この動画の重要ポイント5つ
- 芸能人を使ったファーストビューとCV導線の一体設計は、ブランド認知とコンバージョンを両立している
- 検索機能・閲覧履歴・お気に入りなど、転職サイト特有のUX改善が細かく作り込まれている
- 求人一覧・詳細画面・応募導線まで、一貫して離脱を防ぐUX設計がされている
- 会員登録フォームは項目が多いが、質の高いユーザー獲得を重視した設計思想が見える
- ポップアップやフローティングCTAなど、行動トリガーを意識したCVR改善施策が随所にある
転職サイトのUI/UX評価|全体所感
本動画では、パーソナルキャリア支援系の転職サイトを実際に操作しながら、UI/UXの良い点・改善余地をコンバージョンレート改善の視点で解説している。
単なるデザイン評価ではなく、「なぜこの設計がCVに効くのか」という実務寄りの分析が特徴。
トップページのUI/UX評価|良い点
ファーストビューに芸能人を大きく配置し、CMなどマス施策との一貫性を持たせている点は非常に効果的。
特に、バナーとして終わらせず、その領域内に「会員登録」「年収査定」といった主要CV導線を重ねて配置している点は秀逸。
単に高さを取るだけのFVと異なり、認知と行動を同時に促す設計になっている。
トップページのUX評価|コンバージョンを高める工夫
「1回の登録で完了」「3分で簡単登録」など、ユーザーの心理的ハードルを下げるマイクロコピーが随所に配置されている。
また、「年収査定」という切り口は、転職検討初期のユーザーの関心と非常に相性が良く、CVポイントとして優秀。
求人検索・一覧ページのUI/UX評価|良い点
検索軸(職種・勤務地・条件)や検索窓は、目立たせすぎず必要十分な存在感で配置されている。
検索窓は「使う人だけが使うUI」である前提に立った設計で、UXとして理にかなっている。
また、閲覧履歴がトップページ上で常に確認できる点は、再検索・再訪問時のUX向上に大きく寄与している。
求人一覧ページのUI/UX評価|特徴的な設計
求人カセット単位で情報が整理されており、「会社」ではなく「求人」を軸に探すUXになっている。
左下に表示される「全体の何割を閲覧しているか」という進捗表示は珍しく、ユーザーに探索状況を可視化する良いUX。
ポップアップ表示も、一定のスクロールや滞在行動をトリガーにしており、無差別表示ではない点が評価できる。
求人詳細ページのUI/UX評価|良い点
一覧から詳細ページを別タブで開く設計により、一覧への復帰が容易で離脱率低下に寄与している。
応募ボタンは視認性が高く、かつスクロール状況に応じてフローティング表示されるため、行動機会を逃しにくい。
応募要項・応募方法をタブで切り替える設計も、情報過多によるストレスを抑える工夫として有効。
求人詳細ページのUI/UX評価|改善余地
見出しのフォントサイズがかなり小さく、視認性の面ではやや課題がある。
重要度の低い情報とはいえ、可読性とのバランスは今後の改善余地。
また、給与や条件周りは「情報を出しているだけ」に近く、比較や意思決定を後押しする工夫はまだ伸ばせそう。
会員登録フォームのUX評価|設計思想と課題
入力項目が多く、ユーザー負荷は高め。
一方で、質の高いユーザー獲得を重視している設計とも取れる。
大手サービスでは、初回入力を最小限にし、残りを後続フローやエージェント対応で補完する事例もあるため、分割設計の余地は大きい。
「何分で終わるか」「残り何項目か」といった進捗表示があると、CVRはさらに改善しやすい。
転職サイトUI/UX設計から学べるCVR改善の示唆
本動画を通して一貫しているのは、
「ユーザーの行動を起点に、適切なタイミングで後押しするUX設計」。
ポップアップ、フローティングCTA、履歴表示など、すべてがCVR改善を前提に設計されている点は、他業種のLPやサービスにも応用可能。