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【2026年版】LPベンチマークツールおすすめ7選|競合LPとの比較・自社LP水準を把握する方法

【2026年版】LPベンチマークツールおすすめ7選|競合LPとの比較・自社LP水準を把握する方法

この記事でわかること

本記事では、LPベンチマーク調査に活用できる無料・有料ツール7選と、業界平均・競合LPとの比較を定期的に仕組み化する実施手順を解説します。自社LPのCVRや表示速度が業界水準と比べてどの位置にあるかを把握し、改善の優先度を正しく判断したいLP担当者が、ギャップを改善仮説に変えてABテストで検証する方法もわかる内容です。

LPのベンチマークは、比べたい指標ごとに使うツールが決まります。競合のCVRそのものは外から測れないため、「表示速度は実測で比べる」「流入は推定値で比べる」「CVRは業界レポートの水準と比べる」「デザインや訴求は実物を集めて比べる」と分けて考えるのが現実的です。

比べたいもの比べる相手使うツール料金
表示速度競合LPの実測値PageSpeed Insights無料
流入数・流入元競合サイトの推定値Similarweb / Semrush無料版あり/有料は要問い合わせ(Similarweb)・月139ドル〜(Semrush)
CVR業界別の中央値Unbounce Conversion Benchmark Report公式サイトで公開
デザイン・訴求の変化競合LPの実物Dejam 競合リサーチ月額5万円〜(Dejamの料金)
自社の推移自社の過去実績Google アナリティクス 4 / Microsoft Clarity無料

**まずは無料の PageSpeed Insights で自社と競合の表示速度を並べ、GA4 で自社の過去実績と比べるところから始めましょう。**競合の訴求やファーストビューの変化を継続的に追いたくなったら、競合LPを自動で収集するツールを検討します。

料金・提供内容は 2026年10月16日時点で各社の公式サイトを確認した内容です。

記事のポイント

  • 自社LPのCVRが業界水準と比べてどの位置かを知る方法
  • ベンチマークで確認すべきCVR・速度など4つの主要指標
  • 無料〜有料のLPベンチマークツール7選の特徴と選び方
  • 競合LP比較を定期的に仕組み化する4ステップの実施手順
  • 発見したギャップをABテストで検証するLPO改善サイクル

目次

  • LPベンチマークとは
  • LPベンチマークで確認すべき主要指標
  • おすすめLPベンチマークツール7選
  • ベンチマーク調査の実施手順
  • DejamのLP競合リサーチ・デザインデータベースでベンチマーク調査を効率化
  • よくある質問(FAQ)
  • まとめ
  • CVR改善ならDejam!

LPベンチマークとは

LPベンチマークとは、自社のランディングページ(LP)のパフォーマンスを業界水準・競合他社・自社の過去実績と比較し、現在の水準を相対評価することです。

絶対値評価と相対値評価の違い

LPの改善において「CVRを5%改善した」という絶対値の変化を追うだけでは不十分です。同じ業界の水準より大きく下回っていれば改善の余地は大きく、すでに上回っていれば、リソースを流入の拡大など他の施策に配分する判断もあり得ます。

ベンチマーク調査が重要な3つの場面

  1. LP立ち上げ時: 業界の水準を知ることで、初期目標値の設定に根拠を持てる
  2. 改善施策の優先度決定時: 複数の改善候補のうちどれから着手すべきかの判断材料になる
  3. 経営層への報告時: 「業界の水準と比べてどうか」という相対的な成果表現で説明しやすくなる

LPベンチマークで確認すべき主要指標

コンバージョン率(CVR)

最も重要なLPのパフォーマンス指標です。業界・商材・流入チャネル・CVの定義(購入か、資料請求か)によって大きく異なるため、同業・同じCV地点での比較が前提です。業界別の水準の参考には、LP作成ツールの Unbounce が公開しているレポートがあります。2024年版は4万1千以上のLP・5,700万件以上のコンバージョンを集計し、全業界の中央値を6.6% としています(出典: Unbounce Conversion Benchmark Report)。Unbounce で作られたLPの集計なので、目安として使いましょう。

ページ表示速度

Google の Core Web Vitals(LCP・INP・CLS)で測定します。良好の目安は LCP が2.5秒以内、CLS が0.1以下 です(出典: web.dev「Web Vitals」)。表示速度は競合LPも同じ方法で実測できるため、ベンチマークに最も向いた指標です。

