この動画の重要ポイント5つ
- 食品ECは「しずる感」がファーストビューの最重要要素
- パーソナライズ診断は“入力難易度”を下げる設計がCVRを左右する
- 診断結果から商品選択への接続導線に改善余地あり
- ボタン配置・優先順位の逆転が機会損失を生む可能性
- LP内フォームはEFO最適化で大きく改善できる
導入|パーソナライズD2Cブランド「FUJIMI」のUI/UX分析
今回は、トリコ株式会社が展開するパーソナライズビューティケアブランドFUJIMIのUI/UXを分析。
FUJIMIは、
・パーソナライズプロテイン
・パーソナライズサプリ
・リゾット・スープなどの食品展開
といったD2Cモデルを展開。
テーマは、
「パーソナライズ診断型ECの入力体験とコンバージョン設計」。
ファーストビューのUI/UX評価|“しずる感”は非常に優秀
食品ECで最も重要なのは、
「いかに美味しそうと思わせるか」。
今回のファーストビューは、
・湯気表現
・冬季訴求
・コラボ訴求
がしっかり設計されており、しずる感は高評価。
改善余地としては、
・動画化(湯気+音演出)
・CTAの直接設置
・自動スライドの停止
などが考えられる。
食品ECにおいて、視覚的本能訴求はCVRに直結する。
トピックス設計のUX評価|コンテンツマーケティング寄り構造
トップ直下にオウンドメディア的記事コンテンツが配置。
・レシピ
・ファスティング解説
・健康情報記事
など、SEO・ブランド蓄積型の構造。
ただし、
・ブランド検索流入ユーザーに対する導線としては弱い
・商品検索導線がやや下部
という課題も。
既存ユーザー向け設計か、新規獲得重視かで評価が分かれる。
パーソナライズ診断導線のUI評価|説明不足が離脱要因に
「3分分析」などの訴求はあるが、
・何が届くのかが即時理解しにくい
・プロテインなのかスープなのか曖昧
・分析後のアウトプットイメージが弱い
という課題がある。
パーソナライズ型ECでは、
「診断後の未来イメージ」を事前に提示することが重要。
例:
・診断後は〇〇が届きます
・味は後から選べます
・途中保存可能
などの安心設計があると理想的。
ボタン設計のUI評価|プライマリーボタンの優先順位逆転
「分析する」がメインCTAであるにもかかわらず、
・ボタンの並び順が逆
・視線導線が分散
している点が指摘。
押させたいボタンは、
・左配置
・視線開始位置
・色強調
の原則に沿うべき。
小さなUI差分が診断開始率を左右する。
診断フォームのUX評価|入力難易度がCVRの鍵
診断フォームは設問数が多め。
課題点:
・残り設問数表示がない
・中間選択肢不足
・戻る導線の安心感不足
特に重要なのは、
「入力難易度をいかに下げるか」。
パーソナライズECでは、
診断完了率=売上の母数。
改善案:
・残り〇問表示
・プログレスバー強調
・途中保存機能
・シェア保存機能
診断結果ページのUX評価|接続導線に改善余地
診断結果は詳細で信頼性は高い。
しかし、
・情報量が多い
・どこで購入に進めばよいか直感的でない
・フレーバー選択が唐突
という接続課題がある。
理想構造:
診断結果
↓
おすすめ商品明示
↓
味選択(モーダルなど簡潔UI)
↓
購入
“停止ポイント”を減らすことが重要。
LP内購入フォームのUI評価|EFO強化で改善余地大
現在はLP内フォーム構造。
課題:
・味選択UIが冗長
・選び直し導線が弱い
・入力項目が多い
改善策:
・味はカードUIで即選択
・選択内容固定表示
・EFOツール導入
・残り項目数表示
特にパーソナライズECは、
通常ECよりフォーム改善インパクトが大きい。
まとめ|FUJIMIのUI/UX総評
強み:
・しずる感あるファーストビュー
・ブランド力
・パーソナライズ設計思想
改善余地:
・診断前の期待設計
・入力負荷軽減
・診断後の購入接続導線
・ボタン優先順位
結論として、
「診断完了率 × 接続設計」が最大の改善余地。
パーソナライズD2Cは、
“診断体験そのものが商品”。
UX磨き込みで大きくCVR改善可能。