LP診断ツールは、診断できることで 3つのタイプに分かれます。1つで全部を見られるツールは少ないため、「表示速度」「ユーザーの行動」「改善案」のどれを知りたいかで選ぶのが近道です。
| タイプ | 何がわかるか | 代表的なツール | 料金の目安 |
|---|---|---|---|
| 表示速度・品質の診断 | 読み込みの速さ、Core Web Vitals、アクセシビリティ・SEOの問題 | PageSpeed Insights / Lighthouse | 無料 |
| 行動分析(ヒートマップ・録画) | どこまで読まれ、どこがクリックされ、どこで離脱したか | Microsoft Clarity / User Heat / Contentsquare / Ptengine / SiTest | 無料〜(有料プランは月6,578円〜、または個別見積もり) |
| 改善案の自動提案 | 何をどう直せばよいかの候補 | Dejam(LPOチェッカー)/ SiTest | 月額5万円〜、または個別見積もり |
**まずは無料の PageSpeed Insights で表示速度を、Microsoft Clarity か User Heat で読まれ方を確かめるのがおすすめです。**直す候補を出して、そのままABテストで検証したい段階になったら、改善案の提案とABテストがそろった有料ツールを検討します。
なお、この記事は「LPの課題を診断するツール」の比較です。質問に答えると結果が表示される「診断型LP(診断コンテンツ)」の作り方の記事ではありません。
料金・無料枠は 2026年10月16日時点で各社の公式サイトを確認した内容です。改定される場合があるため、導入前に公式サイトでご確認ください。
記事のポイント
- LP診断ツールの3タイプと料金の目安
- LP診断で確認すべき表示速度・CV導線など5つの観点
- 無料4選・有料プランのあるツール4選、計8ツールの機能と料金の比較
- 予算・課題・運用体制に応じたツール選定チェックリスト
- DejamのLPOチェッカーで改善案を出し、ABテストで検証する流れ
目次
- LP診断ツールとは
- LP診断で確認すべき5つの観点
- おすすめLP診断ツール比較8選
- LP診断ツールの選び方チェックリスト
- DejamのLPOチェッカーでLP課題を自動発見
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
- CVR改善ならDejam!
LP診断ツールとは
LP診断ツールとは、ランディングページの表示速度・ユーザーの行動・改善すべき箇所を、データをもとに洗い出すツールです。以下のような課題を発見するのに役立ちます。
- 表示速度の問題:ページの読み込みに時間がかかりすぎていないか
- デザインの問題:視線誘導がうまく機能しているか、重要要素が埋もれていないか
- コピーの問題:ターゲットに刺さるメッセージが伝わっているか
- CV導線の問題:CTAボタンが目立つか、フォームへの導線が明確か
- モバイル対応の問題:スマートフォンで適切に表示・操作できるか
「何となく改善できない」という状態から、「どこを直すべきか」という具体的なアクションへつなげるのがLP診断ツールの役割です。
LP診断で確認すべき5つの観点
観点1:表示速度
ページの読み込みが遅いと、内容を見る前に離脱されてしまいます。Google は Core Web Vitals として LCP(表示の速さ)・INP(操作への反応の速さ)・CLS(レイアウトのずれ) の3指標を定めており、良好の目安は LCP が2.5秒以内、CLS が0.1以下 です(出典: web.dev「Web Vitals」)。PageSpeed Insights で、実際のユーザーのデータと検査環境のデータの両方を確認できます。
観点2:デザインと視線誘導
Fパターン・Zパターンと呼ばれる人間の視線移動のパターンに沿って、重要なコンテンツが配置されているかを確認します。ヒートマップを使ったクリック分布や熟読エリアの可視化が有効です。
観点3:コピーの訴求力
ファーストビューのキャッチコピーがターゲットの課題を的確に捉えているか、ベネフィットが明確に伝わっているかを診断します。ヒートマップで最初の画面からの離脱が多い場合は、コピーの見直しが候補になります。
観点4:CV導線の最適化
CTAボタンの視認性・クリックしやすさ・フォームの入力項目数・完了画面の設計など、コンバージョンに至るまでの動線に無駄な摩擦がないかを確認します。
観点5:モバイル対応
広告から流入するLPは、スマートフォンで見られる割合が高いことが多いため、モバイル表示を優先して確認します。文字サイズ・タップしやすいボタンの大きさ・横スクロールの有無・フォームの入力しやすさをチェックしてください。自社LPのデバイス比率は、アクセス解析で確認できます。
おすすめLP診断ツール比較8選