直帰率

LPに流入したユーザーが他のページを見ずに離脱した割合です。直帰率が高い場合は、広告とLPの内容のミスマッチや、ファーストビューの訴求力不足が疑われます。

滞在時間

ユーザーがLPに滞在した平均時間です。滞在時間が短すぎる場合はコンテンツへの興味が低い可能性があり、長すぎる場合はCTAまでのナビゲーションが不明確な可能性があります。


おすすめLPベンチマークツール7選

ツール名主な用途料金特徴
Dejam 競合リサーチ競合LPのデザイン・テキストの変化を追う月額5万円〜(Dejamの料金)URLを登録すると、競合LPのキャプチャとテキストを毎日自動で収集し、変更を検知する
PageSpeed Insights表示速度ベンチマーク無料任意のURLを測定できるため、自社と競合LPの速度を同じ条件で比べられる
Similarwebトラフィック・エンゲージメント指標無料版あり(サイト上の概要データ)・有料は要問い合わせ競合サイトの流入数・流入元などの推定値を確認できる
SemrushSEO・検索流入のベンチマーク無料プランあり・有料は月139ドル〜(年払いは月117.33ドル相当〜)競合サイトの検索順位・流入キーワードを分析できる
Unbounce Conversion Benchmark Report業界別CVRベンチマーク公式サイトで公開業界別のLPのCVRの中央値をまとめたレポート(2024年版)
Google アナリティクス 4自社LP内部指標無料自社のCVR・直帰率・滞在時間の推移と流入元別の比較が可能
Microsoft Clarity自社LPのユーザー行動無料(有料プランなし)ヒートマップと録画で、自社LPのスクロールやクリックの傾向を確認できる

出典: Dejam 競合リサーチ / PageSpeed Insights について / Similarweb 料金 / Semrush 料金 / Unbounce Conversion Benchmark Report / Microsoft Clarity 価格

ヒートマップツールで見られるのは自社サイトのデータだけです。競合の行動データは見られないため、自社の改善前後の比較に使います。

Dejam 競合リサーチ

競合サイトのURLを登録すると、フルスクリーンキャプチャとテキストを毎日自動で収集する機能です。メタタイトル・メタディスクリプションの変更、本文テキストの変更(差分をハイライト)、h1〜h6の見出しの変更を検知し、日付を変えて1か月の変化を見比べられます(出典: Dejam 競合リサーチ)。競合の訴求やファーストビューがいつ変わったかを追うのに向いています。

PageSpeed Insights

表示速度のベンチマーク調査に最も手軽に使えるGoogleの無料ツールです。実際のユーザーのデータ(Chrome UX レポート)と検査環境のデータの両方を表示し、改善案も示します。任意のURLを測れるので、競合LPと自社LPを同じ条件で並べられます。実際のユーザーのデータは、アクセスが十分にあるページだけに表示されます。

Unbounce Benchmark Report

LP作成ツールの Unbounce が公開している、業界別のCVRのベンチマークレポートです。2024年版は4万1千以上のLPのデータをもとに、業界ごとの中央値や流入元別の傾向をまとめています。Unbounce の利用者のLPの集計であるため、自社の業界・CV地点に近い数字を目安として参照しましょう。

ツールごとの向いているケース・別のツールを検討したいケース

ツール向いているケース別のツールを検討したいケース
Dejam 競合リサーチ競合LPの訴求・見出しの変化を毎日追いたい競合の流入数を知りたい(Similarweb・Semrush へ)
PageSpeed Insights自社と競合の表示速度を同じ条件で比べたい訴求やデザインを比べたい
Similarweb競合サイトの流入規模や流入元の傾向をつかみたい正確な数値が必要(推定値のため)
Semrush検索流入のLPやキーワードを比べたい広告からの流入が中心のLP
Unbounce Conversion Benchmark Report業界のCVRの目安を知りたい同じ商材・同じCV地点の数字が欲しい
Google アナリティクス 4自社LPの推移を流入元別に比べたい競合と比べたい
Microsoft Clarity自社LPのどこで離脱しているかを見たい競合の行動データを見たい(外からは見られない)

ベンチマーク調査の実施手順

ベンチマーク調査を一度きりで終わらせず、定期的に比較する仕組みを作ることが重要です。

ステップ1:調査対象の選定

比較対象となる競合LP(直接競合2〜3社)を選定します。検索広告・SNS広告で同じキーワードを入札している競合が特に重要な比較対象です。

ステップ2:計測指標と基準値の設定

CVR・表示速度・直帰率・滞在時間について、自社の現状値と、比較対象の実測値・推定値・業界の水準を記録します。最初の調査でベースラインを確立することが、以降の変化を追跡する起点になります。

