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QuickSolution(クイックソリューション)とは?価格・ライセンス体系・機能と生成AI連携を解説【2026年版】

QuickSolution(クイックソリューション)とは?価格・ライセンス体系・機能と生成AI連携を解説【2026年版】

この記事でわかること

本記事では、住友電工情報システムのエンタープライズサーチ「QuickSolution(クイックソリューション)」を、2026年9月16日時点の公式サイトをもとに解説します。ユーザー数に依存しないサーバライセンスで250万円(税抜)〜という価格、Grade200〜GradeMaxの5モデル、オンプレミス/クラウドの横断検索・セマンティック検索・画像OCR検索、生成AI連携(RAG)やMCPによるAIエージェント連携、トライアルの方法がわかる内容です。

QuickSolution(クイックソリューション)は、住友電工情報システム株式会社が提供するエンタープライズサーチ(企業内検索システム)です。ファイルサーバや社内システム、クラウドサービスに散在する情報を、ファイルの中身まで横断的に検索できます。

本記事では、QuickSolutionの価格・ライセンス体系・主な機能を2026年9月16日時点の公式サイトをもとに整理します。

注記: 本記事は2021年公開の記事を2026年9月16日に更新しました。旧版にあった「料金は150万円から」「スタンダード(200万件)とエンタープライズ Grade2・6・10・30」というモデル構成は、現在の公式サイトではライセンス価格250万円(税抜)〜、Grade200・Grade500・Grade1500・Grade2500・GradeMaxの5モデルに変わっています。また、公式サイトで確認できなかった開発経緯と音声検索・翻訳の記述は削除しました。

記事のポイント

  • 住友電工情報システムのエンタープライズサーチ。発売から25周年、導入実績5,700サーバ以上
  • ユーザー数に依存しないサーバライセンスで、価格は250万円(税抜)〜
  • データ量に応じて Grade200〜GradeMax の5モデルから選ぶ
  • オンプレミス/クラウドの横断検索、セマンティック検索、画像OCR検索に対応
  • 生成AI連携(RAG)やMCPによるAIエージェント連携はオプションで提供

目次

  • QuickSolutionとは
  • QuickSolutionの価格とライセンス体系
  • QuickSolutionの主な機能
  • 生成AI連携(RAG)とAIエージェント連携(MCP)
  • QuickSolutionのオプション
  • 導入前に確認したいポイント
  • よくある質問
  • まとめ

QuickSolutionとは

**QuickSolutionは、社内に散在する情報を横断的に探すための企業内検索システムです。**Officeファイル・PDF・メール・画像ファイルなどの中身まで検索でき、データ容量が数100GBの部門利用から数100TBの全社検索基盤まで対応するとしています。

項目内容
提供会社住友電工情報システム株式会社
製品区分エンタープライズサーチ(企業内検索システム)
導入実績5,700サーバ以上(発売から25周年)
最新バージョンVer.14.1(2026年8月27日販売開始)
提供形態サーバライセンス(ユーザー数に依存しない)
検索対象ファイルサーバ、Webサイト、データベース、Notes、Microsoft 365(SharePoint Onlineなど)、Box、Google ドライブ、Garoon など

出典:エンタープライズサーチ QuickSolution / QuickSolutionの特長

提供元は、株式会社富士キメラ総研の市場調査資料「ソフトウェアビジネス新市場 2026年版」の検索エンジン パッケージ市場で、2025年度実績まで10年連続シェア1位を獲得したと発表しています(2026年8月4日のニュース)。

QuickSolutionの価格とライセンス体系

**QuickSolutionはサーバライセンスで、ライセンス価格は250万円(税抜)〜です。**利用ユーザー数には依存せず、ライセンスの種類とモデル(検索対象データの規模)で価格が決まります。

データ量で選ぶ5つのモデル

モデルデータ件数想定サイズ
Grade200200万件800GB〜2TB
Grade500500万件2〜5TB
Grade15001,500万件6〜15TB
Grade25002,500万件10〜25TB
GradeMax無制限30〜50TB

※2026年9月16日時点。詳しい価格は問い合わせが必要です。

出典:価格・ライセンス体系

各モデルにはデータ件数による上限があります。ただし検索対象がRDB・CSVファイル・XMLファイルの場合は、件数の上限を超えても、モデルごとのテキストサイズ(Grade200は10GB、Grade500は30GB、Grade1500は90GB、Grade2500は150GB)の範囲内であれば使用できます。

**ユーザー数ではなくデータ量で価格が決まるため、利用者が増えてもライセンスを見直す必要はありません。**一方、検索対象のデータが増えた場合は、上位のモデルへの変更が必要になります。

機能を限定したエンジンライセンス

使用できる機能を限定した「QuickSolution エンジンライセンス」も用意されています。エンジンライセンスでは、セマンティック検索や拡張権限管理(AD連携など)、サムネイル/ビューワ、各種クラウド連携などが使えないため、必要な機能がどちらのライセンスで使えるかを事前に確認してください。

QuickSolutionの主な機能

横断検索

**ファイルサーバから独自システム、クラウドサービスまでを横断して検索できます。**公式サイトでは、1サーバで100TB(1億件)規模を2〜3秒で検索し、数100TBまで拡張できると説明しています。

あいまい検索・セマンティック検索

表記ゆれや同義語を吸収するあいまい検索に加え、検索文の意味を汲み取るセマンティック検索(文字列検索とベクトル検索のハイブリッド)に対応しています。キーワードが完全に一致しなくても、意図に近い文書を探せます。

