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【2026年最新】ECサイトのCVR改善施策15選|コンバージョンが低い原因・カゴ落ち対策と検証の進め方

【2026年最新】ECサイトのCVR改善施策15選|コンバージョンが低い原因・カゴ落ち対策と検証の進め方

この記事でわかること

ECサイトのCVR改善を、CVRが低い5つの原因の特定から、原因別の改善施策15選、カゴ落ち対策、ヒートマップとABテストによる検証まで体系的に解説します。カゴ落ち率の平均70.22%や離脱理由の内訳はBaymard Instituteの調査をもとに示し、根拠の確認できない業界別平均値は掲載していません。売上を伸ばしたいEC担当者が、何から手をつければよいかがわかる内容です。

「広告費をかけて集客できているのに、ECサイトのCVR改善がうまくいかず売上が伸びない」「カートに入れてもらえるのに、購入まで至らない」とお悩みではないでしょうか。ECサイトでは、商品をカートに入れたまま離脱する「カゴ落ち」が平均で約70%発生すると報告されており(Baymard Instituteが50件の調査から算出した平均は70.22%)、ここに大きな改善余地があります。

本記事では、ECサイトのCVR改善を「目安の決め方」「CVRが低い原因の特定」「カゴ落ち対策」「具体的な改善施策」「データドリブンな検証」という流れで、実務でそのまま使える形に整理しました。

注記: 2026年9月16日に更新しました。旧版に掲載していた業界別のCVR平均値の表と「EC全体のCVR中央値1.84%(WordStream社調査)」は、一次情報で集計方法を確認できなかったため削除しました。また、リンク切れになっていた経済産業省のページへの参照を削除し、カゴ落ち率をBaymard Instituteの最新の平均値(70.22%)に更新しました。

記事のポイント

  • ECサイトのCVRの計算方法と目安の決め方
  • CVRが低くなる5つの原因と見つけ方
  • カゴ落ち(カート放棄)を防ぐ対策
  • 売上を伸ばすCVR改善施策15選(原因別)
  • ヒートマップとABテストでデータドリブンに改善する方法

目次

  • ECサイトのCVRとは?計算方法
  • ECサイトのCVRの目安はどう決める?
  • ECサイトのCVRが低い5つの原因
  • カゴ落ち(カート放棄)対策|平均70%の離脱を防ぐ
  • ECサイトのCVRを改善する施策15選
  • データドリブンにCVR改善を回す方法|ヒートマップ×ABテスト
  • DejamでECサイトのCVR改善を効率化する
  • よくある質問
  • まとめ

EC・オンラインショップの実際のWebサイト・LPの画面は「EC・オンラインショップのLPデザイン事例」で、PC・スマートフォン別に確認できます。

ECサイトのCVRとは?計算方法

ECサイトのCVR改善を考える前に、まずCVR(Conversion Rate=コンバージョン率)の定義を押さえましょう。CVRとは、サイト訪問者のうち、商品購入などの成果(コンバージョン)に至った割合を指します。

CVR(%)= コンバージョン数(購入数)÷ 訪問数(セッション数)× 100

たとえば月間10万セッションで購入が2,000件なら、CVRは2%です。ECサイトのCVR改善とは、この割合を高めて「同じ集客数からより多くの売上を生み出す」取り組みにほかなりません。広告費を増やさずに売上を伸ばせるため、費用対効果(ROAS)の改善にも直結します。

まずは自社のCVRを、デバイス別・流入チャネル別・商品カテゴリ別に分けて把握することが、改善の出発点です。

ECサイトのCVRの目安はどう決める?