無料ツール4選
| # | ツール名 | 診断内容 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Google PageSpeed Insights | 表示速度・Core Web Vitals | 無料 | URLを入れるだけで、実際のユーザーのデータ(CrUX)と検査環境のデータの両方を表示し、改善案も示す |
| 2 | Lighthouse | パフォーマンス・ユーザー補助・ベストプラクティス・SEO | 無料 | Chrome DevTools から実行。認証が必要なページも検査できる |
| 3 | Microsoft Clarity | ヒートマップ・セッション録画 | 無料(有料プランなし) | Microsoft が無料で提供。録画やヒートマップで、ユーザーのつまずきを確認できる |
| 4 | User Heat | ヒートマップ(5種類) | 無料 | 国産。1サイトあたり月間30万PVまで分析できる(超えると計測が止まる) |
有料ツール4選
いずれも有料プランで本格的に使うツールですが、Dejam 以外は無料プランから試せます。
| # | ツール名 | 診断内容 | 料金(目安) | 無料プラン・トライアル | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 5 | Dejam(LPOチェッカー) | CVR・ページスピードの改善案 | 月額5万円〜 | 無料トライアルあり(無料プランなし) | URLを入力するだけで改善案を取得し、そのままノーコードでABテストに移せる |
| 6 | Contentsquare | ヒートマップ・録画・ファネル・ジャーニー分析 | Growth 月49ドル〜(年払いは月39ドル〜)、上位プランは要問い合わせ | 無料プランあり(月20万セッション) | 有料プランではページの区画ごとの分析(ゾーンベースのヒートマップ)などが使える |
| 7 | Ptengine | ヒートマップ・アクセス解析・ABテスト | Growth 月6,578円〜(税込・月払い)、年一括払いなら月5,478円〜 | 無料プランあり(月3,000PV) | 国産。ヒートマップとABテストを組み合わせて使える |
| 8 | SiTest | ヒートマップ・録画・ABテスト・EFO・AI診断 | 個別見積もり(最低利用期間は原則12か月) | フリープランあり(月3,000PV・1ドメイン) | 国産。分析からABテスト・EFOまで1つで扱える |
出典: Dejam LPOチェッカー / Contentsquare Pricing / Ptengine 料金プラン / SiTest 料金プラン / User Heat / Microsoft Clarity 価格 / PageSpeed Insights について
以前の版で紹介していた Hotjar は、Contentsquare に統合されたため Contentsquare として掲載しています。
ツールごとの向いているケース・別のツールを検討したいケース
| ツール | 向いているケース | 別のツールを検討したいケース |
|---|---|---|
| PageSpeed Insights | 表示速度の問題と直し方を数分で知りたい | ユーザーがどこで離脱しているかを知りたい(行動分析ツールへ) |
| Lighthouse | 公開前・ログイン後のLPを手元で検査したい | 実際のユーザーの速度データを見たい(PageSpeed Insights へ) |
| Microsoft Clarity | 費用をかけずに録画とヒートマップを使いたい | ABテストまで1つのツールで行いたい |
| User Heat | 無料でヒートマップの種類を多く使いたい | 月間30万PVを超えるサイト |
| Dejam(LPOチェッカー) | 改善案を出して、そのままABテストで検証したい | 有料ツールの前にまず無料で行動データを見たい |
| Contentsquare | 大量のセッションを分析したい・ジャーニー分析など高度な分析も使いたい | 料金を円建てで把握したい(料金はドル建て、上位プランは要問い合わせ) |
| Ptengine | 小さな予算でヒートマップとABテストを使いたい | 月間PVが多く、上位プランの見積もりが必要になる |
| SiTest | 分析・ABテスト・EFOを国産ツールでまとめたい | 月単位で気軽に契約・解約したい(有料は原則12か月) |
LP診断ツールの選び方チェックリスト
自社に合ったLP診断ツールを選ぶために、以下のチェックリストを活用してください。
予算・規模の確認
- 月額予算はいくらか(無料/月1万円前後まで/月3万円以上)
- 月間LP訪問者数はどのくらいか(無料枠の上限とABテストのサンプル数に影響)
