この動画の重要ポイント5つ
- CVR改善は「派手な施策」よりも、数分で実装できる細かな改善の積み上げが最も効く
- マイクロコピーや入力順など、ユーザーの“最初の一手”を軽くする設計がCVRを左右する
- サービス数が多いサイトほど、メニュー構造と導線整理が成果に直結する
- 資料請求フォームはEFOだけでなく「視線誘導・心理設計」まで踏み込む余地がある
- ABテスト前提で実装→検証→横展開できる環境が、改善を継続させる鍵になる
導入|LANYのホームページを題材にCVR改善を実践検証
本動画は、SEOコンサルティングを提供するLANY(レイニー)のホームページを題材に、
Dejamを提供するリンゴ社・平井氏が実際にCVR改善アイデアを出し、その場で実装可能性まで検討する内容。
机上の理論ではなく、
- 数分〜1時間で実装できるか
- ABテストで数字検証できるか
という「現場で本当にやるかどうか」を基準に話が進む点が特徴。
改善案①|サービス詳細ページのマイクロコピー最適化
最初の改善ポイントは、サービス詳細ページのCTA周辺。
一般的によくある
「無料・◯分で完了」などのマイクロコピーをすべて並べる設計は、
- テキストが長くなる
- 視認性が下がる
という課題がある。
そこで提案されたのが、
「無料」だけを強調し、他の情報は読ませる前提に切り替えるという施策。
結果として、
- 視線が一点に集中
- 可読性が向上
- クリック率向上が期待できる
という、2Cサービスで実績のある改善パターンが紹介される。
改善案②|メニュー構造の整理による迷いの削減
LANYのサイトはサービス数が多く、
メニュー内に情報が密集している点が課題として挙げられる。
具体的には、
- ヘッダーとメニューで表現が一致していない
- サービスと資料導線が混在している
- どれを選べばいいか直感的に分かりにくい
という状態。
改善案として、
- よく問い合わせにつながるサービスだけを前面に出す
- その他は「一覧から探す」に集約
- 人気・成果ベースで出し分ける
という選択肢を減らすUI設計が提案される。
改善案③|資料請求フォームの最初の一問を軽くする
資料請求フォームにおける最重要ポイントとして語られたのが、
「1問目をいかに突破させるか」
という考え方。
具体策として、
- フリーテキスト入力をやめる
- ラジオボタン形式に変更
- 初期状態で1つ選択済みにする
ことで、
「すでに入力が始まっている感覚」を作り、離脱率を下げる施策が紹介される。
HubSpotを使っている場合、
項目の並び替えだけで実装可能という点も現実的なポイント。
改善案④|フォームの視線誘導と心理設計
次の改善は、よりニッチだが効果が出やすい領域。
- フォーム側に明確な見出しを追加
- 「無料」をカッコ書きで明示
- 残り入力数を示し、ゴールを意識させる
さらにHubSpot特有の仕様を逆手に取り、
- ボタン文言を少し長くする
- 結果的にボタンサイズを大きく見せる
という、知っている人しかできない裏技的改善も紹介される。
改善案⑤|離脱防止コンテンツの作り方
フォーム離脱対策として、ページ離脱時のバナー施策にも言及。
重要なのは、
- 「資料の中身説明」では弱い
- 数字・労力・意外性で引っかける
という点。
例として、
- 「この資料、実は◯時間かけて作ってます」
- 時間を分・秒に分解して“すごそう感”を演出
といった、心理的フックを使ったコピー設計が提案される。
まとめ|CVR改善は「1%を積み上げる設計」が最短ルート
動画全体を通して一貫しているのは、
- 大規模リニューアルをしない
- 秒〜分でできる施策を積む
- ABテストで勝ち負けを判断する
という実務視点。
特に、
- フォーム
- メニュー
- マイクロコピー
といった「見落とされがちな領域」にこそ、
最も再現性の高いCVR改善余地があることが強調されている。
この動画から学べるCVR改善の本質
- CVR改善はセンスではなく設計
- 勝率80%の施策を数多く打つ方が強い
- 当たらなかった施策も次の仮説になる
Dejamは、
こうした改善を速く・軽く・検証前提で回すための環境として紹介され、
動画は締めくくられる。