「ECサイトのCVRの平均は何%か」はよく調べられるテーマですが、**調査ごとに対象サイト・集計方法・期間が異なり、数値が大きく割れます。**本記事では、集計方法を一次情報で確認できない業界別平均値は掲載していません。

CVRは、同じECサイトでも次の条件で大きく変わります。

条件CVRが変わる理由
商品の価格帯高額商材や検討期間の長い商材は、1回の訪問では購入に至りにくい
新規/リピーター購入経験のあるユーザーは、購入までの不安が少ない
流入チャネル指名検索・メールマガジン経由と、認知目的の広告経由では購入意欲が異なる
デバイススマートフォンとPCで、入力のしやすさや閲覧状況が異なる

そのため、**他社の平均値と比べるよりも、自社の過去実績を上の条件で分けて比べるほうが、改善すべき場所を見つけやすくなります。**たとえば「スマートフォン×広告経由だけCVRが低い」と分かれば、その組み合わせの着地ページとカートから見直せます。

ECサイトのCVRが低い5つの原因

CVR改善は「施策を闇雲に増やすこと」ではなく、ボトルネックとなっている原因を特定することから始まります。ECサイトでCVRが低くなる原因は、おもに次の5つに整理できます。チェックリストとして自社サイトを点検してみてください。

  1. 集客とのミスマッチ:広告や流入キーワードと、着地ページの商品・訴求が一致していない
  2. 商品ページの情報不足:写真が少ない、レビューがない、サイズ・素材など購入判断に必要な情報が足りない
  3. カゴ落ち(購入手続きの離脱):カートに入れても、送料・手続きの煩雑さ・会員登録の強制で離脱する
  4. 入力フォームの負担:項目が多い、スマホで入力しづらい、エラー表示が不親切
  5. 表示速度が遅い・回遊しにくい:ページ表示が遅く離脱を招く、関連商品への導線が弱い

このうち、ECで特にインパクトが大きいのが原因③の「カゴ落ち」です。次章で詳しく対策を解説します。

カゴ落ち(カート放棄)対策|平均70%の離脱を防ぐ

カゴ落ちとは、ユーザーが商品をカートに入れたまま購入を完了せずに離脱することです。Baymard Instituteが50件の調査をもとに算出したカゴ落ち率の平均は**70.22%**です(参考: Baymard Institute「Cart Abandonment Rate」)。

同じ調査では、「見ていただけ・まだ買うつもりがなかった」を除いた米国のオンライン購入者が挙げた離脱理由として、次の項目が上位に並んでいます。

離脱理由割合
送料・税・手数料などの追加費用が高すぎた40%
配送が遅すぎた20%
クレジットカード情報を入力するほどサイトを信頼できなかった19%
アカウントの作成を求められた18%
購入手続きが長い・複雑だった17%
総額を事前に確認・計算できなかった12%
決済手段が足りなかった9%

※米国の調査のため、日本のECサイトにそのまま当てはまるとは限りません。

これらの理由をふまえた、主な対策は次のとおりです。

  • 送料・手数料が想定外:商品ページの段階で送料を明示する。一定額以上で送料無料にする
  • 会員登録の強制:ゲスト購入(登録不要の購入)を許可し、購入後に登録を促す
  • 購入手続きが複雑・長い:チェックアウトのステップ数を減らし、進捗バーで残りを可視化する
  • 決済手段が足りない:クレジットカード以外にコンビニ払い・後払い・各種スマホ決済を用意する
  • 離脱しようとしている:離脱の兆候を検知してクーポンや送料無料を提示する「離脱防止ポップアップ」を表示する。離脱後はカゴ落ちリマインドメールで再訪を促す

「追加費用の事前明示」「ゲスト購入の許可」「チェックアウトの簡略化」は、上の離脱理由の上位に直接対応する施策です。入力フォーム最適化(EFO)とあわせて優先的に検討しましょう。

ECサイトのCVRを改善する施策15選

ここからは、前述の「5つの原因」別に売上を伸ばす改善施策を15個紹介します。自社のボトルネックに対応する施策から着手するのが、最短で成果を出すコツです。

原因①:集客とのミスマッチを直す施策

  1. 検索意図に合った着地ページを用意する:広告ごとに最適なLP・商品ページを出し分ける
  2. ファーストビューで価値を即伝える:「何が・いくらで・なぜお得か」を3秒で伝える
  3. 記事LP・特集ページで比較検討層を取り込む:商材の使い方や選び方を解説して購入を後押しする

