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【2026年版】LINE広告の費用はどう決まる?友だち追加とCVのどちらを狙うかで変わる設計

【2026年版】LINE広告の費用はどう決まる?友だち追加とCVのどちらを狙うかで変わる設計

この記事でわかること

本記事では、LINE広告の費用がどう決まるかを課金方式から解説します。友だち追加を狙う場合とサイトCVを狙う場合で予算設計が変わる理由と、計測が抜けやすい点への対処までわかる内容です。

「LINE広告の費用相場を知りたい」——その前に決めるべきことがあります。友だち追加を狙うのか、サイト上のコンバージョンを狙うのかです。

この2つでは、適正な単価も予算の考え方もまったく変わります。 相場を調べる前に、目的を確定させてください。

本記事では費用の決まり方を整理し、目的別の予算設計と、LINE広告特有の計測の注意点を解説します。

記事のポイント

  • LINE広告の課金方式
  • 友だち追加(CPF)とサイトCVで設計が変わる理由
  • 友だち追加のあとに発生するコスト
  • 予算を自社の粗利から決める手順
  • LINE経由は計測が抜けやすいという前提

目次

  • LINE広告の費用体系
  • 友だち追加とサイトCVは別物
  • 友だち追加を狙う場合の設計
  • サイトCVを狙う場合の設計
  • 予算をどう決めるか
  • 計測が抜けやすい点に注意
  • LPで見るべきポイント
  • よくある質問
  • まとめ

LINE広告の費用体系

運用型広告として、日予算・通算予算を設定して配信します。最低出稿金額はありません。

課金方式発生タイミング
クリック課金(CPC)クリックされたとき
インプレッション課金(CPM)1,000回表示ごと
友だち追加課金(CPF)友だちが追加されたとき

CPFはLINE広告特有の課金方式です。友だち追加広告で使われ、追加が発生したときのみ課金されます。

配信面はLINEのトーク一覧・LINE NEWS・LINE VOOMなど多岐にわたり、日本国内での到達範囲が広いのが特徴です。

友だち追加とサイトCVは別物

ここが本記事でもっとも重要な部分です。

友だち追加サイトCV
目的接点の確保その場での成果獲得
課金CPFCPC / CPM
成果が出るタイミング追加後の配信で徐々に即時
追加で必要なもの配信の運用体制・メッセージ費用LP
評価指標CPF + 友だちからの売上CPA / ROAS

「友だち追加単価が安いから良い」という判断は成り立ちません。 追加した友だちから売上が立たなければ、コストが増えただけです。

友だち追加を狙う場合の設計

友だち追加は「入口」であって「成果」ではない

追加された時点では、まだ何も売れていません。 そこからメッセージ配信を通じて成果につなげる工程が必要です。

追加後に発生するコスト

コスト内容
メッセージ配信料LINE公式アカウントのプラン・配信通数に応じた費用
運用工数配信内容の企画・制作
ツール費用セグメント配信・ステップ配信ツールを使う場合

友だちが増えるほど配信料も増えます。 「安く友だちを集める」ことだけを追うと、配信コストが利益を圧迫します。

評価すべき指標

CPF単体ではなく、次を見てください。

  • 友だち1人あたりの累積売上
  • ブロック率(追加後すぐブロックされていないか)
  • 配信からのCV率

ブロック率が高い場合、そもそもターゲットが合っていません。 安く集まっても意味がありません。

友だち1人の許容単価を出す

許容CPF = 友だち1人あたりの累積粗利 ÷ 目標倍率

例: 友だち1人あたりの年間粗利 3,000円 / 目標3倍 → 許容CPF = 1,000円

この計算には、追加後のメッセージ配信料を粗利から引いておく必要があります。

サイトCVを狙う場合の設計

LINE広告からLPへ遷移させ、その場でCVを取る設計です。 考え方は他媒体と同じになります。

目標CPAから逆算する

限界CPA = 1件あたりの粗利、そこから目標利益率を引いて目標CPAを出します。手順は「【2026年版】CPAの相場は業界平均で決めてはいけない|適正CPAを自社で出す方法」で解説しています。

検討度は低めと想定する

LINE広告はトーク一覧やニュース面に表示されるため、能動的に情報を探している状態ではありません。

検索広告と比べてCVRは低くなるのが通常です。これを「LPが悪い」と判断する前に、CV地点が流入層に合っているかを確認してください。

予算をどう決めるか

ステップ1: 目的を確定する

友だち追加なのか、サイトCVなのか。 ここが決まらないと予算の設計に入れません。

ステップ2: 目的別に許容単価を出す

目的許容単価
友だち追加許容CPF = 友だち1人あたりの累積粗利 ÷ 目標倍率
サイトCV目標CPA = 1件あたりの粗利 ×(1 − 目標利益率)

