GORILLA EFO(ゴリラEFO)は、既存の入力フォームにタグを1つ設置して、入力補助と離脱分析を追加するEFO(入力フォーム最適化)ツールです。月額9,800円で5フォームまで使える、低価格帯のツールです。
本記事では、GORILLA EFOの料金・機能を2026年9月16日時点の公式サイトをもとに整理し、導入前に確認したいポイントを解説します。他のEFOツールも含めた料金相場は「代わりに使えるEFOツール5選の料金・無料トライアルを比較」で比較しています。
注記: 本記事は2021年公開の記事を2026年9月16日に更新しました。旧版ではGORILLA EFOの提供会社をブルースクレイ・ジャパン株式会社と記載していましたが、**現在の公式サイトの特定商取引法に基づく表記では、販売業者は株式会社エフ・コードです。**あわせて、旧版で紹介していたEFO CUBEの提供会社(株式会社コミクス)も、現在は株式会社エフ・コードに改めました。
記事のポイント
- 初期費用30,000円・月額9,800円(1アカウント5フォームまで)
- 契約は6ヶ月単位で、途中解約はできない
- 入力補助に加えて、チャット風フォーム・ポップアップ・EFOのABテストを搭載
- 販売業者は株式会社エフ・コード。EFO CUBE・f-tra EFOと同じ会社
- EFOツールは「料金」「フォーム数の数え方」「契約期間」「導入できるフォームか」で比べる
目次
- GORILLA EFOとは
- GORILLA EFOの料金
- GORILLA EFOの主な機能
- 主要なEFOツールとの料金比較
- EFOツールを選ぶときに確認したいポイント
- GORILLA EFOが向いているケース・向かないケース
- よくある質問
- まとめ
GORILLA EFOとは

**GORILLA EFOは、既存の入力フォームに後付けするASP型のEFOツールです。**発行されたタグを1つ設置するだけで導入でき、フォームのデザインや作りを変える必要はありません。
EFO(Entry Form Optimization)とは、問い合わせ・資料請求・購入などの入力フォームを使いやすくして、入力途中の離脱を減らす施策です。フォームまで来たユーザーはコンバージョンの一歩手前にいるため、ここでの離脱を減らすと、広告費やアクセスを増やさずに成果を伸ばせます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売業者 | 株式会社エフ・コード(特定商取引法に基づく表記) |
| 提供形態 | ASP(自社サーバーへの導入は不可) |
| 導入方式 | 既存フォームへのタグ設置 |
| 導入までの期間 | 平均10営業日程度 |
| スマートフォン | ほぼすべての機能が対応 |
| 導入できないフォーム | フィーチャーフォン向け、Flashで作られたフォーム |
出典:GORILLA EFO 公式サイト / 特定商取引法に基づく表記
**株式会社エフ・コードは、EFO CUBEやf-tra EFOも提供しています。**複数のEFOツールを比較するときは、同じ会社のサービス同士を比べている場合があることを知っておくと判断しやすくなります。
GORILLA EFOの料金
GORILLA EFOの料金は、初期費用30,000円・月額9,800円(1アカウント5フォームまで)です。
| 項目 | 料金・条件 |
|---|---|
| 初期費用 | 30,000円 |
| 月額利用料 | 9,800円/1アカウント5フォームまで(PC・スマートフォンを問わず5フォーム) |
| 6フォーム目以降 | 2フォーム追加ごとに月額5,000円 |
| 契約期間 | 6ヶ月〜(6ヶ月経過後は6ヶ月ごとの更新) |
| 途中解約 | 不可。契約満了の1ヶ月前までに通知すれば解約できる |
| 支払方法 | クレジットカード、口座振替、銀行振込 |
※2026年9月16日時点。税込・税抜の表記は料金欄にありません。特定商取引法に基づく表記では、商品以外の必要料金として消費税が挙げられています。
出典:GORILLA EFO 公式サイト(料金) / 特定商取引法に基づく表記
最初の6ヶ月でかかる費用は、初期費用30,000円+9,800円×6ヶ月=88,800円です(5フォーム以内の場合)。後述するように、主要なEFOツールの中では低い価格帯です。
ただし、**契約は6ヶ月単位で、途中解約はできません。**更新をやめる場合は満了の1ヶ月前までに連絡が必要です。
GORILLA EFOの主な機能

入力補助機能
公式サイトの機能一覧に掲載されている主な入力補助機能です。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| ガイドナビゲーション | 完了までの残り入力項目数を表示する |
