LPO改善管理ツールとは、LPの改善施策の仮説・担当者・進捗・ABテストの結果をチームで管理するためのツールです。LPのどこを直すかを見つけるヒートマップやABテストのツールとは役割が違い、「何を、誰が、いつまでに直し、結果はどうだったか」を残すために使います。
管理のしかたは大きく4つのタイプに分かれます。
| 管理のタイプ | 代表的なツール | 料金の目安 | 向いている段階 |
|---|---|---|---|
| 表計算で管理 | Google スプレッドシート | Google アカウントで利用できる(法人向けは Google Workspace) | 施策が月に数本、担当者が1〜2人 |
| タスク・プロジェクト管理ツール | Asana / monday.com / Jira | 無料プランあり(Asana・monday.com は2人まで、Jira は10人まで)。有料は1人あたりの月額課金 | 担当者・期限・進捗をチームで追いたい |
| データベース型 | Notion / Airtable | 無料プランあり。有料は1人あたりの月額課金(ドル建て) | 施策とテスト結果を、あとから検索できる形でためたい |
| LPOツール一体型 | Dejam(プロジェクト管理機能) | Dejam は月額5万円〜(PV従量課金) | ヒートマップ・ABテストと施策管理を同じツールで行いたい |
施策が月に数本ならスプレッドシートで十分です。担当者が3人を超えたり、複数のLPを並行して直したりするようになったら、タスク管理ツールかLPOツール一体型に移るのが目安です。
この記事では7つのツールの料金・無料プラン・向き不向きを比較し、管理の仕組みの作り方も解説します。LPのどこを直すかを見つけるためのツール(ヒートマップ・ABテストなど)を比較したい場合は、「LPOツールおすすめ8選」をご覧ください。
記事のポイント
- LPO改善管理ツールの4タイプと料金・無料プランの比較
- LPO管理が難しくなる3つの構造的な原因の把握
- ツール選定で確認すべき7つの機能チェックリスト
- 専用LPOツールと汎用プロジェクト管理ツールの使い分け基準
- テンプレート・週次レビューによるPDCA仕組み化の手順
- おすすめLPO改善管理ツール7選の特徴比較
目次
- LPO改善管理が難しい理由
- LPO改善管理ツールに求める機能
- おすすめLPO改善管理ツール7選
- 効率的なLPO改善管理の仕組み化
- Dejamのプロジェクト管理機能でLPO施策を一元管理
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
- CVR改善ならDejam!
LPO改善管理が難しい理由
LP改善の管理が難しい主な理由は3点あります。
施策・仮説・テスト結果が急速に増殖する
LPOを真剣に取り組み始めると、「ファーストビューのキャッチコピーを変える」「CTAボタンの色をオレンジにする」「フォームの入力項目を減らす」など、改善仮説が次々と生まれます。各仮説についてABテストを実施し、その結果を記録・分析していくと、管理すべきデータが急速に増えていきます。
複数のLPを並行管理する際の複雑さ
商品・サービスの種類が多い企業や代理店では、複数のLPを並行して改善する必要があります。「どのLPで何のテストが走っているか」「どのテストが終了してどの結果が出たか」を把握することが難しくなります。
チームメンバー間での情報共有の難しさ
LP改善に複数のメンバーが関わる場合、「誰がどの施策を担当しているか」「テスト結果をどこで確認するか」「改善の判断基準は何か」をチームで統一することが課題になります。担当者が変わったときに改善の文脈が失われるリスクもあります。
LPO改善管理ツールに求める機能
ツール選定の前に、LPO改善管理において本当に必要な機能を整理します。
- 施策リストの管理: 改善仮説・施策内容・担当者・期限を一覧で管理できる
- テスト結果の記録: ABテストの設定内容・期間・結果(CVR・統計的有意性)を保存できる
- ステータス管理: 「仮説立案」「テスト中」「結果分析中」「施策展開済み」など進捗状況を管理できる
- 複数LP横断管理: 複数のLPやプロジェクトをまたいで施策を管理できる
