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事業内容を教えてください。
新規のマーケティングツールを採用した際の導入推進や新規サービスの立上げが主な業務です。
LPOを実施するにあたり、どのような取り組みをおこなったのでしょうか?
LPOツールのDEJAMを活用したLPO事業の新規立上げを行って参りました。 まずLPOに関するツールやナレッジの一本化です。営業部署によって利用しているLPOツールが様々でしたので、DEJAMへツールを移行することでナレッジの一本化が実現しました。またメンバーに対して、DEJAMやLPO事業への理解度を促進するとともに、マニュアルや提案資料作成などLPOを提案しやすい環境整備ができました。DEJAMを利用することになるサービス部門のメンバーに対しても、機能や利活用方法の指導、実案件でのOJTを実施もいたしました。
取り組み前はどのような課題がありましたか?
弊社はデジタル広告 (特にゲーム・マンガアプリカテゴリーは業界トップクラスシェア) に強みを持ったエージェンシー事業を手掛けていますが、代理店競争が激化していく中で優位性を確保するために、広告の枠にとらわれない新たな武器を模索している状況にありました。 LPOもその流れの一環で、以前よりいくつかの案件では実施していたものの、それぞれの営業部署で属人的に運用がなされており、使っているLPOツールも様々というのが実態でした。 全社的にLPOに関するツールやナレッジを一本化する際にDEJAMの評判を聞き、利用をスタート致しました。
具体的にどのような改善ができましたか?
社内のLPOツールを一本化したことで、不要な経費削減ができたことはもちろんのこと、営業面での効果も着実に出始めております。 クライアントへの提案時に広告施策とLPOを連動させたことがコンペ勝因に繋がるなどの事例が出てきたことで、以降、LPOを前面に押し出した提案も増えてきております。
工夫したポイントを教えてください
営業面においては、弊社にとって新サービスとなるLPOと得意の広告事業との間にいかにシナジーを作るかという点です。 LPOをすることで、広告にどのような相乗効果が生まれるかを営業部署とよく対話をしながら進めて参りました。 また、ツール利用の導入推進においてはサポートを積極的に利用し、仕様や使い方で分からないところをなくしていくということを心掛けました。 ツールの機能にあるABテストなども慣れてしまえば難しいものではないですが、やはり最初は仕様書を読んでもそれ通りに出来ていませんでした。 その都度、サポート担当者に問い合わせをし、ツールへの理解度が増していくにつれて「LPOツールがあればこんなこともできるのか」といった新たな気づきも増えてきました。
取り組みを行った中での印象的なエピソードを教えてください。
DEJAMは、凄く柔軟でアップデートスピード感も速いというのが印象的です。 開発要望も実現してくれることが多く「ここのUIが少し分かりづらいので何とかならないか」といった不躾な要望であっても、実際に動いてくれて1ヵ月もたたずに「以前の要望の件、改修しました」といった柔軟な対応も少なくないです。 一般的なツール会社であれば「社内で検討します」とは言いつつもその後は音沙汰なしになってしまうケースが往々にしてありますので、対応力の高さを印象深く感じております。
今後の展望は?
LPOツールを一本化することができ、ようやくではありますが社内全体へのLPOツールの活用やLPO事業への理解が浸透してまいりました。 徐々にLPOの提案も増え始め、会社全体でLPOを販売していくムーブも起きつつあるので、引き続き協力していきながら一緒に、販路拡大を進めていきたいと考えております。