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【2026年版】GA4のセグメントの作り方|3種類の違いとCVR改善に効く5つの型

【2026年版】GA4のセグメントの作り方|3種類の違いとCVR改善に効く5つの型

この記事でわかること

本記事では、GA4のセグメントの作り方を、ユーザー・セッション・イベントの3種類の違いから解説します。CVR改善にそのまま使える5つのセグメント例と、比較結果からLPの何を直すかまで判断できる内容です。

「CVした人としなかった人で、行動がどう違うのかを知りたい」——GA4のセグメントを使うと、条件を満たすユーザーやセッションだけを抽出して比較できます。

ただし、3種類のセグメントがあり、どれを選ぶかで結果が変わります。 本記事では違いを整理したうえで、CVR改善にそのまま使える5つの型を提示します。

記事のポイント

  • ユーザー・セッション・イベントの3種類のセグメントの違い
  • どれを選ぶべきかの判断基準
  • CVR改善に効く5つのセグメント例
  • セグメントとオーディエンスの違い
  • 比較結果からLPの何を直すか

目次

  • GA4のセグメントとは
  • 3種類のセグメントの違い
  • セグメントの作り方
  • CVR改善に効く5つの型
  • セグメントとオーディエンスの違い
  • 比較結果から何を直すか
  • 注意点
  • よくある質問
  • まとめ

GA4のセグメントとは

セグメントとは、条件を満たすデータだけを抽出する仕組みです。探索レポートで使い、最大10個まで作成できます。

「全体のCVRは2%」という数字だけでは打ち手が出ませんが、「スマートフォンかつ広告経由のCVRは0.5%」まで絞れれば、直す対象が決まります。

3種類のセグメントの違い

ここを理解しないと、意図と違うデータが出ます。

種類抽出する単位
ユーザーセグメントその条件に該当したユーザーの全行動「一度でも購入したユーザー」の全セッション
セッションセグメント条件を満たしたセッションのみ「広告経由で始まったセッション」
イベントセグメント条件を満たしたイベントのみ「特定ページでの click イベント」

違いが結果に出る例

「広告経由のユーザー」を見たいとき、どちらを選ぶかで数字が変わります。

  • ユーザーセグメント — 広告経由で一度でも訪れたユーザーの、自然検索での再訪も含む全セッションが対象
  • セッションセグメント広告経由で始まったセッションだけが対象

広告の費用対効果を評価するならセッションセグメントです。ユーザーセグメントを使うと、自然検索での再訪分まで広告の成果として集計され、数字が良く見えます。

迷ったらセッションセグメントを選んでください。 広告やLPの評価では、これが最も実態に合います。

セグメントの作り方

  1. 「探索」→ レポートを開く(または新規作成)
  2. 左側の「セグメント」の「+」をクリック
  3. 「カスタムセグメント」から種類を選ぶ(ユーザー / セッション / イベント)
  4. 条件を設定する
  5. 右上の「保存して適用」

作成したセグメントは、表の「列」にドラッグすると横並びで比較できます。この使い方が実務では中心になります。

探索レポートの基本操作は「【2026年版】GA4探索レポートの使い方|CVR改善に効く5つの型と作成手順を解説」で解説しています。

CVR改善に効く5つの型

白紙から考えず、この5つを作ってください。

型1: CVした / しなかったセッション

もっとも使うセグメントです。

  • セグメントA(セッション): キーイベントが発生した
  • セグメントB(セッション): キーイベントが発生していない

この2つを列に置き、ディメンションに「ページパス」を入れると、CVした人だけが多く見ているページが分かります。「導入事例を見た人のCV率が高い」といった発見につながります。

ただしこれは相関であって因果ではありません。 「事例を見たからCVした」のか「検討度が高い人が事例も見た」のかは区別できません。確かめるにはABテストが必要です。

型2: 広告経由 / 自然検索経由

  • セグメントA(セッション): セッションのメディアcpc を含む
  • セグメントB(セッション): セッションのメディアorganic と等しい

同じLPでも流入元によってCVRは大きく変わります。 広告経由だけCVRが低いなら、広告文とLPのファーストビューがずれている可能性があります。

型3: スマートフォン / PC

  • セグメントA(セッション): デバイスカテゴリmobile
  • セグメントB(セッション): デバイスカテゴリdesktop

スマートフォンの比率が高いのにCVRだけが低いというパターンは非常に多く見られます。この場合、改善対象はスマートフォン表示に絞られます。ランディングページ別に分解する手順は「【2026年版】GA4のランディングページレポートの見方|LP別にCVRを分解して改善につなげる手順」で解説しています。

型4: 初回訪問 / リピート

  • セグメントA(セッション): 新規ユーザー
  • セグメントB(セッション): リピーター

検討期間が長い商材では、初回でCVしないのは正常です。 リピートのCVRが低い場合のほうが問題で、再訪時に何が足りないのかを見ます。

型5: フォーム到達 / 未到達

  • セグメントA(セッション): フォームページを閲覧した
  • セグメントB(セッション): 閲覧していない

LPで納得されているかどうかの切り分けに使います。フォームに到達していないなら、直すのはフォームではなくLPです。

セグメントとオーディエンスの違い

混同されやすい2つです。

セグメントオーディエンス
用途分析(探索レポート内)広告配信(リマーケティング)
作る場所探索レポート「管理」→「オーディエンス」
過去データへの適用されるされない(作成後から蓄積)
上限探索1つにつき10個プロパティあたり100個