原因②:商品ページの情報不足を補う施策

  1. 商品写真・動画を充実させる:複数アングル・利用シーン・拡大画像で不安を解消する
  2. レビュー・口コミを掲載する:第三者評価は購入の最後のひと押しになる
  3. サイズ・素材・配送日などの必要情報を明示する:購入判断に必要な情報の欠如をなくす

原因③:カゴ落ちを防ぐ施策

  1. 送料・総額を早い段階で明示する:チェックアウトでの「想定外」をなくす
  2. ゲスト購入を許可する:会員登録の強制をやめ、購入のハードルを下げる
  3. 離脱防止ポップアップを表示する:離脱の兆候時にクーポン・送料無料を提示する
  4. カゴ落ちリマインドメールを送る:離脱後のユーザーに再訪を促す

原因④:入力フォームの負担を減らす施策(EFO)

  1. 入力項目を必要最小限に絞る:項目が1つ減るだけで完了率が改善するケースは多い
  2. 入力支援・リアルタイムエラー表示を実装する:住所自動入力やエラーの即時表示で離脱を防ぐ
  3. 多様な決済手段を用意する:後払い・各種スマホ決済などで離脱を防ぐ

原因⑤:表示速度・回遊性を改善する施策

  1. ページ表示速度を高速化する:表示が遅いと、商品を見る前に離脱されやすくなる。Googleもページエクスペリエンスに関するガイドを公開している
  2. 関連商品・レコメンド導線を整える:回遊を促し、客単価とCVRの両方を高める

これら15施策のうち、ECで特に効果が出やすいのは原因③(カゴ落ち)と原因④(フォーム)です。施策の優先順位の付け方は「LP改善のベストプラクティス15選」も参考になります。

データドリブンにCVR改善を回す方法|ヒートマップ×ABテスト

上位の解説記事の多くは「施策の一覧」で終わっていますが、ECサイトのCVR改善で本当に成果を分けるのは、施策を”検証可能な形”で回せるかどうかです。ここが他社サイトと差がつくポイントになります。

おすすめは、次の3ステップを繰り返すデータドリブンなサイクルです。

  1. ヒートマップで原因を特定する:商品ページやカート画面で、どこまで読まれ、どこで離脱し、どのボタンが押されていないかを可視化する。「カート画面の送料表示の直後に離脱が集中している」など、改善すべき箇所が一目でわかる
  2. 仮説を立ててABテストで検証する:「送料無料の閾値を上部に表示すればCVRが上がる」といった仮説を、勘ではなくABテスト(スプリットテスト)で定量的に検証する
  3. 勝ちパターンを反映し、次の仮説へ:有意差が出た施策を本実装し、また次のボトルネックをヒートマップで探す

このサイクルを回すことで、「なんとなく良さそう」な施策ではなく、数字の裏付けがある施策だけを積み上げることができます。ABテストの基本を押さえたい方は「ABテストとは?基本の仕組み・やり方」もあわせてご覧ください。

DejamでECサイトのCVR改善を効率化する

ECサイトのCVR改善に取り組む際、Dejamの以下の機能を組み合わせることで、改善サイクルを大幅に効率化できます。

ヒートマップ

クリック・熟読・滞在・離脱など5種類のヒートマップで、商品ページやカート画面のどこにCVRのボトルネックがあるかを可視化。どのコンテンツを熟読したセッションのCVRが高いかを自動で解析できるため、改善仮説を立てやすくなります。

