結婚式場の口コミやランキング、実際の費用などを多数掲載している日本最大級の結婚式場口コミ情報サイト「みんなのウェディング」を運営している株式会社くふうウェディング様。今回は、DEJAMのコンサルティングプランの成果や反響をうかがいました。
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貴社の事業内容とご担務についてお聞かせください。
株式会社くふうウェディングは、ウェディング総合サイト「みんなのウェディング」、結婚式プロデュースサービス「エニマリ」、リゾート挙式プロデュースサービス「MY FAVORITE PART(マイフェイバリットパート)」、ウェディングドレスの購入専門店「DRESS EVERY(ドレスエブリ)」とブライダルに関わるサービスを幅広く展開しております。
私は「みんなのウェディング」のサイトつくりや、結婚式場向けのSaaSツールの企画開発を担当しております。
現在のお取り組みと年間を通して数値がどう改善されたのでしょうか?
今期(23年10月~)より、みんなのウェディングサイトでのフェア・見学予約数(CV数)向上を最注力事項として取り組んでおります。
今期LeanGoとの取り組みにつきましては、サイトでのフェア・見学予約CVRは、昨年対比で約120%まで改善されております。
社内でのCRO活動に対する評価をお聞かせください
取り組んで非常によかったと感じています。 コロナを期に、ブライダルの市況が思わしくない中、他のメディアではCV数が昨対で50%まで減少しているところがあると、耳にします。ただみんなのウェディングでは、CRO活動に取り組んできたことで、市況の悪影響を受けにくいサイトの状態に成長できていると思います。
LeanGoとのCROの取り組み以前に感じていらっしゃった課題はどのようなものでしたでしょうか?
みんなのウェディングサイトの分析人員が不足しており、それにより分析の精度が上がらず、またスピードも上げることができない状態でした。
コロナを期に目まぐるしく変化するブライダル業界において、いかにスピード早く且つ、高い精度でサイト改修を実施できるか、課題となっておりました。
LeanGoのコンサルを受ける決め手は何だったのでしょうか?
様々なサイトの改善活動を実施されてきたLeanGoさんのナレッジをみんなのウェディングの新しい施策に活かしていただけると考え、コンサルを受けることになりました。
またDEJAMにより、開発リソースをかけず、スピード感もってサイト改修のPDCAを回すことができる点も決めての一つです。
課題を解決するためにどんなことを意識して取り組みましたか?
DEJAMを活用して、ウィークリーで施策を実施しました。 ウェディングの市場では土日祝にユーザーが多く動きます。DEJAMを活用することで、前週の土日祝で実施した施策結果をみて、当週には別の施策を打てるスピード感を実現できます。
なぜこの施策を選ばれたか、また施策ごとの改善幅を教えてください。
①詳細ページに推移してもらいやすいUIにする
みんなのウェディングでは、口コミや費用明細といったユーザーコンテンツを多くのユーザーが閲覧します。 それらを閲覧したユーザーは予約アクションにつながりやすい傾向があります。口コミの一覧ページより、詳細ページに遷移してもらいやすいUIにすることで、アクション数向上につながったと思います。
②クリッカブルにみせることで数値が改善
ブライダルフェアの一覧ページからブライダルフェア詳細ページへの遷移率向上に課題を感じておりました。 ブライダルフェアカセットのUI変更については、多々実施してきましたが、シンプルにタイトルに下線を引き、クリッカブルに見せるだけで数値が改善されました。
LeanGoのコンサルによって事業にどのような変化がありましたか?
まずはサイト改善施策のスピード感が圧倒的に向上したと思います。 ブライダル市場のユーザー動向に合わせた素早い改善が実現できるようになりました。 またDEJAMによる開発不要な施策が増えたことにより、弊社内の開発リソースを別の施策に優先することができるようになり、SaaSツールなどの開発が加速できていると感じます。 みんなのウェディングサイトの利用価値はもちろん、SaaSツールなど、結婚式場に提供できるサービスが広がり、営業活動に活かせていると感じます。
LeanGoのコンサルの良かった点、また、どのような方におすすめですか?
分析するための人員が足りなかったり、高速でPDCAを回す必要がある方には、おすすめしたいです。 開発リソースをかけず、早期に施策を実施することができ、更に改善・改悪がDEJAMのレポート機能で明確に把握できるので、次の打ち手につなげやすいです。
くふうウェディング様が考える、成果を出すために重要なことはなんですか?
成果を出すために重要なことは、施策の量だと思います。 そのためには、施策を打つスピードが必要となります。
もちろん始めから精度の高い施策を打てることがベストではありますが、PDCAを回すことで精度は上がってくるものと思います。それを高速で実施することが、成果を出すために求められることだと思います。