ステップ3:定期的な再調査スケジュールの設定

四半期に1回を目安に再調査を実施し、自社と競合の変化を追跡します。競合がLPを大幅にリニューアルした際は随時調査することをおすすめします。

ステップ4:調査結果の改善仮説への変換

ベンチマークで発見したギャップ(「競合の表示速度スコアが90点に対し自社は65点」「競合のCTA配置がLPの3か所に対し自社は1か所」等)を改善仮説に落とし込み、ABテストで検証するプランを立てます。


DejamのLP競合リサーチ・デザインデータベースでベンチマーク調査を効率化

競合LPを手動でブラウジングしてスクリーンショットを撮り、スプレッドシートに整理する作業は非常に時間がかかります。Dejamの競合リサーチ機能を使うと、URLを登録した競合LPのキャプチャとテキストが毎日自動で集まり、複数のデザインを横並びで見比べられます。

収集した競合データをもとに改善仮説を立て、DejamのABテスト機能で素早く検証することで、ベンチマーク調査からLP改善までのサイクルを短縮できます。競合LPの分析の進め方は「【2026年版】競合LP分析の方法|調査すべき7つのポイントと改善施策への活かし方」で詳しく解説しています。


よくある質問(FAQ)

Q. 競合サイトのCVRを正確に知る方法はありますか?

A. 外部から競合の実際のCVRを知る方法は原則ありません。Similarweb などで流入の推定値を確認し、Unbounce などが公開している業界別レポートで水準の目安をつかむのが現実的です。

Q. 業界によってLPのベンチマーク水準は大きく違いますか?

A. 大きく違います。商材の価格や、CVが購入なのか資料請求なのかによっても変わるため、同業種・同じCV地点の数字と比べることを重視してください。

Q. 自社LPのCVRが業界平均を下回っている場合、まず何から改善すべきですか?

A. まず問題がある箇所を特定します。ヒートマップでユーザーがどこで離脱しているかを確認し、表示速度に問題がないかもチェックしたうえで、影響が大きそうな箇所からABテストで検証します。

Q. 無料でできるLPベンチマークはありますか?

A. あります。PageSpeed Insights で自社と競合LPの表示速度を比べ、GA4 で自社の過去実績と比べるだけでも、改善の優先度は判断できます。

Q. ベンチマーク調査はどのくらいの頻度で行えばよいですか?

A. 四半期に1回が目安です。競合がLPを大きく変えたときや、広告の出稿内容を変えたときは、その都度確認しましょう。

Q. 表示速度のベンチマークは何を基準にすればよいですか?

A. Google の Core Web Vitals の「良好」の基準(LCP 2.5秒以内、CLS 0.1以下)と、競合LPの実測値の両方と比べます。基準を満たしたうえで、競合より遅い場合に優先して改善します。


まとめ

LPのベンチマーク調査は、自社LPの改善優先度を客観的に判断するためのプロセスです。本記事で紹介した7つのツールを活用し、CVR・表示速度・直帰率・滞在時間の4つの指標を中心に定期的なベンチマーク調査を実施しましょう。

重要なポイントは以下の3点です。

  • 業界別の水準で比較する: 業界を跨いだ数値比較は参考程度にとどめる
  • 定期的に追跡する: 一度きりではなく仕組み化して継続的に比較する
  • 仮説と検証をセットにする: ベンチマークで発見したギャップをABテストで検証する

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この記事の監修者

平井 翔吏

平井 翔吏

株式会社LeanGo 代表取締役CEO / Dejamプロダクトオーナー

CVRを改善するノウハウを体系化するプロフェッショナル。

株式会社リクルートホールディングスに新卒入社、ゼクシィのUXデザインを担当。累計250件以上の施策を実施しCVR改善を140%達成。タグ検索の開発やゼクシィ花嫁割のリブランディングなどのプロジェクトオーナーとして事業を推進した。

株式会社LeanGoを設立。CVR改善ツールDejamのプロダクトオーナー。運用型LPOやセグメントCVRなど独自のメソッドを構築、PDCAハンドスピナーをはじめとするプロモーションも実施している。日本最高峰のダイレクトマーケティングカンファレンス「ダイレクトアジェンダ2025」「ダイレクトアジェンダ2026」のAgenda awardにて2連覇。

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