| フリガナ自動入力 | 氏名を入力するとフリガナを自動で入力する |
| 住所自動入力 | 郵便番号から都道府県・市区町村・番地を入力する |
| 入力成功サイン | 正しく入力できた項目をリアルタイムで表示する |
| メールアドレスサジェスト | @以降によく使われるドメインの候補を表示する |
| サブミットブロック | 未入力や入力ミスがある間は送信ボタンを押せないようにする |
| 初期項目フォーカス | ページを開いた時点で最初の入力欄にカーソルを合わせる |
| 半角全角自動変換 | 英数字を指定した全角・半角に自動で変換する |
| 入力モード自動変換 | 項目に合わせて日本語/英数字の入力モードを切り替える |
| 入力時背景色指定 | 入力中の項目の背景色を変える |
チャット風フォーム・ポップアップ
**入力フォームをチャット風の見た目にする機能があります。**1問ずつ答える形式にすることで、項目が縦に並ぶフォームの「面倒そう」という印象を和らげます。
ポップアップ機能では、「ページ流入時」と「一定時間操作がないとき」の2つのタイミングで画像やリンクを表示できます。たとえば、操作が止まったユーザーに電話番号を表示する、といった使い方です。表示する画像のABテストもできます。
EFOのABテスト
AパターンとBパターンで、使うEFO機能の組み合わせを変えて比較できます。「住所自動入力あり/なし」のように、どの機能がそのフォームで効くのかを検証するための機能です。
ただし公式サイトでは、項目の有無など、フォームの項目内容を変えるテストはできないと明記されています。項目数を減らす効果を確かめたい場合は、フォーム自体を2パターン用意して比較できる別の手段が必要です。
分析レポート
デバイス・ブラウザごとの訪問数・直帰率・離脱率・完了率・完了までの所要時間や、どの項目で入力エラーが起きているか、どのタイミングで離脱しているかを確認できます。
| レポート | 内容 |
|---|---|
| 期間別レポート | 指定した期間のデータを確認。フォーム改修前後の比較に使う |
| 項目別分析レポート | 入力項目ごとのデータを確認。問題のある項目を特定する |
| ブラウザ別レポート | ブラウザごとのデータを確認。特定のブラウザでの不具合を見つける |
| ABテストレポート/ABテスト項目別レポート | ABテストの結果を全体・項目別に確認する |
集計データはリアルタイムで、レポートはCSV、図は画像形式で出力できます。
個人情報の扱い
公式サイトのFAQでは、入力された情報そのものは取得せず、入力のログデータのみを取得すると説明しています。ツール側で障害が起きた場合も、入力支援機能が動かなくなるだけで、フォーム自体は動作するとしています。
主要なEFOツールとの料金比較
**公式サイトで金額を公開している既存フォーム後付け型のEFOツールは、月額およそ1万〜5.5万円の範囲にあり、GORILLA EFOの月額9,800円(5フォームまで)はその下限にあたります。**同じエフ・コードのEFO CUBEは月額50,000円(5フォーム)、f-tra EFOは月額55,000円(税込)〜、Gyro-n EFOは月額15,000円(税別)〜、Form Assistは月額2万円〜です(2026年10月16日に各社公式サイトで確認)。
**料金の基準が各社で違う点に注意してください。**GORILLA EFOとEFO CUBEはフォーム数、Gyro-n EFOは月間UU数で料金が決まります。EFO CUBEは月間セッション数が3,001以上になると従量課金も加わります。月額の最低金額だけを並べても、自社の条件での金額は比べられません。
各社の初期費用・契約期間・無料トライアルの有無を並べた比較表は「代わりに使えるEFOツール5選の料金・無料トライアルを比較」にまとめています。ツールごとの詳細は「EFO CUBEとは?EC-CUBE・連携カートへの導入と機能・注意点」「Gyro-n EFOとは?料金・機能とMA連携フォームへの導入」で解説しています。
EFOツールを選ぶときに確認したいポイント

1. 自社の条件で料金を試算する
**フォーム数・月間の訪問数・契約期間を揃えてから見積もりを比べます。**PC用とスマートフォン用でフォームが分かれているサイトでは、フォーム数の数え方によって料金が変わります。最低契約期間がある場合は、「月額×契約期間」で総額を出しておくと比較しやすくなります。
2. 自社のフォームに導入できるかを確認する
後付け型のEFOツールは、**フォームにJavaScriptのタグを設置できることが前提です。**ASP型のショッピングカートやショッピングモール、フォームをiframeで読み込む外部サービスでは導入できない場合があります。対象フォームのURLを伝えて、導入できるかを事前に確認してください。