画像OCR検索

**スキャンした画像PDFや写真に含まれる文字も検索できます。**紙の書類をスキャンして保管している組織では、ファイル名に頼らずに中身から探せるようになります。

アクセス権限を考慮した検索

アクセス権限を考慮して検索結果を表示するため、**閲覧権限のない文書は検索結果にも表示されません。**Active DirectoryやLDAPとの連携は拡張権限管理として提供されています。

サムネイル・ビューワ

検索結果にサムネイルを表示し、ビューワでヒットした箇所を直接表示・ハイライトできます。ファイルを1つずつ開いて中身を確かめる手間を減らせます。

API

純国産・自社開発の製品で、APIを利用して他システムに検索エンジンを組み込むこともできます。

出典:QuickSolutionの特長 / 検索アルゴリズム・多言語対応

生成AI連携(RAG)とAIエージェント連携(MCP)

**QuickSolutionは、生成AIと組み合わせて社内情報にもとづく質問応答を行う「生成AI連携(RAG)」に対応しています。**社内情報から必要な文書を検索し、その内容にもとづいて生成AIが回答を作ります。公式サイトでは、自律的に検索・評価を繰り返して回答を生成する検索AIエージェントも搭載していると説明しています。

さらにMCPサーバオプションを使うと、Microsoft 365 CopilotなどのAIエージェントから、自然言語による指示で社内情報を横断検索・参照できます。MCP(Model Context Protocol)は、AIエージェントと外部システムをつなぐための標準プロトコルです。

いずれもオプション製品として提供されており、エンジンライセンスでは利用できません。

出典:価格・ライセンス体系 / 2026年8月27日のニュース(Ver.14.1)

QuickSolutionのオプション

用途に応じて、次のようなオプション製品を追加できます(一部)。

区分オプション
クラウド・システム連携Microsoft 365/SharePoint連携、Box連携、Google ドライブ連携、Notes連携、Garoon連携、ArcSuite連携、楽々Document Plus連携、楽々WorkflowII連携
AI連携生成AI連携(RAG)、MCPサーバ(AIエージェントとの連携)、ベクトル検索、チャットボット
分析・整理可視化、文書分類、シソーラスビルダ
セキュリティ秘密度ラベル連携、暗号化ファイル連携
構成・利用範囲インデックスサーバ、利用者拡張、中国語検索画面、テキストフィルタ

**すべてのオプションを入れる必要はありません。**検索したいデータの保管場所と、使いたい機能から必要なものを選びます。

導入前に確認したいポイント

1. 検索対象のデータ量と保管場所

モデルはデータ件数と想定サイズで決まります。**検索対象にしたいファイルサーバやクラウドの容量と件数を先に把握しておくと、見積もりがスムーズです。**クラウドサービスを検索対象にする場合は、対応する連携オプションが必要です。

2. 必要な機能がライセンス・オプションに含まれるか

セマンティック検索や権限管理はエンジンライセンスでは使えず、生成AI連携やMCPはオプションです。やりたいことと、それに必要なライセンス・オプションを対応づけて確認してください。

3. 社内データでのトライアル

公式サイトでは2種類のトライアルが用意されています。社内に評価版をインストールして自社のデータで評価する方法と、デモサイトで試す方法です。検索精度や速度は対象データによって変わるため、可能であれば自社のデータで評価するのがおすすめです。

出典:トライアル申し込み

よくある質問

Q. QuickSolutionの価格はいくらですか?

A. ライセンス価格は250万円(税抜)〜です。ユーザー数には依存せず、ライセンスの種類と検索対象データの規模(Grade200〜GradeMaxの5モデル)によって決まります。詳しい価格は問い合わせが必要です(2026年9月16日時点の公式サイト)。

Q. QuickSolutionはどこの会社の製品ですか?

A. 住友電工情報システム株式会社の製品です。発売から25周年で、導入実績は5,700サーバ以上と公式サイトに記載されています。

Q. 生成AIと連携できますか?

A. 生成AI連携(RAG)オプションで、社内情報にもとづく質問応答ができます。また、MCPサーバオプションでMicrosoft 365 CopilotなどのAIエージェントから社内情報を検索できます。

Q. 導入前に試せますか?

A. 社内に評価版をインストールして自社データで評価する方法と、デモサイトで試す方法の2種類のトライアルがあります。デモサイトの利用にはID・パスワードの発行が必要です。

Q. クラウド上のファイルも検索できますか?

A. Microsoft 365(SharePoint Onlineなど)、Box、Google ドライブなどのクラウドサービスを検索対象にできます。いずれも連携オプションとして提供されています。

まとめ

QuickSolutionは、住友電工情報システムが提供するエンタープライズサーチです。ユーザー数に依存しないサーバライセンスで、価格は250万円(税抜)〜、データ量に応じてGrade200〜GradeMaxの5モデルから選びます。

オンプレミス/クラウドの横断検索、セマンティック検索、画像OCR検索に加え、生成AI連携(RAG)やMCPによるAIエージェント連携にも対応しています。導入を検討する際は、検索対象のデータ量と保管場所、必要な機能がどのライセンス・オプションに含まれるかを整理し、自社データでのトライアルで検索精度を確かめてください。

この記事の監修者

平井 翔吏

平井 翔吏

株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー

CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。

株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。

株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。

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