- チーム共有: メンバー間でリアルタイムにデータを共有・更新できる
- ナレッジ蓄積: 過去の改善施策と結果を検索・参照できる形で保存できる
- 分析ツールとの連携: ヒートマップ・ABテストツールのデータを参照・連携できる
おすすめLPO改善管理ツール7選
| ツール名 | ツール種別 | 主な特徴 | 向く組織規模 |
|---|---|---|---|
| Dejam プロジェクト管理 | 専用LPOツール | 改善案を企画として登録し、カンバン・リストで進捗を管理。企画の中からABテストの結果を参照できる | 中小〜中規模 |
| Notion | プロジェクト管理汎用 | データベース・Wiki・タスク管理を自由に組み合わせられる。LPOテンプレート作成が可能 | 個人〜中規模 |
| Asana | プロジェクト管理汎用 | タスク・マイルストーン・ガントチャート管理が強力。LP改善プロジェクトのタスク管理に向く | 中規模〜大規模 |
| Jira | プロジェクト管理(エンジニア向け) | スプリント管理・バックログ管理が充実。開発チームと連携したLP改善に向く | 中規模〜大規模 |
| Airtable | データベース型管理 | スプレッドシートとデータベースの中間的な管理ツール。施策・テスト結果を柔軟に管理できる | 小規模〜中規模 |
| Google スプレッドシート | 表計算ツール | 無料で始められ柔軟なカスタマイズが可能。小規模チームや初期段階に最適 | 個人〜小規模 |
| Monday.com | プロジェクト管理汎用 | 視覚的なボード・ガントチャートで進捗を管理。非エンジニアでも使いやすいUI | 中規模〜大規模 |
料金・無料プランの比較
| ツール名 | 提供会社 | 無料プラン | 有料プランの料金 |
|---|---|---|---|
| Dejam | 株式会社LeanGo | なし(無料トライアルあり) | 月額5万円〜(PV従量課金)。ユーザー課金なし |
| Notion | Notion Labs | フリープランあり | プラス・ビジネス・エンタープライズ(メンバー1人あたりの月額課金・ドル建て) |
| Asana | Asana | Personal プラン(2人まで無料) | Starter 1人あたり月額1,200円(年払い)〜 |
| Jira | Atlassian | Free プラン(10人まで無料) | Standard 以上(1人あたりの月額課金・ドル建て) |
| Airtable | Airtable | Free プランあり | Team 1人あたり月額20ドル(年払い。月払いは24ドル)〜 |
| Google スプレッドシート | Google アカウントで利用できる | 法人向けは Google Workspace の有料プラン | |
| monday.com | monday.com | 無料プラン(2人まで) | 有料はユーザー数を選んで契約(ドル建て) |
※ 料金・プランは2026年10月16日時点で各社の公式サイトを確認した内容です。海外ツールはドル建てのため、為替で変動する円換算額は記載していません。改定される場合があるため、導入前に必ず公式サイトでご確認ください。
ツールごとの向いているケース・別のツールを検討したいケース
「別のツールを検討したいケース」は製品の良し悪しではなく、目的とのズレを示しています。Dejam 以外の汎用ツールは、ABテストの結果を手で入力して記録する前提になります。
| ツール | 向いているケース | 別のツールを検討したいケース |
|---|---|---|
| Dejam | 施策の企画・進捗と、ヒートマップ・ABテストの結果を同じツールで扱いたい | LP以外の業務(開発・営業など)もまとめて同じツールで管理したい |
| Notion | 施策のデータベースと、改善ナレッジの文書を1か所にまとめたい | ABテストの結果を分析ツールのデータと自動でつなげたい |
| Asana | 担当者・期限を決めて、施策をタスクとして進めたい | ABテストの結果を分析ツールのデータと自動でつなげたい |
| Jira | 開発チームにLPの改修を依頼し、スプリント単位で進めたい | 開発チームとの連携がなく、マーケターだけで運用する |