3. 改善に必要なデータが取れるかを確認する
入力補助を入れるだけでは、効果があったかどうかが分かりません。**項目ごとの離脱やエラー、導入前後や機能の有無での比較ができるかを確認します。**GORILLA EFOの場合はABテストで「EFO機能を使うパターン」同士を比較できますが、項目の内容を変えるテストはできません。
4. フォームの手前で離脱していないかを確認する
**EFOツールが効くのは、フォームに到達したユーザーです。**フォームに到達する人がそもそも少ない場合は、EFOツールを入れても改善できる人数が小さいままです。導入前に、フォームの表示数と送信完了数を確認しておきましょう。
どのステップで離脱しているかをGA4で切り分ける手順は「【2026年版】GA4ファネルデータ探索の作り方|離脱ステップを特定してフォーム改善につなげる」で解説しています。
GORILLA EFOが向いているケース・向かないケース
向いているケース
- 費用を抑えてEFOツールを試したい(最初の6ヶ月で88,800円・5フォームまで)
- 既存フォームのデザインを変えずに入力補助を足したい
- どのEFO機能が効くかをABテストで確かめたい
- 一定時間操作がないユーザーにポップアップで電話番号などを案内したい
向かないケース
- 1〜2ヶ月だけ試したい(契約は6ヶ月単位で途中解約不可)
- 項目数を減らす・項目を入れ替えるといった、フォームの中身を変えるテストをしたい
- 自社サーバーに導入したい(ASPのみの提供)
- フォームに到達するユーザー自体が少ない
フォームの手前も含めて改善したい場合
CVR改善ツール「Dejam」は、ヒートマップでページ内の離脱箇所を可視化し、ABテストでページの改善案を検証できます。フォームはDejam上でノーコードで新しく作成する方式で、**既存フォームにタグで入力補助を後付けするGORILLA EFOとは実装の方式が異なります。**既存フォームをそのまま活かしたい場合はGORILLA EFOのような後付け型、フォームに到達するまでのページも含めて改善したい場合はDejam、と課題の場所で使い分けてください。
よくある質問
Q. GORILLA EFOの料金はいくらですか?
A. 初期費用30,000円、月額9,800円(1アカウント5フォームまで)です。6フォーム目からは2フォーム追加ごとに月額5,000円がかかります。契約期間は6ヶ月単位です(2026年9月16日時点の公式サイト)。
Q. GORILLA EFOはどこの会社のツールですか?
A. 公式サイトの特定商取引法に基づく表記では、販売業者は株式会社エフ・コードです。同社はEFO CUBEやf-tra EFOも提供しています。
Q. 途中で解約できますか?
A. 特定商取引法に基づく表記では、決済後の途中解約は不可で、契約期間は6ヶ月単位とされています。契約満了の1ヶ月前までに連絡すれば解約できます。
Q. スマートフォンのフォームにも使えますか?
A. 公式サイトのFAQでは、ほぼすべての機能がスマートフォンに対応していると説明しています。フィーチャーフォンには対応していません。料金上のフォーム数は、PC・スマートフォンを問わず5フォームまでです。
Q. EFOツールを入れればCVRは上がりますか?
A. 入力の面倒さによる離脱は減らせますが、フォームに到達する前に離脱している場合や、項目数そのものが多すぎる場合は解決しません。導入前にフォームの表示数と送信完了数を確認し、どこで離脱しているかを把握してから判断してください。
まとめ
GORILLA EFOは、株式会社エフ・コードが販売する後付け型のEFOツールです。初期費用30,000円・月額9,800円(5フォームまで)と、主要なEFOツールの中では低い価格帯で、入力補助・チャット風フォーム・ポップアップ・EFOのABテスト・分析レポートを搭載しています。
一方で、**契約は6ヶ月単位で途中解約はできず、ABテストでフォームの項目内容を変えることはできません。**自社のフォーム数と契約期間で総額を試算し、フォームまでの到達数も確認したうえで検討してください。
デザイン参考探しから改善まで ─ CVR改善ツール「Dejam」
参考になるデザインを探して何十ものサイトを見て回るのは時間がかかります。LeanGoが提供するCVR改善ツール「Dejam」には、約100万件のWebサイト・LPを収録したデザインデータベースがあり、業種や画面ごとに構造化されているため目的のデザインをすぐに見つけられます。
参考を探すだけでなく、ヒートマップ(クリック・クリックイベント・熟読・滞在・離脱の5種類)で自社サイトの離脱箇所を可視化し、ABテスト・ポップアップ・フォーム・LP制作までを1つのツールで完結できます。オプティマイズプランは月額3万円〜(PV数に応じた従量課金)です。