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【前編】SILK THE RICH UI/UXをレビュー|マーケティングファームLeanGoのCEO平井が徹底解説!

2026.03.20

UI/UXレビュー動画

この動画の重要ポイント5つ

・強いブランディングは記憶に残るが、CV導線を阻害するリスクがある
・商品一覧は「並び順」と「視認性」で売上が大きく変わる
・カート導線は“直感的に分かるUI”にしないと機能していても使われない
・商品詳細ではCTAの強弱設計が重要(追加 vs 購入)
・AI接客は強力だが「補助導線」にしないと逆効果になる。


シルクザリッチECサイトのUI/UX分析|動画の概要

この動画では、高級シャンプーブランド SILK THE RICH のECサイトを題材に、UI/UXの観点からサイト構造と導線設計を分析している。

主な論点は以下の通り。

・ファーストビューのブランディング設計
・商品一覧(PLP)のUI設計
・カート導線の分かりやすさ
・商品詳細ページのCTA設計
・AI接客(チャット・通話)のUX

特に「ブランディング重視のECにおけるCV導線の弱さ」が議論の中心となっている。


ファーストビューのUI/UX評価|強い世界観と引き換えの課題

シルクザリッチのトップページは、

・ユニコーンを使った独特なビジュアル
・高級感のあるトーン
・非日常的な世界観

が特徴で、ブランディングとしては非常に強い設計になっている。

一方で以下の課題がある。

・クリックできそうな要素がクリックできない
・スライダーUIのインジケーターが誤解を生む
・導線としての役割が弱い

「印象に残る」と「行動しやすい」は別物


商品一覧(PLP)のUX課題|並び順と情報設計

商品一覧では、

・新着順なのか人気順なのか分かりにくい
・ギフトカードが上位に表示される違和感
・テキスト情報が多く視認性が低い

といった課題が指摘されている。

改善ポイント

・「人気順 / 新着順」のソート追加
・価格と説明文の視覚的分離
・カテゴリ分け(シャンプー / ボディなど)

PLPは“探しやすさ=売上”に直結する


カート導線のUX|機能は良いが伝わっていない

一覧ページではアイコンから直接カート追加が可能だが、

・ボタンの意味が直感的に分かりにくい
・一般的なUIと異なるため迷う
・プラスアイコンなどの補助がない

という問題がある。

改善案

・「+」などの意味補強アイコン追加
・テキスト補足(カートに追加)
・アニメーションでフィードバック

「使えるUI」ではなく「理解できるUI」が重要


商品詳細ページのCTA設計|強弱の設計ミス

商品詳細では、

・「カート追加」と「購入手続き」が同じ強さ
・どちらを押せばいいか迷う
・購買導線が分散している

という課題がある。

改善ポイント

・主CTA(購入)を強くする
・副CTA(カート追加)は弱くする
・カート追加後にモーダルで分岐提示

CTAは“優先順位”を明確にしないとCVが落ちる


AI接客(チャット・通話)のUX|未来だが使いどころが重要

サイトにはAIチャット・通話機能が実装されており、

・商品選びのサポート
・悩みベースの提案
・音声対応

など、かなり先進的な体験が提供されている。

一方で、

・いきなり通話は心理ハードルが高い
・誰につながるか不安
・強制導線にすると離脱リスク

という懸念もある。

AIは「迷っている人の補助」に最適


EC全体設計の示唆|D2Cにおけるバランス

このサイトから学べる本質は以下。

・ブランド体験を優先するとCVは落ちやすい
・CVを最適化するとブランドが弱くなる
・両者のバランス設計が最重要

特にD2Cでは、

「世界観 × 分かりやすさ」
の両立が成果を左右する