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登壇動画

LPの立体的設計とは|売り込むLPを脱却しCVRを上げるLP改善の本質|ECの未来

この動画でわかること

縦長で売り込むLPはもう古い。LPを立体的に設計し、CVR(コンバージョン率)を上げるLP改善の本質を、CVR改善ツールDejamを提供するLeanGo代表・平井が対談形式で解説。11階層のLP改善、タブ型フォーマット、流入別の出し分け、広告依存からの脱却まで語る。

LPの立体的設計とは|この対談の概要

この動画は、ECメディア「ECの未来」に、CVR改善に特化するマーケティングファームLeanGoの代表・平井が登壇し、LP(ランディングページ)改善と「立体的なLP設計」の考え方を語った対談の後編である。

結論として、成果の出るLP改善は縦長で売り込む従来型ではなく、ユーザーが欲しい情報から辿れる「立体的な設計」と、11階層のどこから直すかの見極めにあると語られている。

・LP改善の「11階層」と、どのレイヤーから着手するかの判断
・「どう読ませるか」を軸にした立体的なLP設計(タブ型・出し分け)
・「逃がさないLP」の是非と、ビジネスドリブン/ビジョンドリブンの視点
・広告依存から中長期のブランド・UX投資への転換


この動画の重要ポイント5つ

・LP改善は「商品コンセプトが刺さっているか」から「ボタンの色」まで11階層あり、どのレイヤーから直すかが重要
・ボタンの色替えは1日で終わるので即実行し、他レイヤーの改善案を出しつつ常にABテストを回すのがLeanGoの強み
・LPは「どこに遷移させるか」ではなく「どう読ませるか」の発想が要。長さより、ユーザーが欲しい情報の並び替えが効く
・縦長LP=チラシ的発想。タブ化・診断による出し分けなど「立体的なLP設計」でCVRを上げられる
・「逃がさないLP」や広告依存は短期的には有効でも中長期では逆効果。ブランド・UXに時間をかけられるかが分かれ目


LP改善は「11階層」|どのレイヤーから直すべきか

動画ではまず、1枚のLPを構造化すると「11の階層(レイヤー)」に分けられるという話から入る。もっとも重要度が高いのは「商品のコンセプトがユーザーに刺さっているか」という深い層で、そこからUIのボタンの色・サイズといった浅い層まで、改善の深さにグラデーションがあると語られる。

大事なのは、現状を分析したうえで「どの階層から直すか」を見極めること。毎月コンサルティングをして『ボタンの色を変えました』だけでは顧客の求める水準に届かない一方、色替えは1日でできるので即実行し、その裏で他レイヤーの課題も分析して改善提案を出す。こうして複数レイヤーの改善をスピード優先で回し、常にABテストを検証し続けるのがLeanGoの強みだという。どの箇所が読まれCVRに効いているかは、離脱・回遊を可視化するヒートマップで特定できると説明される。


縦長LPを立体化する|「どう読ませるか」への発想転換

平井は、Webサイトが「どこに遷移させるとCVRが上がるか」を考えるのに対し、LPは1枚もののため「どう読ませるか」が重要になると整理する。だから単純に長ければよいわけではなく、ユーザーが欲しい情報を先に出す並び替えが効く。テンプレートに穴埋めするだけのLPは、商材属性に合わず、見た目も皆同じになって改善しづらいと指摘される。

そこで提案されるのが「立体的なLP設計」だ。縦にひたすら長いLPはチラシ的なグラフィックデザインの発想で、横移動・ページ切り替え・診断コンテンツによる出し分けなど、もっと立体的に設計できるという。実際にLeanGoは、料金プラン・特徴・口コミなどをタブ化し、押した内容をカルーセルで見せることで高さを抑え、ユーザーが欲しい情報から辿れる独自フォーマットを開発したと語られる。こうした構成の検証はLPOの考え方と地続きで、流入チャネルごとに気になるポイントが違うため、LPの中身を出し分ける発想も有効だという。