| Airtable | 施策・テスト結果を項目ごとに整理し、絞り込んで振り返りたい | 費用をかけずに大人数で使いたい(有料は1人あたりの課金) |
| Google スプレッドシート | 施策が月に数本で、まずはコストをかけずに管理したい | 複数のLP・担当者の進捗を並行して追いたい |
| monday.com | ボードやガントチャートで、進捗を一目で共有したい | 無料のまま3人以上で使いたい(無料プランは2人まで) |
専用LPOツール vs 汎用プロジェクト管理ツールの使い分け
専用LPOツール(Dejam)が向くケース
- LP改善に特化した管理機能が必要な場合
- ヒートマップ・ABテストデータと施策管理を一体で扱いたい場合
- LP改善の担当者がマーケター中心でエンジニアへの依存度を下げたい場合
汎用プロジェクト管理ツールが向くケース
- 社内で既に特定のツール(Notion・Asana等)を使っており、ツールを増やしたくない場合
- LP改善以外のマーケティング施策も同一ツールで管理したい場合
- 小規模チームでシンプルな管理から始めたい場合
効率的なLPO改善管理の仕組み化
ツールを導入するだけではLPOのPDCAは回りません。管理の仕組み自体を設計することが重要です。
施策テンプレートを作成する
毎回ゼロから施策を記述するのではなく、標準テンプレートを作成してチームで使い回しましょう。テンプレートに含める主な項目は以下のとおりです。
- 課題・背景: なぜこの施策を実施するか(データに基づいた根拠)
- 改善仮説: 「○○を変えると○○が改善すると仮説する(根拠:○○)」
- テスト設計: テスト条件・期間・成功指標(KPI)・必要サンプルサイズ
- 結果記録: CVR変化率・統計的有意性・データ期間
- アクション: 採用・不採用の判断と次のアクション
週次レビューの運用ルールを決める
週に一度、チームで以下を確認するレビュー会議を設定します。
- 進行中のテストの状況確認(テスト期間・現時点の数値)
- 結果が出たテストの分析と判断(採用 or 不採用)
- 新規施策の仮説レビューと優先度づけ
週次レビューを定例化することで、施策が放置されることなく、改善サイクルが継続的に回る文化が定着します。
スプレッドシートから管理ツールに移るタイミング
次のうち2つ以上に当てはまったら、スプレッドシートからタスク管理ツールやLPOツール一体型に移る目安です。
- 同時に動いている施策が10件を超え、どれがテスト中か一覧で追えない
- 担当者が3人を超え、誰がどの施策を持っているかを毎回確認している
- 複数のLPを並行して改善しており、LPごとのシートが増え続けている
- ABテストの結果を探すのに、過去のシートやチャットをさかのぼっている
- 担当者が替わったときに、過去の施策の経緯を口頭で引き継いでいる
移行するときは、過去の施策とテスト結果を先に新しいツールへ移してから運用を切り替えます。履歴が旧ツールに残ったままだと、ナレッジが2か所に分かれてしまいます。
改善ナレッジを蓄積・参照できる仕組みにする
過去に実施した施策とその結果は、次の施策立案の貴重な参考資料です。「このボタン色のテストは以前にも実施して有意差なしだった」「業種Xのユーザーはフォームの入力項目に敏感という知見がある」といった組織知を蓄積・検索できる形で保存しましょう。
Dejamのプロジェクト管理機能でLPO施策を一元管理
Dejamのプロジェクト管理機能は、LP改善施策の立案から実施・結果分析・ナレッジ蓄積までを一つのツールで完結できます。思いついた改善案を「企画」として登録し、カンバンやリストの表示でドラッグ&ドロップしながら進捗を管理します。企画ごとにタスクと議事録を残せ、企画の中からABテストの結果を参照できるため、施策と成果を紐づけて振り返れます。改善前後の画像をアップロードして振り返りを残すこともできます。
「施策を管理するツール」と「テストを実施するツール」が分離していると、データを転記したり、両者の状態を同期させたりするコストが発生します。Dejamはこれらを統合することで、LP改善のPDCAサイクルを最小限の管理コストで高速化できます。
よくある質問(FAQ)