もっとも重要な違いは、オーディエンスは過去に遡らないことです。 「カートに入れたがCVしなかった人」にリマーケティングしたい場合、作成した日以降のデータしか対象になりません。 早く作るほど有利です。

分析目的ならセグメント、広告配信に使うならオーディエンス、と使い分けてください。

比較結果から何を直すか

セグメント比較で差が出たら、次のように読みます。

差が出た比較疑うこと直す対象
広告経由だけCVRが低い広告文とLPのファーストビューのずれLPの冒頭 or 広告のターゲティング
スマートフォンだけ低い表示崩れ・文字サイズ・ボタンの押しづらさスマホ表示
フォーム未到達が多いLPで納得されていない・CTAが見つからないLPの内容とCTA
フォーム到達後の離脱が多い入力項目が多い・入力体験が悪いフォーム
CVした人が特定ページを見ているそのページの内容がCVに効いている可能性導線の強化(要ABテスト検証)

セグメントで分かるのは「どの条件のユーザーが悪いか」までです。 そのLPの中で何が起きているかは、ヒートマップの領域になります。役割分担は「【2026年版】GA4とヒートマップの併用方法|数値で絞り込み、行動で原因を特定する手順」で解説しています。

注意点

注意点内容
探索1つにつき10個まで上限がある。使わないものは削除する
データしきい値の影響条件で絞ると母数が減り、数値が伏せられることがある
母数が小さいと判断できないセッション数が数十件では傾向として読めない
ユーザーセグメントは重くなるデータ量が多いと表示に時間がかかる
セグメントは探索内のみ標準レポートでは使えない

特に3つ目が重要です。 セグメントで細かく絞るほど母数が減ります。「スマートフォン × 広告経由 × 初回訪問」まで絞ると、数十セッションになることがあります。その数字で判断しないでください。

よくある質問

Q. ユーザー・セッション・イベントのどれを選ぶべきですか?

A. 広告やLPの評価ならセッションセグメントです。ユーザーセグメントは「一度でも条件に該当したユーザーの全行動」が対象になるため、広告経由のユーザーの自然検索での再訪まで含まれ、数字が良く見えます。

Q. セグメントとオーディエンスの違いは何ですか?

A. セグメントは分析用(探索レポート内)、オーディエンスは広告配信用です。最大の違いはオーディエンスが過去データに遡らないことで、作成した日以降のデータしか蓄積されません。リマーケティングを予定しているなら早く作ってください。

Q. セグメントはいくつまで作れますか?

A. 1つの探索レポートにつき10個までです。上限に達したら使っていないものを削除してください。

Q. セグメントを適用したらデータが表示されなくなりました。

A. 条件で絞ったことで母数が減り、データしきい値が適用された可能性があります。期間を広げるか、条件を緩めてください。

Q. CVした人が見ているページが分かりました。そのまま施策にしていいですか?

A. 見えているのは相関であって因果ではありません。 「そのページを見たからCVした」のか「もともと検討度が高い人が見た」のかは区別できません。導線を強化する施策はABテストで検証してください。

まとめ

GA4のセグメントについて、要点を整理します。

  • セグメントは条件を満たすデータだけを抽出する仕組み。探索レポートで使う
  • 3種類あり、広告・LPの評価ならセッションセグメントを選ぶ
  • ユーザーセグメントは「一度でも該当したユーザーの全行動」が対象になり、数字が良く見える
  • 白紙から作らず、5つの型(CV有無 / 流入元 / デバイス / 新規リピート / フォーム到達)から始める
  • セグメントとオーディエンスは別物。 オーディエンスは過去に遡らないため早く作る
  • 探索1つにつき10個まで。細かく絞りすぎると母数が足りず判断できない
  • 分かるのは「どの条件が悪いか」まで。ページ内の原因はヒートマップの領域
  • 見えているのは相関。因果を確かめるにはABテストが要る

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  • ユーザー課金なし: 何名で使っても追加費用は発生しない
  • ISMS認証取得: ISO/IEC 27001:2022 & JIS Q 27001:2023認証取得済み
  • 毎週アップデート: 市場トレンドとユーザーリクエストに応じて機能を毎週拡充
  • 権威ある実績: 代表がダイレクトアジェンダで2連覇。LPO顕彰制度「LPO AWARD」主催者

Dejamの主要機能

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  • 自動解析: どのコンテンツがCVRに貢献しているかAIが自動解析。ゴールデンルート機能でページ遷移の最適パスも特定
  • 広告ダッシュボード: Google広告・Meta広告など複数媒体のデータとLPのCVRを1画面で確認

GA4のセグメント比較で「CVした人は事例ページを見ている」と分かっても、それが因果かどうかは分かりません。DejamのABテストなら、事例への導線を強化した効果を同一期間・同一条件で検証できます。

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この記事の監修者

平井 翔吏

平井 翔吏

株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー

CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。

株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。

株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。

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