診断したい課題の明確化
- 表示速度の問題が疑われる → PageSpeed Insights を優先
- ユーザー行動の可視化が必要 → ヒートマップツールを優先
- 改善案の候補が欲しい → 改善案を提案する機能のあるツールを優先
- ABテストまで一貫して行いたい → ABテスト機能のあるツールを優先
運用体制の確認
- 専任の分析担当者がいるか(いない場合は改善案を提案してくれる機能が役立つ)
- データ分析スキルがあるか(スキルが低い場合は視覚的なUIが重要)
- サポートが日本語で受けられるか
拡張性の確認
- LP制作機能も将来的に必要になるか
- 他のマーケティングツールと連携が必要か
DejamのLPOチェッカーでLP課題を自動発見
DejamのLPOチェッカーは、URLを入力するだけでCVRとページスピードの改善案を取得できる機能です(出典: Dejam LPOチェッカー)。
LPOチェッカー機能でできることは次のとおりです。
- チェックリスト形式で改善案を入手:Dejamに蓄えられたサイト改善のアイディアをチェックリストとして回答していくと、改善案が得られる
- ページスピードも同時に計測:速度の改善提案も行われる
- 初期分析を5分で完了:サイト改善に必要な初期分析を短時間で終えられる
- そのままABテストへ:提案された改善案を、ノーコードでABテストに移せる
「何から手をつければいいかわからない」という状態から、「試す改善案のリスト」を持った状態にすることが、LPOチェッカーの役割です。
よくある質問(FAQ)
Q. LP診断ツールは無料と有料で何が違いますか?
A. 無料ツールは表示速度やヒートマップなど、個別の指標を見ることが中心です。有料ツールは複数の分析をまとめて扱え、改善案の提案やABテストまで同じツールで行えるものが多くなります。
Q. 無料だけでLP診断はできますか?
A. できます。PageSpeed Insights で表示速度を、Microsoft Clarity や User Heat でヒートマップを確認すれば、主な課題の当たりは付けられます。改善案の検証まで1つで進めたくなった段階で、有料ツールを検討すれば十分です。
Q. LP診断ツールの結果はどのくらいの頻度で確認すればよいですか?
A. ヒートマップなどのユーザー行動データは週次で確認するのがおすすめです。表示速度などの技術的な指標は、LPを更新したときと月次の確認で十分です。
Q. LP診断ツールを使えば必ずCVRが上がりますか?
A. 上がるとは限りません。診断ツールは「何を直すべきか」を見つけるためのもので、改善施策を実施してABテストで効果を確かめることでCVR改善につながります。
Q. 表示速度は何秒を目標にすればよいですか?
A. Google の Core Web Vitals では、LCP(表示の速さ)2.5秒以内が良好の目安です。PageSpeed Insights で、自社LPの実際の値を確認しましょう。
Q. ヒートマップツールとLP診断ツールは何が違いますか?
A. ヒートマップツールは、LP診断ツールのうち「ユーザーの行動」を見るタイプです。表示速度の診断や改善案の提案は別のツールが得意なため、目的に応じて組み合わせます。
Q. 「診断型LP」を作るツールとは違うのですか?
A. 違います。この記事のLP診断ツールは、LPの課題を見つけるための分析ツールです。質問に答えると結果が出る「診断型LP(診断コンテンツ)」は、LPの作り方の一種です。
まとめ
LP診断ツールは、表示速度・デザイン・コピー・CV導線・モバイル対応の5つの観点からLPの課題を客観的に見つけるためのツールです。まずは無料の PageSpeed Insights と Microsoft Clarity・User Heat で現状を確かめ、改善案の提案からABテストまで一貫して進めたくなったら有料ツールを検討しましょう。
重要なのは「診断して終わり」にしないことです。診断で発見した課題を改善施策に落とし込み、ABテストで効果を検証し、次の改善に活かすサイクルを続けることで、LPのCVRは着実に向上します。
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CVR改善ならDejam!
Dejamは、LP制作・ヒートマップ分析・ABテスト・AI自動解析をオールインワンで提供するCVR改善特化ツールです。
Dejamが選ばれる理由
- ワンプロダクトで完結: LP制作・ヒートマップ分析・ABテストをすべて単一ツールで完結
- 月額5万円〜利用可能: オールインワンプラン月額5万円〜(PV数に応じた従量課金)
- ISMS認証取得: ISO/IEC 27001:2022 & JIS Q 27001:2023認証取得済み
- 毎週アップデート: 市場トレンドとユーザーリクエストに応じて機能を毎週拡充