「逃がさないLP」の罠|ビジネスドリブンとビジョンドリブン

話は、バツボタンも戻るボタンもない「逃がさないLP」や、極端に解約しにくい設計へと及ぶ。これらは直近のコンバージョン率(CVR)は上がるかもしれないが、顧客のためにも会社のためにもならず、クレームも生むと語られる。ここで示されるのが「ビジネスドリブンかビジョンドリブンか」という視点で、長期で考えれば逃がさない設計は違う、という立場だ。

むしろ解約しやすくしたうえで、解約者に理由を聞き、クーポンで再訪を促すような「寄り添い」の方がCVRとLTVの両面で効く。LeanGo自身も、自社ツールの契約期間を年間から1ヶ月へ切り替える検討をしており、それは「良いものを提供している」という自信の表れだと語られる。入力フォームで無理に囲い込むのではなく、EFO(入力フォーム最適化)で離脱の少ない導線を整えることが本筋だという文脈である。


広告依存からの脱却|中長期のブランド・UXと軸

広告は明日打てば成果が出るが、CVR改善やブランド作り、UXは中長期の取り組みで、すぐには数字に表れない。CPA(顧客獲得単価)が悪化し続け、AI検索時代で広告の効率がさらに落ちていく中で、決裁者に「費用対効果は合うのか」と問われても、中長期を我慢できないなら広告だけやった方がよい、と平井は率直に語る。

やり続けるには、ぶれない軸(パーパス)が必要だという。LeanGoは「コンバージョンレート改善のマーケティングファーム」という認知を2年かけて築き、PDCAを象徴する『ハンドスピナー』を6000個作って5300個配布するなど、全体最適の姿勢を体現してきた。広告代理店やLP制作会社のような縦割りではなく、広告・LP・CRMを横断して設計することが成果につながる。7人という少人数でこれを回すために、分析から実装までをワンストップ化したツール「Dejam(デザインをジャムる)」が不可欠だと締めくくられる。3日に1回、月20回規模でABテストを回す生産性は、ツールなしには担保できないという。


よくある質問(FAQ)

Q. LP改善はどの階層から着手すればいい?

A. 動画では、現状を分析したうえで重要度の高い「商品コンセプトが刺さっているか」から見極めつつ、ボタンの色替えのように1日でできる浅い層は即実行し、並行して他レイヤーの改善案を出してABテストで検証していくのが現実的だと語られる。

Q. 「立体的なLP設計」とは具体的に何をするの?

A. 縦長のチラシ的なLPを、料金プラン・特徴・口コミなどのタブ化やカルーセル、診断による出し分け、ページ切り替えなどで再構成し、ユーザーが欲しい情報から辿れる状態にすることを指す。高さを抑えつつ離脱を減らせると説明される。

Q. 「逃がさないLP」でCVRを上げるのは効果的?

A. 短期的には数字が上がることもあるが、顧客体験を損ないクレームやLTV低下を招くため中長期では逆効果とされる。解約理由を聞き再訪を促す「寄り添い」の設計の方が、CVRとLTVの両面で有効だと語られる。


まとめ|LP改善の本質は「立体的な設計」と軸のある改善

この対談で語られたのは、成果の出るLP改善が縦長で売り込む従来型ではなく、11階層のどこから直すかを見極め、ユーザーが欲しい情報から辿れる「立体的なLP設計」に作り替えることだという視点である。「逃がさないLP」や広告依存の短期最適に逃げず、ブランド・UXへ中長期に投資できる軸を持てるかが分かれ目になる。

こうした改善は、読まれ方や離脱箇所を可視化するヒートマップや、施策を継続的に検証するABテストLPOの仕組みで効率化できる。LP改善の本質を「立体的な設計」と軸のある継続改善で捉え直すことが、CVRを上げる近道になる。

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