ヒートマップ機能の詳細を見る →

Web接客・ポップアップ

カゴ落ち対策の要となる「離脱防止ポップアップ」をノーコードで設定できます。離脱の兆候を検知してクーポンや送料無料を提示し、購入完了へと後押しします。

Web接客・ポップアップ機能の詳細を見る →

ABテスト

「送料表示」「CTA文言」「カート導線」など、CVRに効く仮説をスプリットテストで定量検証できます。チャット形式で指示すると、AIがABテストのデザイン変更をコードに反映するため、エンジニアに依頼せずに変更パターンを作れます。

ABテスト機能の詳細を見る →

よくある質問

Q. ECサイトのCVRの平均はどのくらいですか?

A. 調査ごとに対象サイトや集計方法が異なり、数値が大きく割れるため、本記事では業界別の平均値を掲載していません。CVRは価格帯・新規/リピーター・流入チャネル・デバイスで大きく変わるため、他社の平均と比べるより、自社の過去実績をこれらの条件で分けて比べることをおすすめします。

Q. カゴ落ち率の平均はどのくらいですか?

A. Baymard Instituteが50件の調査をもとに算出した平均は70.22%です。同調査では、離脱理由として「送料・税・手数料などの追加費用が高すぎた(40%)」「アカウントの作成を求められた(18%)」「購入手続きが長い・複雑だった(17%)」などが挙げられています。送料の事前明示・ゲスト購入の許可・チェックアウトの簡略化が効果的な対策になります。

Q. CVRはどうやって計算しますか?

A. CVR(%)=コンバージョン数(購入数)÷ 訪問数(セッション数)× 100で算出します。ECでは「購入完了」だけでなく「カート投入率」「会員登録率」など中間指標も計測すると、どの段階に改善余地があるかが明確になります。

Q. ECのCVR改善で最初に着手すべき施策は何ですか?

A. まずヒートマップでカート・チェックアウト画面の離脱箇所を特定することをおすすめします。多くのECサイトではカゴ落ちとフォームの入力負担がボトルネックになりやすいため、送料の事前明示・ゲスト購入の許可・フォーム最適化(EFO)から着手すると効果を実感しやすいです。

まとめ

ECサイトのCVR改善は、次の流れで進めるのが王道です。

  • CVRを条件別(デバイス・チャネル・新規/リピーター)に分けて把握する
  • CVRが低い5つの原因から、自社のボトルネックを特定する
  • 平均70.22%のカゴ落ちを防ぐ対策を優先的に打つ
  • 原因別の施策15選から、効果の高いものを実行する
  • ヒートマップ×ABテストでデータドリブンに検証し、勝ちパターンを積み上げる

「施策を並べて終わり」にせず、検証可能な形で改善を回し続けることが、売上を継続的に伸ばす最大のポイントです。

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  • ISMS認証取得: ISO/IEC 27001:2022 & JIS Q 27001:2023認証取得済み
  • 毎週アップデート: 市場トレンドとユーザーリクエストに応じて機能を毎週拡充
  • 権威ある実績: 代表がダイレクトアジェンダで2連覇。国内唯一のLPO顕彰制度「LPO AWARD」主催者

Dejamの主要機能

  • LP/記事LP制作: ノーコード・コードの切り替えに対応
  • ヒートマップ: 5種類(クリック/クリックイベント/熟読/滞在/離脱)。データ保存期間無制限
  • ABテスト: デザイン変更テスト・リダイレクトテスト・ポップアップテストの3種類。チャット形式の指示でAIがデザイン変更をコードに反映
  • Web接客・ポップアップ: 離脱防止ポップアップでカゴ落ちを抑制
  • 自動解析: どのコンテンツがCVRに貢献しているかを自動解析。ゴールデンルート機能でページ遷移の最適パスも特定

ECサイトのCVR改善で重要な「カゴ落ち対策」「離脱防止」「データドリブンな検証」を、Dejamならひとつのツールで完結できます。

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この記事の監修者

平井 翔吏

平井 翔吏

株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー

CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。

株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。

株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。

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