Q. LPO改善管理ツールとLPOツールの違いは何ですか?
A. LPOツールはヒートマップやABテストでLPの課題を見つけて検証するためのツールで、LPO改善管理ツールは施策の担当・進捗・結果をチームで管理するためのツールです。LPOツールの中には、Dejam のように施策管理の機能を持つものもあります。
Q. 無料で使えるLPO改善管理ツールはありますか?
A. Google スプレッドシートのほか、Notion・Airtable・Asana・Jira・monday.com に無料プランがあります。ただし Asana と monday.com の無料プランは2人まで、Jira は10人までと、人数に上限があります。
Q. ABテストの結果は何を記録すればよいですか?
A. 仮説、変更した箇所、テスト期間、各パターンのアクセス数とCV数、CVR、統計的に差があるかどうか、採用・不採用の判断の7点が基本です。不採用になったテストも記録しておくと、同じテストを繰り返さずに済みます。
Q. スプレッドシートから管理ツールに移るのはいつがよいですか?
A. 同時に動いている施策が10件を超える、担当者が3人を超える、複数のLPを並行して改善している、のうち2つ以上に当てはまったら検討する目安です。移行時は過去の施策とテスト結果を先に移してから切り替えます。
Q. 小規模チーム(2〜3人)でもLPO管理ツールは必要ですか?
A. 小規模チームであれば、まずGoogleスプレッドシートで管理を始めるのが現実的です。施策数・テスト数が増えてきたり、チームが拡大したりするタイミングで専用ツールの導入を検討するとよいでしょう。
Q. 既にAsanaやNotionを使っているチームが、さらにDejamを導入する意味はありますか?
A. LP改善に特化した観点では意味があります。Asana・Notionはタスク管理やドキュメント管理には優れていますが、LPOに特有のABテスト結果の記録・ヒートマップとの連携・CVRへの影響追跡といった機能は汎用ツールでは補いにくいためです。
Q. LPO管理を標準化するためのテンプレートはどこかで入手できますか?
A. Notionのテンプレートギャラリーや、LPOツールベンダーのブログ・資料にサンプルテンプレートが公開されています。本記事の「施策テンプレートを作成する」で挙げた5項目(課題・背景、改善仮説、テスト設計、結果記録、アクション)を最低限の列にして、自社の運用フローに合わせて足していくのがおすすめです。
まとめ
LPO改善の管理は、施策・仮説・テスト結果の増殖とチーム間の情報共有の難しさという構造的な課題を持っています。ツール選定と管理の仕組み設計をセットで行うことで、LP改善のPDCAサイクルを継続的に高速化できます。
ツール選定のポイントをまとめると以下のとおりです。
- 専用ツールか汎用ツールか: LPO特化の管理が必要か・既存ツールを使い回せるかで判断する
- 分析ツールとの連携: ヒートマップ・ABテストとシームレスに連携できるか
- チームへの浸透: 担当者全員が使いこなせる程度の学習コストか
- ナレッジ蓄積: 過去の施策・結果を検索・参照できる仕組みになっているか
管理の仕組みが整うことで、LP改善が属人的な作業から組織的なプロセスへと進化します。
CVR改善ならDejam!
Dejamは、LP制作・ヒートマップ分析・ABテスト・AI自動解析をオールインワンで提供するCVR改善特化ツールです。
Dejamが選ばれる理由
- ワンプロダクトで完結: LP制作・ヒートマップ分析・ABテストをすべて単一ツールで完結
- 月額5万円〜利用可能: オールインワンプラン月額5万円〜(PV数に応じた従量課金)
- ISMS認証取得: ISO/IEC 27001:2022 & JIS Q 27001:2023認証取得済み
- 毎週アップデート: 市場トレンドとユーザーリクエストに応じて機能を毎週拡充