ステップ3: 必要予算を出す

必要予算 = 目標獲得数 × 許容単価

ステップ4: 友だち追加の場合は配信コストも積む

友だちが増えた後のメッセージ配信料を、月次の固定費として見込んでください。 ここを忘れると、獲得が進むほど収支が悪化します。

計測が抜けやすい点に注意

LINE広告は、計測が抜けやすい媒体です。

理由: アプリ内ブラウザ

LINEのアプリ内ブラウザは、参照元情報(リファラ)を外部サイトに渡さないことがあります。

その結果、GA4では (direct) / (none) に分類され、LINE広告の成果として計上されません。

対策

対策内容
UTMパラメータを必ず付けるリファラが渡らなくても分類される
コンバージョンAPIの検討規模が出てから

UTMパラメータの付与は費用ゼロでできる対策です。 リンク先URLに utm_source=line などを付けておけば、リファラが渡らなくても流入元を特定できます。

「LINE広告は成果が出ない」と判断する前に、計測が抜けていないかを確認してください。 詳細は「【2026年版】GA4の流入元・参照元の見方|(direct)/(none)が増える11の原因と減らす方法」で解説しています。

LPで見るべきポイント

LINE経由の流入は、ほぼすべてスマートフォンです。

確認項目内容
ファーストビュー文字サイズ・訴求が広告と一致しているか
CVボタンの位置画面内にあるか
表示速度アプリ内ブラウザは待たれない
フォームの入力性入力欄のサイズ・キーボードの種類
CV地点の適切さ検討度に対して重すぎないか

アプリ内ブラウザからの遷移は離脱が早い傾向があります。 表示速度とファーストビューの訴求が、通常のWeb流入以上に効きます。

推測で直さず、実際の離脱位置を確認してください。 手順は「【2026年版】GA4とヒートマップの併用方法|数値で絞り込み、行動で原因を特定する手順」で解説しています。

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縦型・スワイプ操作に最適化したLPは、スマートフォン中心の流入と相性が良い形式です。

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フォーム作成・EFO

検討度の低い流入には、入力の軽いフォームが有効です。項目を減らすだけで通過率が上がることがあります。

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よくある質問

Q. LINE広告は月いくらから始められますか?

A. 最低出稿金額はありません。 日予算を設定して使った分だけ支払う形式です。ただし目的(友だち追加かサイトCVか)を決めないと、適正な予算は算出できません。

Q. 友だち追加単価が安ければ良いのですか?

A. 成り立ちません。 友だち追加は「入口」であって成果ではありません。追加後のメッセージ配信料が発生し、友だちが増えるほど配信コストも増えます。友だち1人あたりの累積売上とブロック率を見てください。

Q. CPFの相場はいくらですか?

A. 相場より、自社の許容CPFを計算してください。 許容CPF = 友だち1人あたりの累積粗利 ÷ 目標倍率です。累積粗利からは、追加後のメッセージ配信料を引いておく必要があります。

Q. LINE広告のCVRが低いのですが問題ですか?

A. トーク一覧やニュース面に表示されるため、能動的に情報を探している状態ではありません。検索広告よりCVRが低いのは通常です。CV地点が流入層に対して重すぎないかを先に確認してください。

Q. 成果が出ていないように見えますが、計測は正しいですか?

A. LINEのアプリ内ブラウザは参照元情報を渡さないことがあり、GA4で (direct) に分類されます。 成果が過小評価されている可能性があります。UTMパラメータの付与は費用ゼロでできる対策なので、まずこれを確認してください。

Q. 友だち追加とサイトCV、どちらを狙うべきですか?

A. 商材の検討期間で決まります。 即決しにくい商材なら友だち追加で接点を持ち、継続的に情報提供するほうが向きます。その場で決められる商材ならサイトCVが効率的です。

まとめ

LINE広告の費用について、要点を整理します。

  • 課金方式はCPC・CPM・**CPF(友だち追加課金)**の3つ
  • 最低出稿金額はない
  • 友だち追加とサイトCVは別物。 目的を決めないと予算設計に入れない
  • 友だち追加は「入口」であって成果ではない
  • 友だちが増えるほどメッセージ配信料も増える。固定費として見込む
  • CPF単体でなく、友だち1人あたりの累積売上とブロック率で評価する
  • 許容CPF = 友だち1人あたりの累積粗利 ÷ 目標倍率
  • LINEのアプリ内ブラウザは参照元を渡さない。 成果が過小評価されやすい
  • UTMパラメータの付与は費用ゼロの対策。まずこれを確認する
  • ほぼ全てスマホ流入。表示速度とファーストビューが通常以上に効く

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この記事の監修者

平井 翔吏

平井 翔吏

株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー

CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。

株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。

株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。

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