチェッカーの詳細を見る →

広告のPDCAの回し方は「広告PDCAの回し方:成果を最大化する実践的アプローチ」、広告データの見方は「広告ダッシュボードとは?効果的な活用法と失敗しないためのポイント」でも解説しています。

よくある質問

Q. CPAはどのくらいが適正ですか?

A. 業種や商材によって大きく異なるため、他社の水準を目標にするのは適切ではありません。判断基準は「1件獲得あたりにいくらまで払えるか」で、LTV(顧客生涯価値)と粗利から逆算します。目標CPAは自社の数字から決めてください。

Q. 入札を下げればCPAは下がりますか?

A. 下がることもありますが、同時に配信量とコンバージョン数も減ります。CPAは改善しているのに売上が落ちる状態になりえます。CPAとコンバージョン数は必ずセットで見てください。

Q. CPCとCVR、どちらから改善すべきですか?

A. どちらが悪化したかで決まります。期間を比較してCPCが上がっているなら広告側、CVRが下がっているならLP側です。競合増加でCPCが上がっている場合は、CVRを上げてCPAを吸収するのが現実的な打ち手になります。

Q. LPを作り直せばCPAは改善しますか?

A. 全面リニューアルは変数が同時に大量に動くため、改善したかどうかは分かっても「何が効いたか」の学びが残りません。ABテストで要素ごとに検証していくほうが、再現性のある改善になります。

Q. 計測が正しいかはどう確認しますか?

A. 管理画面のコンバージョン数と、実際の申込・受注件数を突き合わせてください。差が大きい場合は計測漏れか重複計測が起きています。電話や来店などオンライン外の獲得は、オフラインコンバージョンの取り込みが必要です。

まとめ

CPAを下げるための要点は次の3つです。

  • CPA = CPC ÷ CVR に分解する。CPCの問題とCVRの問題では打ち手が違う
  • 最初に計測の正しさを確認する。数字がずれていると全ての判断が狂う
  • CPCは競合次第、CVRは自社次第。広告運用が一定水準にある現場では、改善余地はLP側に残っていることが多い

そして、CPAだけを見ないでください。 コンバージョン数・コンバージョン後の歩留まり・LTVと合わせて判断しないと、「CPAは改善したが売上が減った」という結果になります。

CVR改善ならDejam!CPAをLP側から下げる

Dejamは、LP制作・ヒートマップ分析・ABテスト・AI自動解析をオールインワンで提供するCVR改善特化ツールです。「入札調整では限界がある」という段階から、LP側でCPAを下げるPDCAを回して成果を最大化するまでを総合支援します。

Dejamが選ばれる理由

  • 広告データとLPを同じ画面で見比べられる: 広告ダッシュボードでGoogle広告・Meta広告など複数媒体を一元管理
  • 分析から実行までワンプロダクト: LP制作・ヒートマップ分析・ABテストを単一ツールで完結
  • 月額3万円〜利用可能: PV数に応じた従量課金
  • ユーザー課金なし: 何名で使っても追加費用は発生しない
  • ISMS認証取得: ISO/IEC 27001:2022 認証取得済み
  • 毎週アップデート: 市場トレンドとユーザーリクエストに応じて機能を毎週拡充

CPAの改善は、広告の入札とLPのCVRの両方に効く打ち手を持てるかで決まります。Dejamは後者を1つのツールで完結させます。

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この記事の監修者

平井 翔吏

平井 翔吏

株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー

CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。

株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。

株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。

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