マーケティングDXツール

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ユーザーの動きが色と数字で明確な把握ができ、施策前後の検証が容易に。

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Zenken株式会社

グローバルニッチトップ事業部 吉田 悟 様

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目次

事業内容を教えてください

私たちZenkenは、独自のWEBマーケティングを活用して、ニッチ分野で競争力を持つ企業の集客や採用を支援しています。中堅・中小企業がWEB上でニッチトップを確立し、そのサービスを必要とする顧客とのマッチングを促進することで、日本経済の活性化に貢献したいと考えています。また、まだ知られていないグローバルニッチトップ企業の発掘にも力を入れています。 具体的には、クライアント企業のニッチ市場を徹底的に調査し、その結果を基に専門メディアを制作しています。これにより、ターゲット顧客に対して情報を提供し、クライアント企業の認知度を高め、最終的には契約や購入に繋げる仕組みを構築しています。

LPOを実施するにあたり、どのような取り組みをおこなったのでしょうか?

最も活用しているのはヒートマップ機能です。これにより、毎日LPの熟読率や離脱率を分析しています。 施策前後の変化を細かくチェックし、必要なコンテンツの選定、不要なコンテンツの排除、コンテンツの順序変更を行い、CV改善につながる施策を毎週実施しています。 最近ではABテスト機能も使い始め、現在はアンカーテキストの変更によるクリック率変化を主に検証しています。

取り組み前はどのような課題がありましたか?

以前は無料のヒートマップツールを利用していましたが、機能的な制約により精度の高いデータが得られませんでした。また、Google AnalyticsとGoogle広告のデータだけではCV変動の原因を正確に把握できず、施策後の分析にも明確な仮説を立てにくい状況でした。 そのほか、ABテストツールも導入していなかったため、同じ期間内でのテストが難しく、季節的な需要やトレンドによる影響を受け、同じ条件下での検証が困難でした。

具体的にどのような改善ができましたか?

DEJAMの導入により、熟読率や離脱率を色と数字で明確に把握できるようになり、施策前後の検証が容易になりました。 例えば、あるLPでは口コミの熟読率が高いにも関わらず、口コミに到達するまでに多くのユーザーが離脱していることがわかりました。 そのため、口コミをページ上部に移動したところ、CVRが1.26%から7.48%まで向上しました。 ABテストはまだ試行錯誤の段階ですが、ノーコードで編集可能であり、複数パターンのLPを同時期にテストできるため非常に役立っています。

工夫したポイントを教えてください

分析データに疑問を持つことが重要です。たとえデータが口コミの高い熟読率を示していても、それが本当に読まれているためかどうかを常に考えます。文字サイズが小さかったり、行間が狭かったり、UIに問題があることでユーザーがページに長く留まる可能性もあります。熟読率だけでなく滞在率も考慮し、高い熟読率にもかかわらずその後の離脱率が高い場合、前述のような原因があるかどうかを疑っています。改善例で挙げたLPに関しては、口コミが終わった後も離脱が緩やかだったため、興味を持って読まれていると仮定し、施策を実施したところ、CV改善に繋がりました。

今後の展望は?

今後もDEJAMを使用し、LPのCV改善を積極的に進めていく予定です。 また、現在は私が主にDEJAMを使った分析・検証を行っていますが、他のサイト運用ディレクターや営業スタッフにも使用方法やメリット、具体的な改善事例を共有していきたいと考えております。これにより、会社全体でのツール活用を促進し、CV改善の環境を整えていきたいと考えております。

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会社名:Zenken株式会社

URL: https://www.zenken.co.jp/